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【取材】2022年7月グランドオープン!浅間温泉エリアの魅力を発信する、新しい観光拠点「松本十帖」とは
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【取材】2022年7月グランドオープン!浅間温泉エリアの魅力を発信する、新しい観光拠点「松本十帖」とは 松本十帖(長野県/松本市)

長野県・松本市にある老舗旅館「小柳」の再生と、かつて栄えた浅間温泉街の賑わいを取り戻すことを目的に、2020年7月にプレオープンした「松本十帖」。2022年7月には待望のグランドオープンを迎えました。館内及び周辺には、歴史ある浅間温泉街を散策して楽しめるように、地域を巻き込んだ取り組みが盛りだくさんです。今回一休コンシェルジュ編集部は、そんな「松本十帖」の魅力を取材してきました。

「松本十帖」は、敷地内にある2つのホテル「松本本箱」「小柳」と、ブックストア「松本本箱」、ベーカリー、ショップ、2つのレストラン、ハードサイダー醸造所、そして敷地外にある「おやきと、コーヒー」「哲学と甘いもの。」という2つのカフェで構成されています。今回の取材では、その中でホテル「松本本箱」を中心に見学させていただきました!

チェックインは「おやきと、コーヒー」でおやきを頂きながら

宿泊者のチェックインは施設から徒歩約3分のレセプション&カフェ「おやきと、コーヒー」で。カフェは共同浴場「睦の湯」の一角となっており、宿泊者用の駐車場はカフェの横にあります。

こちら のカフェは、東京・中目黒のハンドドリップコーヒースタンド「artless craft tea & coffee」とのコラボレーションカフェとなっており、ほのかな酸味とアロマの香る空間では、丁寧に1杯ずつハンドドリップしたコーヒーを満喫できます。

宿泊者は、ウェルカムサービスであるおやきとコーヒーを味わいながらチェックイン!客室への案内は15時以降になりますが、チェックインは12時から可能なので、早めに到着して、ブックストアで本を読んだり、カフェでのんびりしたりするのもいいですよね。

販売中のおやき情報は「松本十帖」の公式インスタグラムアカウントで定期的に紹介しているそうなので、気になる方は事前にチェックしてみて。ウェルカムサービスは、混雑時やお腹いっぱいの時は、カフェ営業時間内であれば、その他の時間でも提供してくれるとか。

お洒落なソファやインテリアが並ぶ2階席に思わずテンションも上がりますが、下の階は「共同浴場」になっているので、はしゃぎすぎには注意です。

“新しい知との出会い”をコンセプトにしたブックストア「松本本箱」

チェックイン後は歩いてホテル敷地内へ。まずはホテル「松本本箱」の中にある、ブックストアを案内していただきました。

“新しい知との出会い”をコンセプトにしたブックストアは、「本の道」「げんせん本箱」「オトナ本箱」「こども本箱」「三六七(367)」の5エリアで構成されています。エリアごとに陳列された書籍は合計でなんと約1万冊!1泊ではあっという間に時間が経ってしまいますね。※日帰り利用の際は予約が必要です。

エントランスから「本の道」を進むと現れるのが「げんせん本箱」。このエリアにはブックディレクターの幅允孝氏率いる「BACH」が厳選した本が並びます。本を通して、現代社会に関する様々な問題が提起されています。

階段を昇り「オトナ本箱」へ。コンセプトは“本に溺れる”。もともと浴場だった場所を改装して、浴槽を活用したユニークなスペースに。周りの本棚にはアートやファッション、建築など様々なジャンルの写真集が陳列されています。天井が鏡張りになっているので、まるでどこまでも続く本棚のような異空間が広がります。

浴槽の中にも外にもクッションが並んでいるので、自分にとって居心地の良いスポットを見つけて読書に没頭したいですね。

先ほどの「げんせん本箱」手前の階段を降り「こども本箱」へ向かいます。
こちらも大浴場をリノベーションしたブックストアです!

「こども本箱」へと繋がる道中には、子育てに関する本なども。

ベビーベッド付のトイレのほか、2つの授乳室も。赤ちゃん連れの方も安心して読書を楽しめますね。

浴場の洗面所を改装したスペースにも本がいっぱい。ユニークな空間にクリエイティビティが刺激されます。

「こども本箱」の中に入ると、2,000冊に及ぶ絵本に囲まれた本の迷路が。隙間も自由に通ってOK!

昔を思い出して懐かしくなるような絵本の数々に、大人もつい手に取りたくなってしまう本が盛りだくさんです。

浴場は、なんとボールプールにリニューアル。子どもたちをめいいっぱい遊ばせてあげたくなりますね。

1階フロント横はバースペース。チェックインから22時30分までの間は生ビールやクラフトビール、オリジナルのハードサイダー(シードル)、ワインなどを提供しています。

バーのドリンクは有料になりますが、宿泊者限定でコーヒーはセルフサービスで飲み放題!お部屋に置いてあるタンブラーを持ってきて、コーヒーを片手に読書に没頭しましょう。

フロントの目の前は、薪火グリルダイニングレストラン「三六七(367)」。
365日、移り変わる信州の風土と、文化と歴史(+2)を感じられるような料理を提供します。館内に2つあるレストランのうちこちらは大人向けで、小さなお子様がいるゲストには、もう1つのレストラン「ALPS TABLE」を案内されているとのこと。

レストランに陳列されている本のテーマは、お料理や信州の食が中心。お料理もジャンル別にイタリアン、フレンチ、中華、和食、デザートそして飲み物など専門的な本やレシピ本など様々。料理好きには堪りませんね。

お洒落さと機能性を備えたデザイナーズルーム

フロント横のエレベーターで、客室フロアへ移動します。室内に、基本的なアメニティはセットされていますが、その他必要なものは自分でピックアップできます。“人にも環境にも優しいホテルを”を掲げ、アメニティはできるだけ持参することを推奨されているそう。

飲み物や小菓子、そしてアイスキャンディーがあり、こちらも自由にお部屋に持ち込んでOK!好きなものを手に取って、お部屋で読書にふけるのも良いですね。

ご案内いただいたのは「【松本本箱】 最上階・露天風呂付きグランスイート」のお部屋。最上階の角部屋にある145平米の贅沢な空間です。室内に入った瞬間、圧倒的な開放感に包まれます。お部屋の設計は「ONOMICHI U2」や「hotel koé」などを手がけた「SUPPOSE DESIGN OFFICE」。解体時に現れたコンクリート躯体を磨いて使用した壁は、お洒落だけど断熱機能も優れています。

まるで巨大なスクリーンのような窓からは、眼下に浅間温泉の街並み、正面に北アルプスを望みます。

畳の上に巨大なビーズクッションが備えられた空間でリラックスするのもよし。

窓際に並ぶ本は、姉妹ホテルである「箱根本箱」の人気企画“あの人の本箱”と同じ本たち。客室ごとに本を選んだ方が異なります。あの有名建築家やアーティスト、女優さんがどんな本をピックアップされているのか気になりますね。誰が選んだ本箱になるかは、泊まってみるまでのお楽しみ。

ミニキッチンでは、カウンターチェア越しの会話や、広いカウンターでの読書を楽しむのもよし。ミニキッチンの下にはミニバーの用意も。

お部屋によって異なるものもありますが、飲み物は無料で利用できます。
※アルコール類はスイートルーム限定

館内の客室に備えられたお風呂の中でも、最も広い湯船は開放感抜群!できるだけ長く湯浴みを楽しんで欲しいという思いから、腰をかけて休めるスペースも用意。信州を感じる入浴を満喫しましょう。

次に見せていただいたのは「【松本本箱】 露天風呂付きデザイナーズツイン」のお部屋。

ツインベッドと向かい合うようにソファを備え、さらに「おこもり書斎ベッド」を備えた松本本箱のコンセプトが詰まった空間。

子供の頃、押入れで遊んだ記憶をベースに設計されたという「おこもり書斎ベッド」では、上下段に籠もって本を読める造りになっています。読書にふけるには絶好なスペース!

コーヒーマシーンや備え付けの小菓子も充実しています。

テラスには露天風呂のほか、入浴中に休憩したり、景色を満喫しながら読書したりするにもぴったりなテーブルと椅子も用意されています。

長野県内のものにこだわらず、良質なもので彩られた「浅間温泉商店」

ホテル「松本本箱」から隣接するホテル「小柳」へ。入口には“生活を彩る雑貨や食品”をコンセプトに、長野県内のものにこだわらず、良質な生活をもたらしてくれる食品や雑貨などを取り揃える「浅間温泉商店」があります。

今回の取材は定休日と重なってしまい、実物を見ることが叶いませんでしたが、奥には「ALPS BAKERY(アルプスベーカリー)」というベーカリーがあり、貴重な信州産小麦粉を100%使用したパンも販売しているそう。

「信州発酵研究所」で作られたハードサイダー(シードル)も販売しています。もちろん使用しているのは信州りんご。様々な種類のりんごを使っているのでぜひ飲み比べしてみて。

迫力溢れるデジタルアートと信州イタリアンを楽しめる「ALPS TABLE」

ホテル「小柳」の1階に位置するファミリーダイニング「ALPS TABLE」へ。

エレベーターを降りるとすぐ、北アルプスをイメージした絵が広がります。床に広がるプロジェクションマッピングを進むと、とっても可愛らしいポップな空間が!

壁一面のプロジェクションマッピングでは、りんごやお米の成長を学ぶプログラムが楽しめるほか、キッズスペースも完備。「ALPS TABLE」では、子供も喜ぶデジタルアートと一緒に、イタリアの一つ星「Ristorante Capriccio(リストランテ カプリッチョ)」などで研鑽を積んだシェフ・石川大氏が織りなす、 “信州イタリアン”を堪能できます。化学調味料を含めた食品添加物を一切使用しないで作るお料理は、子供が食べても安心・安全。親御さんにも嬉しいですよね!

宿泊者限定の「小柳之湯」で源泉かけ流しの湯を堪能

正面入り口前、敷地の真ん中に位置する「小柳之湯」。「小柳」という言葉の由来は、昔上級武士が使用していた温泉が「柳の湯」と呼ばれていたそうですが、その隣にあった下級武士の湯を「小柳」と呼ぶようになったことにあるそうです。

宿泊者限定の温泉施設には、シンプルに脱衣所と半露天の浴槽のみ。シャンプーやボディーソープもない、湯船には贅沢にも温泉を源泉かけ流しで楽しめます。下級武士で賑わった頃の「小柳之湯」に思いを馳せながら湯浴みを楽しみたいですね。

“自分を見つめる”“人生を考える”ためのブックカフェ「哲学と甘いもの。」

最後に伺ったのが、ホテルから湯坂を上って徒歩約2分の場所に位置する「哲学と甘いもの。」緑の可愛らしい屋根がトレードマーク。

たくさんの哲学書が並ぶカフェはまさに“自分を見つめる”“人生を考える”ための場所。物思いにふけっていただくため、パソコンのキーボード音は禁止、お喋りもヒソヒソ声のみがルールです。

小さなカフェの中には、一人の時間を満喫できるようなスペースがそこここに。
普段なかなか没頭できない思考の世界を堪能してみては。

物思いにふけって頭が疲れたら、甘いものを食べてほっと一息つくのはいかがでしょうか。牛乳寒天やコーヒーゼリーなどレトロを感じるスイーツや小腹を満たしてくれる軽食もあります。思い思いの時間を過ごしましょう。

いかがでしょうか。今回はホテル「松本本箱」を中心に、敷地外のカフェを含め様々な施設をご紹介させていただきました。充実した環境を堪能するには、1泊2日では足りなそうですね。カップル、ファミリー、友人同士、そしてお一人での利用でも、それぞれ思い思いの滞在が叶いそう!ぜひ「松本十帖」へ足を運んでみては。

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松本十帖

長野県/松本市

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