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【取材】道後温泉に佇む全6室の老舗旅館「道後温泉 旅亭 うめ乃や」で、しっぽりと名湯を楽しむひととき
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【取材】道後温泉に佇む全6室の老舗旅館「道後温泉 旅亭 うめ乃や」で、しっぽりと名湯を楽しむひととき 道後温泉 旅亭 うめ乃や(愛媛県/道後温泉・奥道後温泉)

松山空港から車で約30分の場所にある「道後温泉 旅亭 うめ乃や」は、風情溢れる数寄屋造りの大人限定の隠れ宿。静かで落ち着いた雰囲気ながらも、「道後温泉本館」までは徒歩圏内と、観光にも便利な立地です。宿の滞在も、観光も満喫したい方にぴったりです。この宿の魅力を取材しました。

アクセス抜群の立地に佇む、大人限定の静かな隠れ宿

創業85年、数寄屋造りの趣を誇る旅館「道後温泉 旅亭 うめ乃や」。手入れの行き届いた見事な庭園や、古くから伝わる設えが、どこか昔懐かしい穏やかな気分にさせてくれます。客室は全6室で、心地よいひとときを過ごせる大人の隠れ宿です。(13歳以上の方のみ宿泊可)

宿から徒歩約8分の道後温泉駅までは、松山駅前駅から電車で、愛媛県の玄関口・松山空港からバスなどでアクセスが可能です。土産店やご当地グルメを堪能できる飲食店が立ち並ぶ商店街や「道後温泉本館」などへ宿から徒歩で行けるため観光も満喫できます。

靴を脱ぎ玄関に上がると、すぐ広がるのがゆとりのあるロビー。築100年以上を誇る建物の名残を感じる和の設えに、到着早々、心がすっと和むような居心地のよさを感じました。

チェックインは15時から。大きな窓の前にある座り心地のよい「ジョージ ナカシマ」の椅子に腰を掛けて庭を眺めながら、ゆったりと手続きができます。ゲストは最大でも6組のため、混雑することはありません。

ウェルカムドリンクは愛媛県産のみかんジュースで、その時々でみかんの種類は変わるそうです。この日は「紅まどんな」という品種で、甘く濃厚な味わいでした。地元の老舗菓子店「山田屋」のまんじゅうとともにいただけ、チェックイン直後から愛媛らしさ”を堪能しました。

一部の客室や共用部分には愛媛県出身の作家による作品が飾られています。

【客室①】大きな窓から望む景観が自慢、リピート率トップの部屋

6室ある客室は、それぞれ個性が光る部屋ばかりです。今回はこのうち2つの客室を案内してもらいました。

6室の中で、リピート率が最も高いという「【~鶯~】8畳+控えの間3畳(温泉檜風呂付)」。定員2人の角部屋で、夫婦やカップルがゆったりと過ごすのにぴったりです。

宿の中庭や、隣接する「道後公園」を望む2面の窓からの眺めは圧巻です。季節によって庭の梅や、公園の桜を楽しめるそう。素晴らしい景色を見るために、またこの部屋を訪れたくなるのもうなずけるほど、見事なパノラマでした。

窓から差し込む光も心地よかったです。縁側のソファに座り、網戸越しに外の空気を感じながらゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。

この部屋だけでなく、ほかの客室や共有部分でも歴史ある書を見ることができます。

ここは河東碧梧桐の甥・俊太郎が下宿した部屋。甥のもとを訪れた際に残した、碧梧桐の書などが飾られています。

部屋に備えてある、小物を入れるのに丁度よいサイズのかごバッグ。宿から「道後温泉本館」までは徒歩約6分とアクセス抜群なので、このバッグを持って湯めぐりをすることも叶います。(持ち帰り不可)

リニューアルしたばかりという浴衣は、落ち着きのあるカラー。胸元の「うめ乃や」のロゴがお洒落です。

部屋に用意されているコーヒーは、愛媛県砥部町を中心に作られている陶磁器・砥部焼(とべやき)のカップでいただきましょう。冷蔵庫の中にあるみかんジュースとミネラルウォーターは自由に飲むことができます。

客室内には温泉を楽しめる内風呂が備わります。檜の浴槽に入って、きめ細やかでなめらかな道後の湯を独り占めしましょう。

【客室②】露天風呂を備えた贅沢な設えが自慢の、宿の最上級客室

続いて案内してもらったのが、この宿の最上位客室「【~侘助~】露天風呂+檜風呂付メゾネット客室」。1階に6畳と8畳の部屋、2階には6畳の寝室と書斎を配した、旅館ではめずらしいメゾネットタイプの客室です。

「ネスプレッソ」は自由に利用可能です。部屋に備わるみかんジュースやミネラルウォーターはお洒落なグラスでいただきましょう。

この客室限定で、地元のタオルメーカー「イケウチオーガニック」のルームウェアを採用しています。洗濯の際に柔軟剤を使わないという“オーガニック”へのこだわりようです。同じメーカーの今治タオルは、厚く、ふわふわの肌触りでした。

露天風呂と庭を望む大きなガラス窓からは、ぽかぽかと日が差していました。部屋は昔ながらの設えを残しつつ、家具やアメニティなどからはモダンな雰囲気も漂います。

好きなタイミングで入浴ができる客室内の露天風呂は、贅沢の極み。十分な広さと深さがありました。浴槽は床と同じ高さで、入りやすいことも嬉しいポイントです。

室内にある木の板は、小さなテーブルとして浴槽に浮かべて使えるそう。飲み物やスマホを置くなどして、入浴時間をさらに充実させられますね。

2階へ続く階段を上った先にあるのが、2畳ほどのコンパクトな書斎。本を読んだり、備え付けの硯を使って書をしたためたりと、文学に触れる時間を楽しめそうです。

寝室は、ベッド風マットレスが2台。窓からは道後温泉の街並みを望みます。就寝前に夜空を眺めたり起床後に朝日を浴びたりして、心に栄養を与えましょう。

【大浴場】入れ替え制の2つの浴場で、なめらかでやわらかい道後の湯を堪能

中庭

大浴場は半露天風呂と内風呂の2種類で、男女入れ替え制です。別棟にある半露天の「杜の湯」へは、下駄に履き替え宿の中庭を通って向かいます。2月上旬の訪問時には、梅の花が咲き始めていました。

半露天の風呂の浴槽は、大きな岩風呂。宿泊するゲストは最大6組なので混みあうことはなく、広々と使えそうです。

シャンプーやボディソープは地元のブランド「うちこコスメ」を採用。2人分の洗い場と、洗面台も備わります。

内風呂は、木の香りとぬくもりを感じる空間。浴槽は足をのばしても余裕があるほど広々としていました。

窓の外には、腰かけることができる1人分のスペースがあります。涼みながら、夜は星空を楽しめるという粋な仕掛けです。

【食事】愛媛県の海の幸・山の幸を、存分に味わう

夕食は宿内に2か所ある、食事処でいただきます。どちらの部屋もスペースが十分に保たれたテーブルの配置なので、食事中にほかのゲストが気になるようなことはなさそうです。

地元食材にこだわり、出汁を活かした品々は体にも心にも優しい味わい。献立は毎月替わります。愛媛県の海の幸、山の幸を心ゆくまで満喫しましょう。

朝日が照らす中庭を眺めながらいただく朝食。1日のスタートを気持ちよく切れそうです。

食事処の窓から見える手水鉢には、水を飲むために鳥が訪れます。日に日に鳥の数が増え、今では鳥たちの人気スポットになっているのだとか。特に朝は、鳥たちを見られる確率が高いそうです。

【館内】歴史ある設えに感動、遊び心も満載の共有部分

読書好きの方には館内の1階にあるライブラリーがおすすめ。「フランコ・アルビニ」のふかふかな椅子で、リラックスタイムを楽しめます。

元は女将の祖母の実家だったという宿は、築100年以上の建物の名残を感じる歴史ある設え。職人がいないため壊れてしまったら直すことができない雨戸や、破れてしまったら貼り直せない障子は、細やかなメンテンナンスによって綺麗に保たれています。

大浴場に設置されている黒電話。実際にフロントへつながります。

宿泊者を13歳以上に限定しているのも、こうした歴史ある設備を守るため。大人だからこそ味わえる、贅沢で風情溢れるひとときを堪能したいですね。

「うめ乃や」の名にちなんで、様々な箇所に梅をモチーフにした遊び心満載の設えがありました。可愛らしい梅の形や模様を見つけることも、館内での楽しみの1つです。

ゲストにゆっくり過ごしてもらえるようにという、宿の方の心遣いや計らいを色々なところから感じる素敵な宿でした。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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道後温泉 旅亭 うめ乃や

愛媛県/道後温泉・奥道後温泉

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