日々、色々なホテル・旅館を目にしている「一休.com」のスタッフ。営業職に限らず、旅好きの人達が数多く在籍しています。
今回は「一休.com」の中でも特に旅好き・宿好きのスタッフ6名に、お気に入りの“推し宿”と、宿選びで譲れないポイントを語ってもらいました!
目 次
■座談会に参加してくれた、旅好き・宿好きの一休社員はこちら

(左から)宿泊事業本部チェーンマネジメントチーム 大友さん、レストラン事業本部 栗山さん、カスタマーサービス部 平井さん、事業支援部 柳さん、メディア事業部 阿部さん、YADOLINK事業部 佐藤さん
■旅好き・宿好きの一休社員の“推し宿”を発表!
初代沖縄支社長、日本全国の宿を熟知した大友さんの「推し宿」
ハレクラニ沖縄(沖縄県/恩納村)

大友:僕の“推し宿”は「ハレクラニ沖縄」です。以前、沖縄に住んでいた時には何回も行っていました。

ここは玄関が2つあって、1つは、クラブフロアと和食のレストランと深いプールがある建物の方、もう1つは、バイキングのレストランと浅いプールとビーチがある方、という感じで、カップルとファミリーの動線を入口から分けられているんです。なので、泊まっている立場からすると、周りも同じファミリー群だから気兼ねなく遊べるし、カップルはカップルで、静かに過ごせる。食事も、クラブ棟に泊まっている人は大体和食を食べるし、ファミリーはバイキングなので。異なるセグメントの住み分けされているのが、満足度が高い理由なんじゃないかなと思います。
オーベルジュ皿の上の自然(沖縄県/恩納村)

もう1つは「オーベルジュ皿の上の自然」という、沖縄のオーベルジュです。食事はフレンチとイタリアンが合わさったような料理なんですけど、沖縄っぽい料理もアレンジして出てきて美味しいです。沖縄の食材を使った料理も、いわゆる沖縄の郷土料理じゃなくてフレンチ仕立てになっているので、子供も大人も皆が食べやすいというのが良かったです。

大きい道路に面しているからアクセスもいいし、高台にあるので海がすごく綺麗に見えて、ここは子供が生まれてからも3回くらい泊まりました。客室は一棟貸しのヴィラなので、周りを気にせずにワイワイできるのも良かったです。
栗山:僕はランチだけ行ったことがあるんですけど、美味しかったしリーズナブルでしたね。あと、眺めが良かった。
大友:ビューがすごいんですよ!レストランのテラスで海を見ながらお酒を飲んだり、夜には星を見たりもできます。子供連れでもちょっといいところに行きたいなと思った時におすすめです。
坪井:同じ宿に繰り返し泊まることが多いんでしょうか?
大友:子供が生まれるまでは、半分半分でやや新規寄りという感じだったんですけど、生まれてからは選択肢が急に……。子供が楽しめるのが前提になるので、最近は、一度泊まって安心できると分かったところに繰り返し泊まる方が増えています。
目的別の宿で子連れ旅を満喫する宿の達人、栗山さんの「推し宿」
匠の宿 佳松(神奈川県/芦ノ湖畔)

栗山:僕は目的別に「推し宿」があって、箱根の「匠の宿 佳松」とか、湯田中温泉の「信州湯田中温泉 よろづや」とか、四万温泉の「積善館」、「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」も好きです。
坪井:たくさんありますね!どちらかと言うと、同じ宿をリピートすることが多いですか?
栗山:新規とリピートは半分半分くらいで、やや新規寄りかな。子供が生まれてからは、子供リピート宿と子供も含めて新規開拓している宿の半々です。夏は基本的にキャンプ派ですけど、それ以外は1か月に2回くらい宿に行っているので、平均すると1.5か月に1回くらいはどこかに泊まっています。

その中でも一番泊まっているのが「匠の宿 佳松」で、次が「信州湯田中温泉 よろづや」だと思います。「匠の宿 佳松」が好きな理由は先ず、食事が美味しい。素朴なんだけどクリエイティブなものを出してくれて美味しいです。

あと、僕は釣りが趣味なんですけど、僕が好きな、幻の魚と言われる「イトウ」を宿で飼っていて。餌をあげることができるのも、僕の中ではかなりの価値がありますね!1匹だけ、色素が薄い「アルビノ」という個体がいて、子供がそれを見付けるとすごく喜ぶので。東京からもアクセスがいいし、そこに行く時は、食事と「イトウ」がメインで、どこにも寄らないで帰ります。
信州湯田中温泉 よろづや(長野県/湯田中温泉)

栗山:もう少し一般的におすすめなのが「信州湯田中温泉 よろづや」です。志賀高原へのアクセスがいいのと、僕は歴史がある宿が好きなので、踏むと「キー」って音が鳴るような宿に惹かれるんですよね。四万温泉の「積善館」も、同じ理由で“推し”です。
坪井:「信州湯田中温泉 よろづや」は、庭園露天風呂や大きなお風呂が有名な宿ですよね。

栗山:そうですね、この宿はお風呂が一番有名だと思います。「桃山風呂」はすごく大きくて歴史もあって、登録有形文化財に指定されています。雰囲気があっていいですよ。近くに、日本一標高の高い国道があるので、そこをドライブしてから湯田中の温泉街を歩いて、宿で温泉に入って、次の日は志賀高原にハイキングに行ってから帰るというのが、僕のロイヤルロードです。
温泉&食事重視の大人旅を楽しむ平井さんの「推し宿」
笛吹川温泉 坐忘(山梨県/笛吹川)

平井:私の“推し宿”は、山梨にある「笛吹川温泉 坐忘」です。日本最古のワイナリーの「まるき葡萄酒」が運営している宿で、ワインが美味しいのはもちろん、季節のものを使った料理は食材の味がちゃんと分かりつつ、手が込んでいる感じがするのが良かったです。
ワイナリーがやっている宿なので、ライブラリーではワイン数種類とソフトドリンクを自由に飲めて、山梨にまつわる本を読みながらゆっくり過ごす人が多かったです。


無料で参加できるアクティビティもいくつかあって「まるき葡萄酒」のワイナリー見学では、試飲もさせてもらえるし、夜に「笛吹川フルーツ公園」に行って夜景を見られるツアーや、お寺を散策するツアーもあるみたいです。
坪井:宿でおこもりっぽくも過ごせるし、アクティビティで宿の外でも楽しめるのがいいですね。

平井:そうですね。あと私は温泉が好きなんですけど、今まで泊まった宿の中でもかなり良かったと思います!
柳:私も泊まったことがあるんですけど、温泉はpH値9.5で、トロトロ系の美肌の湯という感じでしたね。

平井:そう、湯上りの肌がツルツルになるような感じだったのと、お湯が熱すぎないから永久に入っていられそうでした。露天風呂が広かったのも、すごく良かった!
露天風呂付客室の「別邸 離れ」に宿泊したんですけど、客室の露天風呂は大浴場などと比べて湯船が小さいからなのか、お湯のぬるぬる感をより感じました。ホスピタリティも、付かず離れずの丁度いい感じで、子供も宿泊できる宿ですけど、私は、カップルとか大人女子旅みたいな大人同士の旅がいいと思います。
元営業の知識を活かし、満足度の高い宿を発掘する阿部さんの「推し宿」
フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー(宮崎県/シーガイア)

阿部:私は、宮崎にある「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」が“推し宿”です。基本的には違う宿に泊まりたい派ですけど、ここだけは3回泊まったことがあります。
一番の魅力は、アミューズメントパークに負けないくらい施設が充実していて、圧倒的なエンターテイメント性があるということです。プールに温泉、世界大会が開催されるようなゴルフ場もありますし、ビーチにも近い。森の中や海沿いを歩けるような乗馬コースがあるのは、ここならではの体験だと思います。

レストランも色々あって、特に「Beef Atelier うしのみや」は宮崎牛を使った肉割烹のお店なんですけど、お料理のクオリティに対して料金がお手頃なので、すごくコスパがいいと思います。

お部屋はスタンダードなものでも広さ50平米以上。クラブフロアや100平米以上のビューバス付のお部屋など種類がたくさんあるので、友達同士でもデートでも、家族でも、誰と泊まっても楽しめるし、連泊したくなるホテルです。
大友:僕も泊まったことがあるんですけど、ホテルに行くまでの道中もすごくいいですよね。フェニックス(ヤシの木)がいっぱい並んでいて。

阿部:そうなんです。南国リゾートのような感じで、それもすごく好きです。あと、8~9月の夏の期間だけじゃなくて、GWや年末年始にも花火が打ち上がっていて。建物が地上154メートルの高層ホテルなんですけど、その屋上から花火を見られるプランもあるんです。
坪井:そんなにコンテンツがたくさんあったら1泊じゃ勿体ないですね。是非、連泊して楽しみたい!
サウナ宿を筆頭に、多彩なジャンルの宿を夫婦で楽しむ佐藤さんの「推し宿」
ume,yamazoe / 1日3組の里山ホテル(奈良県/山添村)

佐藤:僕は奥さんと2人か、奥さんを含めた友達と旅行に行くことが多くて、カジュアルな宿も含めれば、1か月に1回以上どこかに泊まっています。ここ1~2年くらいはサウナ付の宿が多くて、その中でも奈良県の山添村にある「ume,yamazoe / 1日3組の里山ホテル」が“推し宿”です。
山添村は、三重県と奈良県の間の超山奥にある人口3,000人程の村なんですけど「ume,yamazoe / 1日3組の里山ホテル」は、その村の一番高い場所にある元村長の家をリノベーションした宿で、客室は3部屋だけです。


古民家を完全にリフォームしてあるので室内は綺麗だし、客室とは別にフィンランド式サウナがあって、事前予約をすれば2時間貸切で利用できます。奈良県はお茶が有名なので、お茶の香りがするロウリュウや、サウナ小屋の上の椅子に寝転がって休憩できるんですけど、山添村の景色を一望できて、村長気分を味わえます(笑)。
栗山:だいぶ遠そうだけど、どうやって行くの?
佐藤:僕は東京から車で行ったんですけど、電車で向かったとしても名古屋からまた車で1時間半くらいかかるので、それだったら一気に行こうかなと思って。でも、東京から6時間くらいかかったので、結構大変でした(笑)。
坪井:また泊まりたいと思いますか?

佐藤:そうですね。また泊まりたいと思えるきっかけもあって。昔ながらの旅館って、宿泊すると、後日お手紙や暑中見舞いが送られてくることがあると思うんですけど、この宿も、宿泊した後日にお手紙が送られてきたんです。封筒を開けたら、お手紙と一緒に奈良の紅茶のティーバッグと檜が入っていて、お茶と檜の香で、滞在した部屋の情景とかが思い浮かんで。そういったホスピタリティもいいなと思いました。
こぢんまりとした宿でのんびりと非日常を満喫する柳さんの「推し宿」
ふふ 河口湖(山梨県/河口湖)

柳:宿泊したのは1回だけなんですけど、私の“推し宿”は山梨県にある「ふふ 河口湖」です。河口湖の中でも一番奥地の山の斜面にぽつんとあって、天気にも恵まれて、お部屋から富士山が綺麗に見えたのが印象的でした。

お部屋は、お洒落だけど気取り過ぎていない感じがまた居心地が良くて、全室にバイオエタノール暖炉が付いています。オイル式の暖炉で熱を発しないので、夏でも熱くなく、ゆらめく炎を見ながらその先に富士山を眺めて……。お部屋でゆっくりと寛ぐのに向いていると思います。子供も泊まれる宿なんですけど、あまり気にならないような、ゆとりのある宿という印象でした。

坪井:最近、植物をたくさん置いている宿が多いと思うんですけど、その代表格的なイメージがありました。すごく癒されそうですよね。どのお部屋に泊まったんですか?

柳:そうですね、ロビーにはたくさん植物が飾ってありました。お部屋は、4階の「梢プレシャス スイート」です。宿自体が高台っぽい場所に立っているんですけど、階によって景色の見え方は違うみたいなので、富士山を楽しみたいなら上のフロアの方がいいと思います。全室に露天風呂が付いていて、お部屋から富士山を見ながら露天風呂に入れるのも良かったです!
■旅好き・宿好きの一休社員が、宿を選ぶ時に譲れないポイントとは

平井:私は温泉で、できれば露天風呂付のお部屋がいいです。 温泉重視なので、私は基本的に旅館派なんです。あとは、料理が美味しいかどうかも気になります。
坪井:温泉に入れるホテルがあったら泊まってみたいですか?
平井:興味はあるけど、古民家とか旅館の和の雰囲気が好きなので、やっぱり旅館がいいかな。非日常を味わいたいから、都会よりは田舎だし、和っぽい感じがいい。でもホテルだったら「ハレクラニ沖縄」は、唯一泊まってみたいです!
坪井:私も、非日常感は重視しています!人それぞれに非日常を感じるポイントが違うと思うんですけど、平井さんが非日常を感じられるポイントは、歴史や和の雰囲気があるということですよね。

「べにや無何有」

「お宿うち山 伊豆高原 全室露天風呂付き隠れ宿」
平井:そうですね。なので、石川県の山代温泉にある「べにや無何有」とか、静岡県の伊豆高原にある「お宿うち山 伊豆高原 全室露天風呂付き隠れ宿」が今気になっています。
一同:わかる~!
阿部:私はすごく悩ましいんですけど、ご飯が美味しいかどうかが一番です。あとは、以前営業をやっていた時に沁みついた癖で、平米単価に見合った宿かどうかというのが気になってしまいます。調度品の質とか、全体的なコスパが満足できるかどうかは考えちゃいますね。
行ってみないと結局分からないので、譲れないポイントとはちょっと違うかもしれないんですけど。泊まってみて、自分の中でいい宿だったかどうかを判断する基準にしています。
佐藤:僕は、普段はサウナ軸で宿を選んでいるんですけど、誕生日やお祝い事の時には、豪華な感じや、非日常を味わいたいと思います。特に最近は海外に行けていなかったので、海外気分を満たせるかどうかは、ここ2年くらい重要視しています。

「WineryStay トラヴィーニュ byカーブドッチ」
新潟にある「WineryStay トラヴィーニュ byカーブドッチ」に行った時は、フランスみたいな雰囲気を感じましたし、鹿児島の「sankara hotel&spa 屋久島」は、南国感。

「D’sgrow resort Infinity Pool Villa TOGUCHINOHAMA」
あと、宮古島にある「D’sgrow resort Infinity Pool Villa TOGUCHINOHAMA」っていうヴィラがあるんですけど、そこはプライベートプールとビーチがあって、雰囲気が海外のビーチリゾートっぽかったです。
あとは優先順位の1位じゃないですけど、建築もテンションが上がります。群馬にある「SHIROIYA HOTEL」のような、コンクリート打ちっぱなしの無機質な雰囲気も好きなんですよね。
坪井: 「WineryStay トラヴィーニュ byカーブドッチ」と「SHIROIYA HOTEL」は、私も繰り返し宿泊している“推し宿”です!「WineryStay トラヴィーニュ byカーブドッチ」は、一面に広がる葡萄畑の景色が海外雰囲気ありますよね。

「SHIROIYA HOTEL」
「SHIROIYA HOTEL」は、コンクリート打ちっぱなしの空間いっぱいに、アート作品や植物が飾られていて、非日常感に浸れますよ。

柳:私はこぢんまりとしたところが好きなので、客室数の少なさです。コロナとか関係なく、わちゃわちゃする感じがあまり好きじゃないので、全30室程度の規模感の宿が自分には丁度いいなと思います。「非日常」のことで言うと、せっかく休みに来ているのだから自分だけの時間というか、そのために時間を使いたい。だから、客室数の少ない宿によく行きますね。
大友:僕はビューですね。開放感のある眺望が一番のポイントだと思います。沖縄のホテルは大体ビューがいいんですけど、特に「ハレクラニ沖縄」が本当に素晴らしいです。西海岸にあるリゾートの中でも「ハレクラニ沖縄」があるところは“西の最後の場所”と呼ばれていて、西海岸最後の土地と言われる程のロケーションなんですよ。“推し宿”で紹介した「皿の上の自然」もビューがいいですしね。

「坐忘林」
あと、眺望で好きなのが、北海道のニセコにある「坐忘林」です。夏と冬の2回泊まったことがあるんですけど、石のオブジェみたいなものがいっぱいあるんです。夏は「アート作品かな?」という気持ちで見ていたんですけど、冬に行くとそこに雪が積もって、ただの石が造形になるんです。そういう風に季節によって楽しみ方が違うのも、窓から見える景色という点で僕が重視しているポイントです。

栗山:僕は、子供検索です。子供が生まれる前は、妻と2人で「あさば」とか、いわゆる有名高級旅館に行きましたけど、子供連れの検索をするようになって見付けたのが、先程の「匠の宿 佳松」です。大人ハッピー宿に行っても子供は楽しめないので、子供ハッピー宿のインフラの上で楽しむことを追求した結果、辿り着いた条件が「部屋がとにかく広い」、子供が寝たあとにお酒を飲みたいから「2間以上ある」、あと「部屋食」と「露天風呂付客室」。ローカルな温泉街なら、高級旅館に泊まるのと同じくらいの予算で、その地域の一番いい宿の、一番いい客室に泊まれて、大体その条件が揃っているので、そういった宿に色々と泊まって、今の自分の“推し宿”ができていった感じです。
いかがでしたでしょうか?
それぞれの視点から“推し宿”と、宿選びの際に譲れないポイントを語ってもらいました!
旅好き・宿好きの一休社員の“推し”を参考に、あなたもお気に入りの“推し宿”を見付けてみてくださいね。












