イタリアの高級宝飾ブランド「BVLGARI(ブルガリ)」がプロデュースする「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」。世界で8ヶ所目となる「ブルガリ ホテル 東京」が、2023年4月「東京ミッドタウン八重洲」の最高層フロアに誕生しました。
今回一休コンシェルジュ編集部では、話題沸騰中の「ブルガリ ホテル 東京」を取材。まるでジュエリーのように細部までこだわり抜かれたホテルを隅々までご紹介します。
目 次
ブルガリの美意識と日本文化を融合させた「ブルガリ ホテル 東京」

「ブルガリ ホテル 東京」は東京の玄関口、JR東京駅の目の前「東京ミッドタウン八重洲」の40階から45階までの高層階に位置します。

地階にある車寄せの壁を彩るグリーンの大理石は「BVLGARI(ブルガリ)」ローマ本店にインスピレ-ションを受けたもの。下に敷き詰められたタイルは、ローマの「カラカラ浴場」にも見られる扇形のモチーフになっており、末広がりの形は訪れる人々の幸せが願われているそうです。

歩行者用エントランスから入る廊下には、指輪やブローチを描いたデッサン画が並びます。

さらにエレベーターホールにはホテルのシンボルでもある「マウント・フジ ブローチ」のデザイン画が。こちらは70年代、ブルガリの3代目当主が来日した際、日本にインスピレーションを受けて作られたもので、富士山と松をデザインしたブローチです。これらの意匠が、訪れる人々を「BVLGARI(ブルガリ)」の世界観へと誘ってくれます。
まるで美術館のよう!心が躍るアプローチに美しいギャラリー


エレベーターに乗って40階にあるロビー階へ。シックな雰囲気の廊下の壁には「BVLGARI(ブルガリ)」の代表的な扇形モチーフのモザイクが施されており、向い側には、ローマ本店前で撮影されたセレブリティたちのポートレートが飾られています。

奥に進み重厚感漂う扉が開くと、都会の喧騒を忘れさせる優美な別世界が。東西をつなぐギャラリースペースには、ローマ本店のウィンドウやサロンの入口にも見られ、日本の「火灯窓」にも通じるデザインのアーチが掲げられています。

ギャラリーには「BVLGARI(ブルガリ)」のコレクションが飾られており、期間限定で「マウント・フジ ブローチ」の展示も。

その他にもヘリテージコレクションや、代表的なコレクション「セルペンティ」など、煌びやかなジュエリーやウォッチの数々に心躍ります(時期によって展示品は変更します)。
住まうように寛げる「ラグジュアリーレジデンス」を体現した客室

41階から44階を占める客室は98室、全て50平米以上という広々とした造り。温かみのある邸宅のような空間に、イタリアのコンテンポラリーなスタイルと日本の伝統文化が融合した設えが特徴です。

「プレミアム キング インペリアルガーデンビュー」は客室に足を踏み入れた瞬間、圧巻の景色に思わずため息が。ダイナミックな東京の街並みが窓の外一面に広がります。


室内はフローリングにカーペット、絵画は壁に立てかけて飾ることで、レジデンスの雰囲気を演出。館内をはじめお部屋のデザインは、他の「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」同様、イタリアの建築設計事務所、ACPVアーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエル氏が担当しています。

デスクに置かれたメモパッドやファイルには、ホテルのシンボルでもある「マウント・フジ ブローチ」のモチーフが描かれます。

ベッドルームを抜けて奥に進むとドライヤーなどを配したドレッサーが。ライト付きミラーが女性にも嬉しい設えです。


開放的なバスルームは、ブラックで統一。アメニティーには、もちろん「ブルガリ」が備わります。

クローゼットがバスルームの目の前に配されているのも嬉しい点。ベッドルームと回遊することができ、使い勝手が良い仕様です。

「デラックス スイート」は、105平米の広さを誇るお部屋。扉を開けると竹かごに飾られた一輪挿しや木の靴ベラなど、日本らしいアイテムが目に入ります。「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」ではホテルがある都市ごとに、その地にインスピレーションを受けたアイテムが盛り込まれているそう。

今回見学したお部屋は、リビングルームから東京湾とベイブリッジの景色を眺めることができました。コネクティングルームにもなるため、2世帯での宿泊にもおすすめ。

客室の家具類は、全室共通で「マクサルト」や「フレックスフォルム」「B&Bイタリア」など、イタリア屈指の高級家具や「リッツウェル」など日本製の上質な木やレザーを使ったものを用意。広々とした空間を演出するマッドゴールドの折上げ天井は、5層の手塗りで仕上げられており、日本の伝統美を感じます。

リビングルームとベッドルームの間にあるドレッサーは窓に面しており、東京の景色を一望しながら身支度を整えることも。

奥にあるベッドルームは、コーナーの窓の外一面に広がる景色に圧倒されることでしょう。ベッドスローには、京都の老舗「細尾」の西陣織。ヘッドボードには日本の伝統文様である網代組みと、木目を生かした模様が配されています。
朝は遠くまで広がる東京の街並みを、夜は煌めく夜景を独り占めできる、贅沢な空間です。
客室から直通で足を運べる癒しの空間「ブルガリ スパ」

40階のロビー階にある「ブルガリ スパ」へは、専用のエレベーターを使用して、お部屋からバスローブのまま行くことができます。

窓の外に高層ビル群が立ち並ぶ、パノラマビューが魅力の「ブルガリ スパ」は、1,000平方メートルの規模を誇ります。25メートルの室内プールにはデイベッドも備わるので、まどろみながら思い思いのひとときを過ごしてみては。


最新マシンを取りそろえるフィットネスセンターは「ワークショップ ジムナジウム」が、独自のオーダーメイドトレーニングメソッドを提供してくれます。さらにテラスがあるのも特徴的。天気の良い日は外に出てワークアウトをするのもおすすめです。


サウナとバスに加え計9室あるトリートメントルームでは、幹細胞生物学と再生医療の第一人者が手掛ける「アウグスティヌス バーダー」のウェルネストリートメントやプロダクトを使用。多方面からアプローチできるウェルビーイングな体験に、心からの癒しを感じられることでしょう。
ホテルでの滞在をさらに彩る、バラエティ豊かなダイニング

バラエティ豊かなダイニングの数々も「ブルガリ ホテル 東京」ならでは。
「イル・リストランテ ニコ・ロミート」は、イタリア・アブルッツォのレストラン「レアーレ」でミシュラン三つ星に輝いたニコ・ロミート氏が監修したメインダイニング。サフランオレンジと黒を基調とした店内が、ブルガリらしさを表現しています。

アウトドアのスペースも多く、東京のランドマークを一望しながら食事ができるのも嬉しい点です。

いただけるのは、伝統的なイタリア料理をコンテンポラリーに表現した料理の数々。シンプルな見た目ながら手の込んだ、オーセンティックな味わいが広がります。

往年のセレブリティたちの写真が印象的なレストランの手前にあるラウンジでは、アフタヌーンティーなどを楽しめます。

「SUSHI HŌSEKI – KENJI GYOTEN」は、福岡の名店「鮨 行天」行天健二氏が監修した鮨店。外には灯籠や松を配し、枯山水をイメージしたお庭が広がり、店内のデザインには日本の伝統とイタリアンコンテンポラリーデザインが調和しています。8席のみのカウンターは、ゆとりある配席になっているので、大切な会食などにもおすすめ。

ペストリーショップ「ブルガリ ドルチ」では「ブルガリ ホテル 東京」でしか買うことのできない限定フレーバーのチョコレート・ジェムズの用意も。お土産にいかがでしょうか。

滞在中、ぜひ立ち寄りたいのは45階にある「ブルガリ バー」。店内は、バーカウンターの正面にある、庭園をイメージしたハンドメイドのモザイク画が特徴的。洗練されていながらも、温かみのある空間が広がります。

左右には半屋外のテラスを備え、アウトスペースで寛ぐことも。刻一刻と表情を変える東京の景色を眺めながら優雅に過ごすひとときは、忘れえぬ体験となることでしょう。
2023年4月の開業以来、注目を集める「ブルガリ ホテル 東京」。ハイジュエラー「BVLGARI(ブルガリ)」だからこそ演出できる美意識と随所に見られる和の伝統の融合が、唯一無二のホテルだと感じました。その世界観を味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
ブルガリ ホテル 東京
東京都/中央区












