FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

【滞在記】老舗料亭を改装した祇園のラグジュアリーホテルで、和の風情や美食に浸る上質なひととき
クローズアップ

【滞在記】老舗料亭を改装した祇園のラグジュアリーホテルで、和の風情や美食に浸る上質なひととき そわか SOWAKA(京都府/祇園)

京都を代表する繁華街である祇園に佇む「そわか SOWAKA」は、かつて老舗料亭だった築110年以上の建物を改修して誕生したラグジュアリーホテルです。建物が紡いできた歴史を堪能することはもちろん、一流のおもてなしや美食を満喫する、まさに贅を尽くした滞在の様子をご紹介します。

1.築110年以上の元料亭を再生した、歴史を紡ぐホテル

京都府祇園に佇むスモールラグジュアリーホテル「そわか SOWAKA」。「八坂神社」までは徒歩約3分などと観光地の中心にありながら、暖簾をくぐると風情と静寂を感じる空間が広がります。玄関へは石畳を通って。ゲストの到着前には必ず打ち水をするそうです。

アプローチの先にあるのは、名数寄屋建築で知られた老舗料亭「美濃幸」を大規模改修した本館です。建物が建築されたのは大正時代後期。柱や廊下など、なるべく当時のものを残しつつ改修されたそうです。歴史を感じる玄関を入ると、上品な香りが漂い、スタッフの方々が温かく迎え入れてくれました。

チェックインの手続きは、畳張りのロビーラウンジにて。履き物は玄関で脱ぎ、館内では一部の施設を除いて履き物を履かずに移動ができるので到着早々リラックスできました。ウェルカムドリンクに“そわかをイメージしたフレーバーティー”で、アールグレイティーに緑茶の香りづけがされた夏のウェルカムティーをいただきほっと一息。これから始まる滞在に胸が高鳴ります。

2.見事な中庭を満喫できる客室で、癒しのステイ

今回宿泊した「本館103:ガーデンビュー デラックス ハリウッドツイン」は、広さ約54平米の客室です。中に入るとまず目に入る縁側やガラス戸からは、この建物が紡いできた歴史を感じます。ガラス戸の外に広がるのは見事な中庭。景色はもちろんのこと、鳥のさえずりや水の音に深いやすらぎを覚えました。

客室は二間続きで4畳ほどの部屋の奥に寝室があります。ふすまを開けてまず驚いたのが、手書きのお手紙のほかフルーツやケーキ、シャンパンなどが用意されていたこと。スタッフの方々のおもてなしに心が温まりました。ハネムーンや誕生日などの滞在ではこうした特別な演出をしていただけるとのこと。特別な日の宿泊の際は、ぜひ事前に相談してみてください。

主寝室は、料亭時代に会食用の個室として使われていた部屋です。床の間や欄間をはじめ当時の建築様式が多く残されていて、和の風情を感じます。ベッドに寝転びながら中庭を眺める贅沢さえ叶うでしょう。京都の老舗寝具メーカー「IWATA」の高級天然毛を使ったマットレスが上質な眠りへと導いてくれます。

ベッドの奥のふすまを開けると、ミニバーやクローゼットが現れます。冷蔵庫の中にあるジュースやお茶、アルコール類などは、すべて宿泊料金に含まれています。

洗面台はダブルシンクで、隣にはひのき風呂が備わります。大人がゆったりと足をのばせる広さがあり、ひのきの香りを感じながらくつろぎのバスタイムを過ごせました。スキンケア用品や石けん、シャンプー類は京都の祇園に本店を構える「かづら清老舗」のものを採用しています。

パジャマはセパレートタイプのものが用意されています。また、宿のロゴが入ったグリーンのトートバッグは宿泊中、外出時などに使うことができます。館内での移動や観光の際に重宝しそうですね。

3.同じデザインがひとつとない、バラエティ豊かな客室

23室すべてのデザインが異なる「そわか SOWAKA」の客室。滞在の度に違った空間を楽しめることも魅力です。「本館104:メゾネット茶室付 デラックス ハリウッドツイン」は、メゾネットタイプの客室。1階には寝室や、中庭に面した茶室があります。ほかにも当時水場として利用されていた場所がそのまま残されていて、かつて老舗料亭だった建物の趣を独り占めできるような贅沢な空間でした。

階段を上がるとバスルームがあります。窓を開けるとすぐそばにはもみじがあり、景色は迫力満点です。秋の紅葉をはじめ四季折々の表情を見せる中庭を望みながらリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

本館に隣接した現代的な和風意匠の新館には、12室の客室が備わります。ホテルの開業に合わせて新築された新館は上質でダンな空間。一方で料亭時代の調度品が置かれるなど和の要素も散りばめられています。本館とはまた違った滞在を楽しめるでしょう。

「新館202:坪庭ビュー 畳間付 デラックス キングベッド」は、新館の中でもスタンダードな客室。宿泊は、本館の客室は12歳以上の方のみ可能ですが、新館の客室は年齢制限がないため、ファミリー層にも人気があるそうです。畳の寝室とフローリングのリビングが一続きになっていて、子どもと一緒でも安心して過ごせますね。

モダンな造りのバスルームには、ひのきの浴槽の隣に大きなガラス窓が設けられています。新館では、どの客室からも緑が見える設計になっているそう。アメニティの種類やミニバーの内容は本館と統一されています。

4.充実の館内施設で、京都の魅力を堪能

本館の屋上には、ルーフバルコニーが設けられていて宿泊者は自由に利用が可能です。近隣に景色を遮る建物がないため、京都の街並みを360度見渡せるのが魅力。ドリンクとともに景色を眺めて過ごす宿泊者の姿も見られました。

チェックインの際に訪れたロビーラウンジでは、毎日17時から18時まで日本酒などが振る舞われます。この日は京都の日本酒「稼ぎ頭」。フルーティで、濃厚ながらもさっぱりとした後味でした。アルコールが飲めない方にはノンアルコールのモクテルも用意。こちらはひのきがふんわりと香るさわやかな味わいです。

5.ゲストへの思いと、こだわりが詰まった夕食を堪能

夕食は、宿併設のレストラン「祇園ろか」にて。“−あなただけの和⾷− を贅沢に。”をコンセプトに、ゲスト一人ひとりの目的や想いに寄り添った唯一無二の心に残る和食を届けています。夕食でいただけるのは、調理法や美しい器、おもてなしの心など“和食の深き魅力”を詰め込んだオリジナルの会席コース。旬の食材をふんだんに織り込んだ、こだわりの品々を堪能しました。

宿泊者には名前入りの箸が贈られます。宿の粋な計らいに思わず心が躍りました。食事の先付けはフォアグラの茶わん蒸しです。心地よい甘さでふんわりとした食感の茶わん蒸しの上には枝豆のソースがかかり、こしょうの塩漬けがアクセントに。季節の前菜は4種類。秋鮭香煎揚げは、ふわりとした鮭と、柿の種を使った衣のザクザクとした食感のコントラストを楽しめ、自家製のタルタルソースがよく合います。京都の合鴨はイチジクとクリームチーズとともに。旨みが口いっぱいに広がりました。

旬のお造りは、目の前でさばかれたものをいただけます。ライブ感を味わいにテーブル席からカウンター席へ移動してこの様子を眺めるゲストもいました。この日は明石産の鯛に紋甲イカ、京都府伊根町で獲れたマグロの大トロ・中トロ・赤身。金山寺味噌や、濃厚なトリュフのペーストなどと合わせて異なる味わいも楽しめます。

焼物は金目鯛の塩麹焼。ふっくらと焼き上げられた金目鯛を、京都産のとうもろこしのソースとともにいただきましょう。粉末状のからすみがアクセントとなっていて、完食後に名残惜しく思うほどおいしかったです。蟹湯葉巻きは、ブリーチーズやエビを使ったソースとともに。添えられているのは、オクラやニンジンなど5種類の野菜の葉です。葉からそれぞれの野菜の味がしっかり伝わることに衝撃を受けました。

メインは近江牛で、ステーキとすき焼きから好みの食べ方を選択できます。今回は、すき焼きで。肉はもちろん美味しく、一緒にいただいた奈良県産の大和青ナスはトロリとした食感が印象的でした。

お食事は、季節に合わせた2種類のご飯から選択でき、今回は松茸と地鶏を使ったご飯を。滋賀県の雲井窯で作られた特注の土鍋を使って、1組ごとに炊き上げます。大きな松茸は炊き上がる直前に刻まれ、ふんだんに土鍋の中へ。松茸の芳醇な香りと鶏の甘みを一度に感じられる贅沢なひとときでした。一人ひとりに寄り添った料理をいただけることもこのレストランの魅力。ヴィーガンや苦手食材などにもきめ細やかに対応してもらえます。

6.夜にしか味わえない、宿の魅力を満喫する

夕食の後は、本館に備わるバーで飲みなおすのはいかがでしょうか。元々料亭で使われていた一室を改装したバーは、情趣漂う落ち着いた雰囲気です。中庭を眺めながらくつろぎのひとときを過ごせるでしょう。この滞在の思い出を語らうのにぴったりですね。

部屋に戻ると外はすっかり暗くなり、中庭がライトアップされていました。昼間とは一味違う幻想的な風景にうっとり。客室内にはテレビはなく、静寂の時間を過ごせます。

夕食時に客室のターンダウンサービスがあり、文香が用意されていました。文香の優しい香りに癒やされたり、客室に備わる「おりん」の音で精神を整えたり。自然とデジタルデトックスができました。ベッドサイドには照明やブラインドをコントロールできるパネルやコンセントがあります。風情と快適さを兼ね備えた客室で、終始心地よく過ごせるでしょう。

7.丁寧に作られた朝食で、気持ちよい一日のスタートを

朝食は、夕食と同じ「祇園ろか」にて。和食のおかずは三段重や小鉢など品数豊富で、味や食感のコントラストも楽しめました。日ごとに献立が変わり、この日の焼き魚は銀鮭。骨や皮が丁寧に取り除かれ、身はふわふわです。京豆腐をはじめ京都ならではの品を朝から堪能できることも嬉しいですね。

ご飯は、全国から厳選されたブレンド米の炊き立てをいただきましょう。おかずなしでも濃厚な味わいを楽しめます。おかわりはぜひともお茶漬けで。鰹節の旨みたっぷりのあつあつの出汁と薬味をあわせてさらりと完食しました。

朝食は、洋食も選べます。バリエーション豊かなパンに、サラダやチョイス可能な卵料理。和食も洋食も魅力的で、どちらにするか迷ってしまいますね。ドリンクは日替わりのヘルシードリンクのほか、コーヒーや紅茶、ジュースなど幅広いラインナップです。

あっという間にチェックアウトの時刻。温かくおもてなしをしてくださるスタッフの方々が、滞在を特別なものに彩ってくれました。ここでしか体験できない、贅を尽くした滞在を叶えに「そわか SOWAKA」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

00002668

そわか SOWAKA

京都府/祇園

この記事が気に入ったらシェア!

エリアから探す

人気のエリア

全国のエリア

人気のテーマ特集