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【座談会】これからの旅のカタチを語る!ANA×リーマントラベラー×一休コンシェルジュ
コラム

【座談会】これからの旅のカタチを語る!ANA×リーマントラベラー×一休コンシェルジュ

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。一方でネット通販や動画配信、人と接触しない移動など、色々な工夫によって非日常の体験を味わおうとされている方も多いのでは。様々なアイデアを見出すべく、全日本空輸株式会社 観光アクション部の諏訪 自子さん、リーマントラベラー・休み方研究家の東松 寛文さんを一休オフィスにお呼びし、これからの旅についてお話をお聞きしました。

お話を聞いた方はこちら!

・リーマントラベラー 東松 寛文さん(http://www.ryman-traveler.com/

平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する“リーマントラベラー”。社会人3年目に旅に目覚め、70カ国159都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。“週末海外”のスペシャリストとして、執筆多数。現在、YouTube公式チャンネルも更新中。

・全日本空輸株式会社 観光アクション部 諏訪 自子さん

ANA国内線・国際線の客室乗務員を経て、マーケティング室へ。現在は観光の窓口チームとして、主にインバウンドマーケティングを対象に、日本国内の魅力ある観光情報・トピックスを発信中。

今回は、旅のエキスパートのお2人と一休コンシェルジュ事業部長の石川3名でお届けしたいと思います。

◆旅ができない期間中の「STAY HOME」の過ごし方

石川:普段の業務では、週1で国内の宿泊施設をめぐり、取材やインタビューなどを行っていましたが、緊急事態宣言が出る前後で徐々に在宅勤務にシフトしていきました。外出の制限がある中で、お2人はどのように過ごしていましたか?

諏訪:多くの方に出会う機会が多い航空会社の仕事では、自分が感染しない、予防をしっかり行うということが前提となるため、間接部門の社員はテレワークが徹底されました。
日本国内はもちろん、海外のコロナの状況や渡航に関する情報収集に努めつつ、在宅勤務になった結果朝の時間に余裕ができたため、ヨガをしたり、朝食を作ったり、さらに自分の時間に焦点があたるようになってきました。

東松:僕もずっとテレワークでしたね。これまでは週末必ずどこかへ旅行に出かけていましたが、7年ぶりに週末に家にいる生活になりました。早く海外へ行けるようになってほしいからこそ、頑なに在宅を徹底していました。
家にいながら旅行気分を味わってもらいたいなと思って、4月くらいから海外に暮らしている日本人の方とYouTubeでLive配信をしたり、海外に行ける日を願う日々です。

石川東松さんのYouTubeでは行ってよかった世界遺産の情報とか、役に立つ情報配信をされていて面白いなぁと思いました。一休でも、自粛期間に何か応援したいと思い、お家にいながらも旅行気分を味わってもらえるようにテレビ会議用の壁紙画像を配ったり、宿泊施設のお取り寄せグルメをご紹介する記事とかを書きながら、旅に思いを馳せていました。
お2人は、今回の自粛期間の中で改めて「行ってよかったな、また訪れたいな」と思い返した場所はありましたか?

諏訪:幼い頃から家族旅行が多く、上高地をよく訪れていたのですが、そこで自然の水や土に触れた感覚とかをとてもよく覚えているんです。
自粛期間で自炊するようになったときに、田舎の自然とかの感覚も思い出すようになって、「あの土地に行きたいな」と思いましたね。
あと、仕事でキューバを訪れたことがあったのですが、海の美しさがとても印象に残っています。普段海に入ることは少ないのですが、水着を現地調達するほどでした。
キューバの人たちは、日本のことに興味を持って話しかけてくれて、交流が生まれました。現地の方とのコミュニケーションをとることができてとても楽しかったですね。

東松:キューバは自分もナンバー1、と言いたいくらい素晴らしい場所ですね。
これまでは、旅行するなら「行ったことがない場所」に行きたいと思っていました。でもこの自粛期間中に色々と思い返す機会があって、「良かったところにもう一回行く」というのも考え始めたんです。
中でも、リーマントラベラーになる分岐点になったLAには、思い入れも強くもう一度行きたいですね。
サラリーマン時代の3年目に、NBAのプレーオフのチケットがたまたま取れたので、せっかくだし行きたいなぁと上司に思い切って有給申請して。GW4連休だったのを有給1日もらって5連休にしてLAへ行きました。入社以来初めての海外旅行は、とても素晴らしい光景に感じたし、同時に気持ちが大きく変わったんです。

当時は「会社のために」という価値観が当たり前。会社のために仕事して、週末も仕事のための休息だし、仕事のことを考えながら過ごすし。でもLA旅行をしてみて「自分の人生も大切にする」ということの大事さに気付き、気持ちが大きく変化しました。

石川:まさに、リーマントラベラー誕生の瞬間だったんですね。国内旅行にも行かれることはありますか?

東松:国内旅行も好きです。前提として、47都道府県は全て訪問した上で海外に行ってます。同様に、「国内の良いところ」にももう一度行きたいと思うし、国内もいいなという気持ちを再確認する機会にもなりましたね。

石川:旅の思い出を誰かと共有する、対話で増やしていくことの楽しみってありますよね。自粛期間中、少しでもポジティブな気持ちを発信したいと思って、社内でもアンケートを取って『またいつか行きたい…旅好きな一休社員に聞いた、「私の偏愛宿」。(https://www.ikyu.com/concierge/53860)』という企画を行ったんですが、普段は寡黙なエンジニアの方が宿の良さについて熱く語ってくれて、思わず自分も体験してみたいなと思いました。

東松:旅行地選びについても、変化が生まれてくるんではないでしょうか。簡単に旅行に行きづらい期間があったことで、「流行っている、みんなが行くから選ぶ」ということではなく「自分が本当に行きたいところはどこなんだろう」とか、自分自身も考え始めましたし。

◆これからの旅先の選び方、旅への工夫、旅との関わり方

石川:私たちにとって、「旅」は仕事でもあるし、またプライベートな趣味でもあって、ほぼフラットな関係でこれまで来ていたと思うんですが、実際のところこれからの旅について、注目しているトピックはありますか?

東松:この期間中に「ライブ配信のバーチャル旅」という企画をしてみました。
あるときはマカオにいる人からライブ配信してもらっている最中に、ちょうど雷が落ちてきてマカオらしさを感じる、まさにライブ感がありました。面白い部分はあったんですが、さすがに「行った気持ち」にまではなれなかった。ただ、一方で「お試し」はできるものだなとは思いました。
ライブ配信なら旅行するほどのお金がかからず、現地のことを垣間見たりお試しができるし。
気軽に試せるという点をうまく使えば「旅に興味を持ってくれる人」が増えるきっかけになるのではないかなとも思っています。

諏訪: 確かに、例えば参加者に同じ食事が届いて、それを一緒に食べながらライブ配信に参加できると、現地を訪れなくてもちょっと体験をした気持ちになり、、臨場感が深まるのではないかと感じます。
ANAでは、最近話題にあがるようになった「ワーケーション」の一つとして「テレさとワーク(https://www.anahd.co.jp/group/pr/201907/20190731-4.html)」という仕組みがあります。お盆や年末年始の時期にふるさとに帰省しテレワークを行うANA独自の取り組みです。仕事もしつつふるさとで過ごす「テレさとワーク」だと、いつもより長く滞在することも可能であると思います。
少し前までは、「上司が出社なのにワーケーションはしづらいな」という気持ちも正直あった気がしますが、今回テレワークが進み、みんなの意識も変わったのではないかと感じます。世の中的にも「ワークライフバランスを保とう」という流れは、今後も継続していくのではないでしょうか。

東松:日本人の働き方の変遷としては、働く「時間」には少しずつ融通が利くようになってきていたけど、働く「場所」についてはなかなか変えられずにいましたよね。
新型コロナウイルスの発生により、半ば強制的に「場所」を変えざるを得ない状況が急に訪れたことで、「場所」に捉われていた部分がリセットされたように感じます。
これはいい意味での副産物として、今後も続いていくといいなと思います。

石川:関連する話でいうと、旅する「時間」についても考えてみたいです。
これまでの社会人の旅行のイメージはどうしてもお盆や大型連休、それ以外はショートトリップという選択肢が多かったと思います。実際、連泊利用を増やしたい宿も多いのですが、なかなか1泊以上は滞在されない傾向にありました。ただ、あくせく旅するより、暮らすように過ごす長期滞在をしたい、という声が実際は多いんです。その土地の良さをじっくり噛みしめたり、周遊してみたいというニーズは、先ほどの「ワークライフバランス」という概念からも感じ取れるのではないかなと思っています。

諏訪:何カ所か回るような長期滞在をするのに、「日本」はとても向いていると思います。陸続きな地形を活かしてエリア毎に周遊するのも楽しいのではないでしょうか。島なら五島列島を周遊してみたいですね。
私は大阪が実家なのですが、関西からだと東北が凄く遠く感じていました。しかし、関東にいる今は東北を身近に感じるため、夏に周遊したいなと思います。夏の東北のお祭りにも興味がありますし、またイベントが再開されたら行ってみたいですね。
また長期滞在では観光地を巡るだけではなく、ホテルでゆっくり過ごす時間も大切ですよね。新しくできた「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」や京都の「エースホテル京都」なども訪れてみたいと思っています。

東松:そもそも「長期滞在」という行動自体が「非日常」ですよね。
せっかくなら、アクセスしづらい場所に旅するというのもいいですよね。国内でサラリーマンをしながら行きづらいところを調べてみたら、鹿児島県のトカラ列島と小笠原諸島だったんですごく興味があります。「1カ月、旅できる休みがあるよ」となったら行ってみたいですね。
国内外問わず、移動・滞在時の「衛生面」の情報がわかると長期滞在したいし、単純に知りたいなと思います。
特に飛行機は今、色々な感じ方をする人がいると思いますが、空気の循環を定期的にしていて、地上よりクリーンらしいですね。

諏訪:現在、ANAでは感染拡大予防に向け、お客様の「あんしん」「安全」を最優先に業務を行っています(ANA Care Promise : https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/initiative/)。機内はもちろん、ラウンジや空港内での清潔・衛生的な環境づくりをしています。安全性を保ちながら快適な旅をご提供する、ということがこれから求められるようになると思っています。

東松:「旅先へ行って得られる幸せ」が大きいことを知っているから、その幸せを求めるために自分たち(お客側)もやるべきことは積極的にしていこう、という風に考え方が変わっていくのかなと思いますね。

初対面ながら、旅行好き同士で話が弾み、とても楽しい時間となりました。
三者三様の「これからの旅のあり方」、みなさんが求める旅の参考になれば幸いです。
今後も、様々な角度から「一休コンシェルジュ」なりの素敵な時間を過ごせる旅を発信していきます。

◆おまけ・旅のエキスパートが厳選!持っていくと便利な「旅グッズ」

★諏訪さん:ゴルフボール大のマッサージボール

(※このようなごつごつしたタイプのもの、とのことです)
長時間座っていると凝ってしまうので、移動中の機内でちょっと使ったりしています!
ほど良い刺激が心地よくて、長年愛用しています。
機内でボールが転がることもあるので、気を付けながら。

★東松さん:コンデジ

2016年にリーマントラベラーになって買って以来、同じSONYのシリーズを長年愛用していて、今5台目です。
スマホで撮影を済ます人も多いですけど、「カメラで撮る」という行為が好きなので。
旅先でスマホを取り出すリスクもあるし、大きいと狙われたり荷物になったりするし。コンデジは使い勝手が良いです!オーロラ、動画、暗いところも十分に撮れる。書籍に載せる写真もこれでOK。

★ 石川さん:便箋と封筒

旅館への「お心づけ」のときに使ったり。女将やお部屋担当の方にお礼のお手紙とか、旅先で出会った方とのコミュニケーションの一つにもなるので。
あと、懐紙代わりにお菓子をちょっと乗せておいたりもしやすいです(笑)。

※2020年7月1日取材:ソーシャルディスタンスに考慮しながら取材を実施しました。

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更新日時2020.07.30 16:48

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