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【滞在記】愛媛・道後の「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」で最上級スイートからの絶景と美食を満喫
クローズアップ

【滞在記】愛媛・道後の「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」で最上級スイートからの絶景と美食を満喫 瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新(愛媛県/道後)

愛媛県・松山空港から車で約50分の場所に佇む「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」は、全7室のラグジュアリーホテルです。有名建築家・安藤忠雄氏が手掛けたことで知られるこちらの宿。今回は、一休コンシェルジュ編集部が実際に滞在した様子をお届けします。

愛媛県・松山の高台に立つ、建築美とアートに彩られたラグジュアリーホテル

建物外観 一例
エントランス

「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」があるのは、瀬戸内の絶景を望む小高い山の上。松山市街地や、愛媛県の有名観光地・道後温泉街からは車で30分ほどの場所に位置しています。

作庭家・小野豊氏による瀬戸内の凪をイメージした苔アート「凪」(上)と、パブリックスペースの庭「流転」(下)

宿の大きな魅力のひとつでもあるのが、有名建築家・安藤忠雄氏が設計したシンプルかつスタイリッシュな建築美と、アート作品の融合。かつて「エリエール美術館」であったこの建物、ラグジュアリーホテルとして生まれ変わった今もなお、様々なアーティストの作品を楽しむことができます。

ペインター・Tsumichara(ツミチャラ)氏の作品「BANANA X」

個性豊かなアート作品に迎えられながら、チェックインラウンジへ向かいます。

みかんジュースとシャンパンを合わせたカクテル「ミモザ」もおすすめ

大きな窓が印象的なチェックインラウンジ。ウェルカムドリンクとして、愛媛県ならではのみかんジュースやシャンパンからお好きなものを選べます。ひと息ついたところで、早速客室へ向かいましょう。

宿の代名詞、最上級の絶景客室「THE AONAGI スイート」

最上階にある「ROOM 1501」が「THE AONAGI スイート」

宿には「本館」に2室、さらに「別館」に5室の客室が備わります。今回私たちが滞在したのは、宿内の最上級客室となる「THE AONAGI スイート」。本館5階にあり、1フロアを占有する贅沢なシグニチャースイートルームです。

1階部分からの眺望

約170平米でメゾネットタイプの室内には、1階部分にリビング、2階部分にベッドルームとバスルームが備わります。

2階からの眺望

2階部分にまで及ぶ、高さ8メートルの大きな窓からは、山の自然と瀬戸内海を一望。唯一無二ともいえる、この宿ならではの絶景を堪能できます。

バルコニーへ出る際は、壁にあるスイッチを押すと窓が全自動で開く仕組み。
雲が晴れた合間を見て外へ出ると、目の前に広がる壮大な景色に思わず声をあげてしまいました。

ナチュラルな色調で統一した空間には、ハイセンスな家具やインテリアを配置。窓から望む絶景を引き立てる、さりげなさも魅力です。

階段を上がった先にはゆとりのあるベッドルームが。ベッドに横になった状態でも、窓からの絶景を眺めることができます。

椅子もあり身支度がしやすい広々とした洗面台
浴槽の足元には木製の踏み台が

ベッドルームの奥には、2ボウルの洗面台とバスルーム。浴槽はジャグジータイプでよりリラックス感のあるバスタイムが叶います。

室内をひと通り見たところで、アメニティ類をチェックしていきます。バス&シャワーアメニティは、ホテルのスパでも使用されているオリジナルプロダクト「ALL THAT SPA」で統一。瀬戸内のレモンから生まれた、心安らぐ香りが特徴です。

スキンケアアイテムには「MiMC(エムアイエムシー)」を採用。洗顔せっけんから美容液までがセットになった、嬉しいラインナップです。

ドライヤーは人気ブランドの「Dyson(ダイソン)」。珍しい専用ボックスに収められており、高級感がありました。

バスローブに加えタオル類も多めに用意。愛媛県ならではの今治タオルで揃えられていました。ルームウェアは、ホテルオリジナルのもので着心地も抜群。ナイトタイムにぴったりの質感でした。店頭、ECサイトでも販売予定とのこと。

インテリア性抜群のBluetoothスピーカーは、音質の良さが魅力

リビング奥には、コンパクトで持ち運びができるタイプのテレビが置かれています。お洒落なBluetoothスピーカーは「Harman Kardon(ハーマン・カードン)」の「Aura Studio 3(オーラスタジオ3)」。

ミニバーには、砥部焼のカップや地元の文化を感じるお菓子が。コーヒーミルがあり、挽きたての豆でコーヒーを淹れられるのは嬉しいところ。

冷蔵庫の中にあるものはすべてフリー。愛媛県や瀬戸内ならではのアイテムが揃います。
別途ルームサービスとしてアルコール類なども注文可能。

ミニバーの奥にはデスクスペースが。
横のすりガラスから自然光が入るため、ここでのんびり読書をするのも良さそうです。

自然を満喫!リピーターの多い「半露天温泉スイート フォレストビュー」

宿を代表する客室というと、やはり「THE AONAGI スイート」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は温泉を楽しめる客室も根強い人気があるとのこと。
今回は「別館」の1階にある「半露天温泉スイート フォレストビュー」も見学させていただきました(※予約時、階数指定は不可)。

眺望一例 季節ごとに変わる自然の表情を満喫できる

やや北欧感のある、温もりに満ちた室内。100平米超えと十分なゆとりがあり、静けさの中で自然を間近にする眺望が魅力です。実はこちらの客室、バルコニーから桜や紅葉を楽しめるそう。室内でお花見や紅葉狩りができるのは、かなり贅沢。

客室奥には温泉の半露天風呂を備えたバスルームが。ゆったりとした浴槽は半分が浅くなっており、寝湯もできる造り。窓が半分開いているため、鳥のさえずりや木擦れの音をBGMに湯浴みを楽しめます。リピーターが多い温泉付客室、ぜひチェックしてみては。

「アートラウンジ」でドリンクを傾けながらチルタイム

客室を見たあとは、2階にある「アートラウンジ」へ向かいました。その名のとおりアート作品が目を引くラウンジ。抽象画や彫刻で知られるアーティスト、フランク・ステラ氏の鮮やかな絵画が飾られています。

迫力のある「THE BEATLES」のタペストリーは、今治タオル製のユニークなアイテム

心地よいジャズが流れる空間には、高級サウンドシステムが置かれています。
棚にびっしり収められたレコード、気になるものがあればスタッフさんにお願いして流すこともできるのだそう。

至るところに安藤忠雄氏の書籍も置かれています。

ラウンジ内では、ワインやジュース、コーヒーといったドリンクが自由にいただけます。
この日は“和製グレープフルーツ”とも呼ばれる河内晩柑(かわちばんかん)のジュースと、スパークリングワインなどが。滞在の合間、気分転換に訪れてみてはいかがでしょう。
(※利用時間:6時~24時、日によって利用できない場合あり)

宿のシンボル、瀬戸内の絶景を望む「インフィニティプール」

続いては「アートラウンジ」の横にある「インフィニティプール」へ。約30メートルのプールは、建物から迫り出した独自の造りが安藤氏ならでは。

サンセット時の「インフィニティプール」一例
インフィニティプール全景 一例

宿のシンボルとも言える「インフィニティプール」はフォトスポットとしても大人気で、天候によってはまさに非日常の絶景に出会えるかもしれません。

愛媛県の魅力を料理で満喫、ダイニングでいただく至福の夕食

ライトアップされた水盤が、落ち着きあるディナータイムを演出

日が沈んだあとは、お待ちかねの夕食へ。ダイニングにはカウンター席とテーブル席が用意されており、今回はおすすめしていただいたカウンター席を選びました。

2月の御献立

ダイニングでは、季節の恵みや土地の歴史を感じる懐石料理を提供。“瀬戸内のショーケース”をコンセプトのひとつに掲げたコースで、瀬戸内を旅するような食体験を叶えてくれます。

「昆布船盛り」は昆布の旨味と香り、麦みその甘味が絶妙

1品目は、地元愛媛県のもち米を使用した「飯蒸し」と「昆布船盛り」。「昆布船盛り」は船のかたちをした昆布の中にシラサエビやホタテ、お野菜が入ったもの。宇和島の甘いむぎ味噌のピューレに食材を浮かべたような仕上がり。

前菜らしく優しい味わいの一品でコースがスタート

「飯蒸し」は、魚介類をもち米とともに蒸した料理。もちもちとした米の食感と、ヒラメの上に乗ったわさびがアクセントになっています。

お出汁にはマグロ節を使用、ほっこりとした気分になります
出汁と食材の旨味が凝縮した一品に、柑橘が爽やかさをプラス

続いては「とら河豚土瓶蒸し」。先におちょこでお出汁をいただいてから蓋を開け、柑橘を搾って味わうスタイル。

3品目は「本日のお造り盛り合わせ」。大間のマグロとサワラに加え、金色のお皿にはアオリイカとカワハギが。

塩味の強い「黒め塩」は白身魚との相性が抜群

カワハギは下の段が昆布締めで、上の段は肝添えに。お醤油のほか、海藻からできた宇和島産の「黒め塩(くろめじお)」も用意。様々な味わいを楽しめました。

グリーンの餡が華やかで、スパイシーなハーブの味わいは新鮮!

次は「白子の泡雪仕立て」。金目鯛の上に、白子のメレンゲを乗せた一皿です。
柔らかな苦みがアクセントの菊菜餡に、ジャガイモのピューレを合わせて。横に添えられたカラスミと大根が、メインを引き立てていました。

「ヤガラ山葵昆布揚げ」の上には、大きなアスパラ菜の天ぷらが

5品目は「鮑瞬間蒸し」と「ヤガラ山葵昆布揚げ」。愛媛県で獲れたヤガラという魚を、山葵風味の海苔の佃煮とカダイフで巻いて揚げたものです。サクッとした食感はもちろん、佃煮の塩味とヤガラの味わいが絶妙にマッチ。ポン酢に生姜や玉ねぎを加えた特製ソースはお好みでどうぞ。

歯ごたえと柔らかさが最適な状態となる時間を考え抜いた「鮑瞬間蒸し」。旨味が閉じ込められているうえ、硬くなり過ぎず鮑の歯ごたえと弾力を存分に楽しめました。

別途ティーペアリングの用意も、気になる方はお声掛けを

料理と合わせていただく飲み物は、ソムリエさんのおすすめを。プランによってはペアリング付のものもあるので、要チェックです。

「根菜美味小鍋」という料理名どおりの、記憶に残る逸品

コースも終盤に差し掛かり、メインで登場したのはお鍋!小ぶりのお鍋を満たすのは、牛蒡と豆乳を合わせたスープ。スープ自体に使っている素材はシンプルですが、その奥深い味わいに感動!愛媛県産和牛のほほ肉もとろとろに仕上がっていました。

土鍋で混ぜ合わせているときの香りもたまりません
食べきれない場合はおむすびにしてくれるので、お夜食にもぴったり

コースを締めくくるのは、伊予産のお米「ヒノヒカリ」と天然鯛を合わせた炊き込みご飯。
出汁の旨味が染み込んだお米に、梅肉と大葉が爽やかさをプラスします。優しい味のごはんに赤出汁のお味噌汁でほっこり。

最後にデザートをいただきコースが終了。それぞれの料理はもちろん、料理長やスタッフの方が調理法や愛媛県産食材について話してくださるため、より満足度の高いディナータイムとなりました。

客室に戻る途中、1階のレセプション横にある「ホテルショップ」へ。宿のオリジナル商品をはじめ、瀬戸内や愛媛県の特産品が並んでいます。お土産にもぴったりなので、チェックアウト前に立ち寄るのもおすすめ。

夜は「プライベートプール&サウナ」でリフレッシュ

更衣室とプール&サウナエリアがひと続きに

食後はお腹を落ち着かせてから、通年で利用可能な「プライベートプール&サウナ」を体験。広々とした室内がすべて貸切という贅沢さで、ワクワク感が止まりません。

シャワールームが付いた更衣室には、レンタル用の水着やゴーグル、アメニティ類も揃っており、手ぶらで立ち寄れるのが嬉しいポイント。

プールエリアはやや照明が落とされており、リラックス感満点。奥のジャグジーにはなんと温泉が注がれているため、貸切風呂のような気分で使うのも良さそうです。

室内温度は約94度!

サウナ室も本格的で、人の出入りが少ないことから室内もしっかり温まっていました。
更衣室にサウナマットがたっぷり置かれていて、ユーザーの目線をしっかりとらえているのもさすがです(※プライベートプール&サウナの利用は、要事前予約・有料)。
スッキリとリフレッシュしたあとは、客室へ戻って音楽をかけながらリラックス。
温泉の効果もあってか、身体もぽかぽかでぐっすり眠れました。

鯛しゃぶをメインにした和御膳で贅沢な朝食時間

翌日は、起き抜けの身体に嬉しい和御膳の朝食でスタート。夕食と同じくダイニングでいただきます。

六角形の器には「柚子唐辛子」が

朝食のメインとなるのは、鯛しゃぶ。そのままでも美味しい鯛を、味が付いたお出汁にサッとくぐらせていただきます。

優しいお味の鯛しゃぶですが、おすすめの柚子唐辛子を少し添えることでピリッとした辛さを楽しむことも。朝から鯛しゃぶがいただけるなんて、贅沢過ぎる目覚めのひととき。

愛媛県の特産品であるじゃこ天や、松山あげが入ったむぎ味噌のお味噌汁、内子産の「イヨエッグ」を使った出汁巻き卵など、夕食と同様に朝食も一品一品で地元の魅力を感じられるラインナップ。個人的に、今回の滞在でむぎ味噌がお気に入りになりました!

「THE AONAGI スイート」眺望 一例

絶景宿の代名詞として知られる「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」。
今回の滞在を通じて、建築美や絶景だけでなく、地元産の食材が織り成す美食など様々なかたちで愛媛県の魅力に触れることができました。

“一度は行きたい”と憧れる方も多いラグジュアリーな宿。瀬戸内に流れる穏やかな時間を体感しに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新

愛媛県/道後

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