600年以上もこんこんと湧き続ける東北の名湯、磐梯熱海温泉。山深い秘湯の趣をたたえながら、東京から新幹線などを利用すると2時間程度でたどり着けるアクセスの良さも魅力です。
端正な客室と奥深い自然美で心がピュアになる

緑深い山を背に、渓流沿いに静かに佇む「磐梯熱海温泉 熱海荘」の信条は、“自然に抱かれる休息”。ゲストが心静かに滞在できるよう、さりげなくもきめ細やかな心遣いが行き届いた宿です。

客室は全11部屋。端正な数寄屋造りを基調としつつ、すべて設えが異なる客室は、他の畳より2割大きい純京間サイズの大きめの畳を使用。すっきりとした空間は、心穏やかな時間を過ごせると評判です。

「柊」「桂」「橘」は、白木が清潔感を漂わせる和室に広縁が備わるスタンダードな客室。大きな窓から飛び込まんばかりに迫る樹々の葉や、雄々しい山の姿を眺めれば、いつしか心が凪いでいくのを感じられるでしょう。

和室のしっとりとした雰囲気と、洋室の快適さを併せ持つ「青嵐」。ダークウッドを用いた、ツインベッドやリビングセットのシンプル&シックなインテリアが大人の寛ぎに似合います。

本間と3帖の次の間などが備わる「春陽」や「清流」は、奥ゆかしい2帖の“お化粧部屋”が女性心をくすぐります。

特に「清流」は、五百川にせり出すように設計された客室。部屋に入った途端、渓流に囲まれたような感覚になれるとゲストに大人気なのだそうです。

和室や取次、広縁などが備わる「草月」は、プライベートな滞在をお望みの方にうってつけです。掛け流しの露天風呂に浸かりながら、磐梯熱海の夜空を眺める…。きっとそれは、言葉に尽くせない素晴らしいひとときに違いありません。

宿自慢の2つの特別室では、和の繊細な建築美に包まれてうっとりするような滞在ができるでしょう。かつてはフォーマルな会食に使われていたという「松風の間」。直線的な襖や格子、障子と、そこから見える有機的な自然の景色のコントラストはどれだけ眺めていても飽きることはありません。

「天河の間」は、数寄屋造りならではの直線美に、柔らかな曲が線を組み合わせた設えが白眉。格式ある寺社や仏閣を思わせる、凜とした佇まいに心打たれることでしょう。

ふと目線を上げれば、網代天井の幾何学的な模様の美しさが目に飛び込んでくるのも感動的。季節の花が生けられた床の間の先に目をやれば、丸い窓枠から美しい渓流が望めます。
五百川のせせらぎがBGMの露天風呂で感動体験を

「磐梯熱海温泉 熱海荘」に滞在するなら、ぜひ1度は宿の誇る大浴場へ足を運んでほしいもの。希少な青森ヒバに囲まれた内湯は、男湯に御影石、女湯は十和田石を用いるなど、肌に触れる石の感触にまでこだわって造られています。無色透明の肌あたりが良い温泉は、ついつい長湯したくなる心地よさです。

内湯の大浴場で身体を温めたら、蓬山がそびえ、目の前に五百川が流れる絶景露天風呂へどうぞ。一刻たりとも同じ瞬間がない自然が生み出す刹那的な美しさに、思わず感嘆の声がこぼれるかもしれません。
圧倒的な自然美と清々しい空気、そして歴史ある温泉のヒーリングパワーで、心身が深く癒される感覚を楽しんで。

温泉で芯まで温まったら、野趣あふれる中庭をそぞろ歩くのも良いものです。手入れが行き届きながらも作り込み過ぎない庭は、草木の花や葉の色などで、季節の繊細な移ろいを告げてくれることでしょう。

お待ちかねのディナーは、モダンでスタイリッシュなダイニングでいただきます。和洋を取り入れた懐石料理は、雅な器に真心込めて盛られ、まるで工芸品か宝石のよう。

旬の食材はもちろんのこと、桜肉や清流に育まれた川魚など、会津地方の食文化にも触れられると好評です。噛みしめるほどに味わい深い品々は、忘れえぬ旅の思い出となるでしょう。

いにしえより陸奥の要所として歴史を刻んできた磐梯熱海温泉。豊かな自然と文化が織りなす奥深い優しさに包まれて、肩の力がすっと抜けていくのを感じることでしょう。「磐梯熱海温泉 熱海荘」で絶景の温泉と心静かな時間、そして、東北の人々の素朴で懐深い温かさに癒されてみませんか。
磐梯熱海温泉 熱海荘
福島県/磐梯熱海温泉












