日本の陸域では2番目に大きな国立公園、磐梯朝日国立公園の渓谷に佇む、静かな温泉宿「土湯別邸 里の湯」。周囲を原生林に囲まれており、リスやカモシカ、ムササビや野鳥なども姿を見せることがあるという、大自然のなかでの滞在が叶うロケーションです。
目 次
まずは料理長手作りの茶菓で、旅の疲れを癒して一休み

福島駅から車で約30分の「土湯温泉」は、日帰り温泉や足湯スポット、公衆浴場などを有する温泉街。泉質は10種類あり、湯巡りを楽しむことも可能です。また、約1400年の歴史があり、伝説によると、荒川ほとりを鉾で突くと湧き出した「突き湯」の名が「土湯」と呼ばれるようになったのだとか。その荒川沿いに上流を目指して進むと「土湯別邸 里の湯」の本館が現れます。

本館は、畳敷きでほっと落ち着く雰囲気です。お部屋に着いたら、まずは抹茶と、料理長手作りの茶菓でゆっくりと一休み。
大自然を間近に感じるロケーションで、源泉掛け流しの湯を独り占め

「土湯別邸 里の湯」の湯船を満たすのは、アルカリ性の単純温泉。その日の気温に合わせ、源泉の湯量を調整しているのだとか。

各客室に備えられたお風呂はもちろん、予約制の貸切浴場も必ず利用したいところ。
2024年4月に新設された「水縹(みはなだ)」を加えた4つの貸切浴場では、それぞれ異なる雰囲気のなかで、土湯温泉の湯を満喫できます。

「櫨染 (はじぞめ)」は、浴槽だけではなく、壁や床まで古代檜が使用された内風呂。使用されている檜は樹齢千年を越え、ヒノキチオールを豊富に含むことでも知られています。


「青藍(せいらん)」は半露天風呂と内風呂を備えており、明るい雰囲気のパウダールームが利用できるのも嬉しいポイント。


そして、宿の代名詞と言っても過言ではない「深碧(しんぺき)」。杉木立に囲まれた回廊をすすんだ先にひっそりと佇み、2つの露天風呂では、原生林のなかでの静かな湯浴みのひとときがすごせそう。
いずれもチェックインの後に予約を忘れずに!30~40分での交代制なので、夕食の前後や早朝の時間を利用して、4つ全てのお風呂を巡りましょう。
9室のお部屋は全て温泉付き!こだわりのアメニティなどの心配りも嬉しい


「土湯別邸 里の湯」のお部屋は全9室。二間つづきのスタンダードタイプ「春陽(しゅんよう)」や、セミラグジュアリータイプの「照葉(てりは)」、そして宿で2室のみの露天風呂付客室「炯然(けいぜん)」の3タイプからお部屋を選ぶことができます。
また、全てのお部屋に古代檜を使用した内湯が完備されているので、土湯温泉の湯を、時間を気にすることなく堪能しましょう。


なかでも、2室のみの「炯然(けいぜん)」は、内湯に加えて露天風呂も備えられている、ラグジュアリー仕様の特別室。そのうちの1室「『花村』(露天風呂付き離れ)」では、最大6名での利用が可能。10畳、8畳、7.5畳の三間つづきで、広々とした空間が嬉しい一棟の離れ。露天風呂は岩風呂です。

もう1室の「『こぶし』(露天風呂付き客室)」は、板の間を有する和モダンな雰囲気。10畳の主室には大きな窓があり、開放感とともに四季の移ろいを感じることができます。



また、“お客様の肌に触れるものには良いものを“というコンセプトから、アメニティにも細やかなこだわりが。滞在時の快適さをさらにアップしてくれる心配りは嬉しいですね。
四季の恵みを丁寧に表現した会席と、米どころ・福島の地酒に舌鼓

食材の旬だけではなく、これからの季節を予感する“走り”や、すぎていく季節の“名残”までも感じることができる「土湯別邸 里の湯」の会席料理。

春は山菜や鯛、夏は鱧や鮎、秋には松茸や海老、冬には根菜やふぐ、カニなど……。自然の恵みを感じる食材を用いて、2か月ごとに異なる献立が供されます。

メインには国産黒毛和牛のステーキも。滋味深さと華やかさを両方楽しめる、9~10品のコースです。連泊の際はメニューを変えてもらえるので、食事にも飽きの来ない滞在が満喫できそう。

米どころ福島には地酒も豊富。季節によって異なるおすすめの地酒が用意されているので、食事に合わせてぜひ楽しんで!

夕朝食いずれも、2名までの利用ではお部屋で、3名以上では食事処での個室で食事をいただきます。

朝食には、湯豆腐や焼き魚などが並ぶ健康的な和定食を。一日の始まりを優しく彩ります。
冬には、趣深い雪見風呂も楽しめる「土湯別邸 里の湯」。この時期に足を運ぶ際は、スタッドレスタイヤまたはチェーンの装着を忘れずに!定額タクシーもあるので、利用シーンに合わせて計画してみてくださいね(事前の予約制/有料)。
四季折々の大自然に包まれる、癒しの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
土湯別邸 里の湯
福島県/土湯












