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【滞在記】旅好きライターmikaおすすめの一人旅/長野・小布施編
クローズアップ

【滞在記】旅好きライターmikaおすすめの一人旅/長野・小布施編 桝一客殿(長野県/小布施町)

「食欲の秋」「行楽の秋」「芸術の秋」など、秋と言って思い浮かぶものは様々ありますが、日本の秋と言えばやはり「紅葉」は外せないでしょう。
そんな日本ならではの秋の風物詩を見に、旅好きライターのmikaが、長野県で最も小さな町・小布施へ一人旅をしてきました。

紅葉ももちろんですが、もうひとつの目的が今回の宿泊先である「桝一客殿」。
アメリカ人建築家のジョン・モーフォード氏が設計を手掛け、歴史ある蔵などの古民家を利用した小布施の町並みに調和する外観と、モダンな設えが特徴です。
界隈にはショップやカフェ、レストランなどが集約され、まるで小さな町のようになっていることから、滞在を通じてその土地を楽しむ、“分散型ホテル”の先駆け的存在と言っても過言ではありません。

長野県で最も小さな町・小布施

「桝一客殿」のある小布施には、JR長野駅から長野電鉄線に乗って向かいます。
昔ながらの券売機や、IC乗車券使用不可の有人改札が風情たっぷりのローカル電車。到着した小布施駅も、どこか懐かしさが漂います。

小布施のほぼ中心にある宿までは、駅から徒歩で約10分。送迎はありませんが、荷物が多くなければ、町並みを眺めながら歩くのも悪くないでしょう。

宿の周辺には、造り酒屋「桝一市村酒造場」や、栗菓子で知られる「小布施堂本店」、小布施堂直営のカフェやレストランなどが集まっています。「味わい空間」と呼ばれる界隈は、その美しい町並みを目当てに毎年多くの人が訪れるそう。

歴史ある蔵に洗練されたデザインが活きるモダン空間

町の雰囲気を楽しみながら、あっと言う間に宿に到着!

歴史を感じる外観とは打って変わって、館内はモダンで洗練された雰囲気です。
主にフロントとロビーのあるこの棟は、高い天井とむき出しの梁が印象的。

訪れたのは2018年11月初旬。ちょうど紅葉が見頃を迎え、窓の外には赤や黄色の紅葉や落葉の絨毯を楽しむことができました。

長野市内から移築された砂糖問屋の土蔵や江戸時代からの文庫蔵など、宿は複数の棟で形成されています。

フロント棟を出て、優雅に泳ぐ鯉と美しい紅葉を横目に見ながら回廊を進み、客室へと向かいます。

今回私は一人旅でしたので、一番コンパクトな45平米の「リラックス型ダブル」に宿泊しました。
蔵の雰囲気を残しつつも、ガラス窓からは坪庭が見える落ち着いた空間。ベッドも広々としていて、足を伸ばしてゆったりと寛げる一人掛けのソファは、とても贅沢な気持ちにさせてくれます。

お部屋に届けていただいたウェルカムドリンクと、ウェルカムスイーツの栗菓子で一休み。
小布施は知る人ぞ知る栗の名産地。宿に到着してすぐに地元ならではのものを味わえるのは嬉しいですね。

シンプルな室内で一番存在感を放っていたのが、細かいタイル貼りの浴室につくられたガラス製の浴槽。温泉ではありませんが、お湯を張るとこれは本当にお風呂なのか?と疑いたくなるほど、まるでアート作品のような雰囲気さえ感じられました。

もうひとつ面白いなと思ったのが、お部屋の入り口に描かれていた富士山の絵。葛飾北斎の浮世絵なのですが、実はお部屋によって異なり、それぞれの鍵にもお部屋と同じ絵が描かれているのです。

町を庭のように巡って楽しむ自由な滞在スタイル

館内には、24時間自由に利用できるライブラリーも備わります。築約200年、江戸期の文庫蔵を改装した空間には様々なジャンルの本が並び、今も増え続けているそう。お部屋に持ち帰ることもできるので、ひたすら読書に耽る、なんて過ごし方は本好きにはたまらないでしょう。

ですが、今回はせっかくなので宿周辺の「味わい空間」を散策!
甘いものに目がない私は、スイーツ巡りを楽しむことに。

桝一の精米蔵を改装したカフェ「えんとつ」は、栗をたっぷりと使用したモンブランの専門店。秋の新栗の期間には整理券制となるほどの人気のお店です。

お店の名前の「えんとつ」には、席に着いて納得です。同じく「味わい空間」にある「桝一市村酒造場」の煙突に由来しているそう。

メニューは「モンブラン朱雀」と呼ばれるモンブランだけ。タルト生地、渋皮栗、生クリームなどを重ねた上に、たっぷりと栗あんが絞られています。濃厚な栗の風味を楽しめるモンブランを目当てに行列ができるのも納得のお味。愛らしい空間と優しい栗の味わいに、とても心が満たされました。

もう1軒訪れたのは、栗菓子の「小布施堂」。本店には食事処を併設していて、食事はもちろん、季節の生栗菓子やかき氷などもいただけます。

先ずいただいたのは「栗あん栗鹿ノ子」とお抹茶のセット。“今月の”栗生菓子と言われたら、頼まずにはいられません。

そしてもう1品、「天然氷のかき氷 栗あんソース」。
ふわふわの天然氷の上に、見るからに滑らかな栗あんソースがとろりとかかった様子は、まさに食欲をそそります!食べ進めると中からも栗あんが出てきて、最後の最後まで栗を味わい尽くすことができました。

私は訪れることができませんでしたが、店内のカウンターで試飲(有料)もできる老舗の造り酒屋「桝一市村酒造場」は、日本酒好きなら必ず訪れたいところ。「北斎館」や「高井鴻山記念館」でゆっくりと芸術に触れるのも良いですね。
アクティブ派の方には、レンタサイクルを利用してサイクリングするのもおすすめ。思い思いの過ごし方で小布施を堪能しましょう。

町並みや紅葉を眺めながら優雅な朝食を

翌日の朝食は、「味わい空間」のひとつである「イタリアンレストラン傘風楼」にて。

「土蔵にガラスの箱を組み込んだような建物」が特徴で、窓側の席からは小布施の町並みも楽しめます。

メインの卵料理をひとつ選ぶコーススタイルのブレックファスト。
飲み物は“好きなものを好きなだけ”とのことで、私は小布施牛乳と小布施産りんごジュースをチョイスしました。

朝焼いたばかりのパンが、この日は4種類。パン好きの私にとって朝食のパンはかなり重要なのですが、どれも自家製のジャムがよく合い、思わずお代わりをいただいてしまいました!

メインの卵料理に選んだのは、たっぷりの野菜が入った「フリッタータ」。付け合わせにはハムとサラダも添えられ、文句なしのボリュームです。

窓の外に紅葉を眺めながら、優雅な朝のひとときを過ごすことができました。

満腹のお腹を落ち着かせるために、朝食後は周辺を散策。

小布施では、個人宅の庭を観光客に公開する「オープンガーデン」というユニークな取り組みを実施していて、「小布施町オープンガーデンの家」という案内板を表示しているお宅の庭を観賞することができるのです。

今回は紅葉を中心に見学させていただきましたが、季節の花々を楽しめるお庭も。それぞれのお宅で丹精込めて手入れをされたお庭はどれも美しく、どこの紅葉の名所よりも、私の心に残る素敵な思い出となりました。

長野県で最も小さい町・小布施には、美しい町並みと季節の絶景、地元ならではの味覚など、大きな魅力が詰まっていることを、滞在を通じて体感することができました。
「桝一客殿」を中心に、町を庭のように巡って楽しむ小布施ならではのスタイルを体験すれば、貴方もきっと小布施を好きになることでしょう。

桝一客殿

桝一客殿

長野県/小布施町

【今回立ち寄ったカフェ情報】

〇 えんとつ

【営業時間】12:00−16:00(季節により変動)
【電話】026-247-7777 (9:00−18:00)

〇 小布施堂 本店レストラン

【営業時間】
お食事 11:00−15:00
喫茶 10:00−16:00
【電話】026-247-2027 (9:00−18:00)

 

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