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【取材】京都で気の向くままに過ごす、3組限定のデザイン空間
クローズアップ

【取材】京都で気の向くままに過ごす、3組限定のデザイン空間 MALDA KYOTO(京都府/烏丸御池)

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国内外から多くの観光客が訪れ、年間を通して賑わいをみせる京都。個性豊かなデザイナーズホテルや京都ならではの町家をリノベーションした宿など、様々な宿がオープンする中、独自の世界観で心安らぐ滞在を叶えてくれるスモールホテルが誕生しました。

京都・姉小路通沿いに佇む、スタイリッシュな建物。「MALDA KYOTO」は、環境に配慮し、自然素材を使った手仕事のものづくりを追求した「ヨーガンレール」によるライフスタイルブランド、「ババグーリ」の世界観を体感できる宿。至るところに、暮らしやものづくりに対する哲学、美意識を感じられます。

今回は私、編集部のmikaが、設計を担当された建築家・藤本信行氏ご案内のもと取材をさせていただきました!
ホテルの固定観念を取り払った、「MALDA KYOTO」の魅力をご紹介いたします。

建物は、築約50年のビルをリノベーション。1階はカフェ、2~4階が客室になっています。
カフェでチェックインを済ませたら、スタッフの案内でお部屋へ向かいましょう。

五感全てで心地良いシンプルな客室

1フロア1室という贅沢な造りの客室は全3室。「赤(AKA)」「青(AO)」「墨(SUMI)」と、テーマカラーが設けられています。
お部屋の色の階数ボタンが可愛らしく、早速心を掴まれてしまいました!

今回見せていただいたのは、最上階にある「墨(SUMI)」。墨色に塗られた重厚な扉に、お部屋の名前が入っているのが可愛らしいですね。

扉を開けてまず驚いたのは、室内の明るさ!
お部屋の奥まで続く大きな窓からはたっぷりと光が差し込み、白いカーテンが受け止めることで、優しく室内を照らしています。

間取りは3室とも同じ、広々とした60平米のワンルーム。最上階の「SUMI」だけ天井が少し高くなっています。
「洗い出し」という技法で仕上げられた床は足触りがとても気持ちよく、素足で歩きたくなってしまうほど。床暖房が入っているので、冬でも快適に過ごすことができます。

テーマカラーが用いられているのは、左官仕上げの壁と、ベッドカバーやラグなどの小物類。
床の色は全室共通なのですが、「SUMI」では、ワントーンでコーディネートをしたかのように統一感を生んでいます。

お洒落なデザインのハンガーは、針金のハンガーに布を巻いたもの。見た目の良さと、衣服が滑り落ちにくいという機能性も備えています。

ローチェアとデイベッドも、お部屋のテーマカラーに設えられています。

テーブルの上には、ポストカードと、カフェでも販売しているクッキーが。砂糖・卵・乳製品不使用の素朴なクッキーは、お土産に購入される方も多いのだとか。

目覚めに白湯を飲んだり、フルーツを食べたり、それぞれの人の習慣を尊重できるようにと、ミニマムなキッチンも備わります。空間に馴染む独特の風合いは、水道の配管すらお洒落に見えてしまうから不思議ですね。

電気ケトルまでもカウンターに埋め込み式になっており、コードはおろか、ケトルを置くと台座はほとんど見えません。
細部にわたる配慮によって、空間の洗練さや心地良さが生まれるのでしょう。

「AKA」も少しだけ見せていただくことができたので、一部ご紹介。色の違いだけで、雰囲気ががらりと変わります。

写真ではとてもインパクトがありますが、実際に見てみると女性的な優しい雰囲気で、藤本氏もお気に入りのお部屋なのだそう。

随所に散りばめられたこだわりのアイテム

室内には、ババグーリ製品をはじめとするこだわりのアイテムが散りばめられています。

例えば、ベッドサイドのペンダントランプ。宙吹きによって形作られ、形や色のグラデーションはひとつとして同じものはありません。柔らかい光が、安眠を誘ってくれそうですね。

インドのカーディーコットンで作られた部屋着は、肌触りが良く着心地も抜群。ショップでも人気のアイテムなのだそう。

陶器の急須とカップは持ってみるととても軽く、機能的なことがわかります。ホテルの客室では見ないような繊細なアイテムが置かれているのも、この宿ならでは。オリーブのカッティングボードは、それぞれに個性のある一点物です。

ペットボトルの水を置かない代わりに、館内の水は全て浄水をつかっているのもこだわりのひとつ。近くの「玉屋珈琲店」のオリジナルブレンドや、ショップで販売している「三年番茶」も、口当たりの柔らかい浄水で淹れれば、一層美味しくいただけることでしょう。

ユニークなデザインのトレーは、なんと藤本氏の私物!古材から作られたもので、穴はもともと開いていたのだそう。
「こういったものを自分で探しに行くのが好きで、ちょうど良かったのでマルダにあげちゃいました。」と、笑いながら話されていたのが印象的でした。

特筆すべきは、こちらのタワシ置き。ヨーガンレールのデザイナーが作成した、まさに一点物中の一点物です。
気に入ったものがなければ自分で作るという発想に、空間へのこだわりや、快適に過ごせるようにという想いが感じられました。

バスルームには、オーガニックコットンのタオルと、天然素材で作られた無添加石鹸などのバスアメニティが揃えられています。タオルは手触りの良さはもちろん、端にフリンジが付いているなど、自宅で使いたくなってしまうほど。
どれも実際に使ってみることで、その良さをより感じられることでしょう。

お部屋でいただく、有機野菜料理の朝食

朝食は、お部屋にお届けするスタイル。ヨーガンレールの社員食堂から受け継いだ、手作りの有機野菜料理です。まるで自宅で過ごすかのように、朝の光を浴びながらゆっくりといただきましょう。

野菜をふんだんに使用し、オリジナルの木の器に盛りつけられた料理は見た目にも鮮やか!温かいものを温かく食べていただけるように、ご飯やスープを御櫃や鍋で提供してくれるのは嬉しい配慮ですね。
マルダシルクという黄金色の繭から名前をいただいたという「MALDA」。木の器は、繭の形である楕円をモチーフにしています。

取材を終えて、「アートは本当に感度の高い人にとっては余計なもの。感度の高い人には自分の好きなものがあるので、余計なアートは置いていません。」と話されていた藤本氏の言葉に、とても説得力を感じました。シンプルを極めた洗練さは見ているだけで心地良く、その不思議な魅力が、訪れる人を癒してくれるのでしょう。
ぜひ次回は宿泊して体験してみたいと思わせてくれるような、こだわりが詰まった宿でした。

MALDA KYOTO

MALDA KYOTO

京都府/烏丸御池

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更新日時2020.03.03 10:40

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