東京から約1時間で訪れることのできる人気の温泉地、熱海。「あたみ石亭別邸 桜岡茶寮」は、熱海各地の観光スポットにもアクセスしやすい、相模湾側に佇む全6室の温泉旅館です。“刻を大切に、ゆったりと。”というメッセージの通り、気の向くままに寛ぐことのできる隠れ家宿の魅力をご紹介します。
目 次
約110年の伝統を持つ老舗宿で、時間を忘れる寛ぎの滞在を

入口の門をくぐると現れる、静かな石畳の階段。これから過ごす、特別な時間の始まりを予感させます。受付や記帳の必要はないので、そのままお部屋へ向かってチェックイン。

かつて東京本郷で多くの文人が宿泊したという「菊富士ホテル」をルーツに持ち、その歴史は約110年にも及ぶ「あたみ石亭別邸 桜岡茶寮」。「石亭」の名前の通り、あしらわれている石は、愛媛・伊予や京都・鞍馬など、全国から集められているのだとか。趣深い数寄屋造りの空間を生み出す宿のこだわりが、石の一つひとつにまで込められています。
6室のみの離れは、江戸時代の“粋”を感じる庭園ビュー

数寄屋造りの離れ客室は全6室。全てのお部屋に露天風呂が備えられているので、好きなタイミングに、いつでも自家源泉を満喫できます。
家具や調度品などに遊び心を活かした空間は、江戸時代の風流人の雰囲気を感じる造り。お部屋の名前には花魁の名前を冠しているなど“粋”を愛する宿ならではの仕掛けも。

「露天風呂付離れ客室」は、和の風情漂う落ち着いた雰囲気。


1階に8畳の本間と次の間を、2階に8畳のベッドルームと三の間を有する「露天風呂付きメゾネット客室」は、明るく開放的な空間です。


1室のみの「露天風呂付特別室」は、10畳の広々としたリビングのほか、月見台があります。ただ月を眺めるための場所で過ごすひとときは、日常では味わえない贅沢な時間になりそう。


全てのお部屋が庭園を囲うように配置されており、季節ごとに移ろう自然を間近に感じます。春には桜が満開になり、お部屋からも花見ができるほか、定期的に開催されている「熱海海上花火大会」も、宿の敷地内から見ることができます。

また、庭の中央には趣深い能舞台があり、隔週土曜日には、お部屋から熱海芸妓の美しい舞いを観賞することもできます(舞台の修繕工事を行っているため2024年3月時点では休止中)。
徳川家も愛した熱海の湯を、お部屋でも、大浴場でも。

「あたみ石亭別邸 桜岡茶寮」の湯の泉質は「カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉」。塩化物イオンが多く含まれ、保温効果が高く、冷え性の方にもおすすめの温泉です。徳川家康も愛したという熱海の湯は、病気療養中の武将のために山口県まで運ばれたり、4代将軍家綱の頃には江戸城まで運ばれたりしていたそう。わざわざ取り寄せてまで入りたい、そんな当時の人々に思いを馳せながらの湯浴みを愉しんで。

また、庭続きに隣接する姉妹館「あたみ石亭」の大浴場やスパを利用することも可能。こちらでは「舐めると少し辛さを感じる」と言われるほど高濃度の自家源泉を、大浴場で堪能できます。湯巡りに足をのばしてみてはいかがでしょうか。
魯山人の技を“石亭流”に。五感で味わう宿ならではの懐石


“粋”への思いは、料理にも表現されています。美食の天才として知られる北大路魯山人の技法をもとに「あたみ石亭別邸 桜岡茶寮」流に織りなされる創作懐石はまさに“味の豪奢”。
旬の食材を用いることはもちろん、ドラマのようなストーリー性のある懐石の流れは、五感全てで愉しむことができるでしょう。
朝食は、江戸時代から続く熱海の名店「釜鶴」の干物がメイン。職人の手作りだからこそ実現できる、無添加の干物です。色とりどりの献立に、朝から元気が出そう。
夕食・朝食ともにお部屋での提供なので、周りを気にせず過ごせるのも嬉しいポイント。
細やかな美意識に包まれながら、名湯に身を預け、美食と向き合う。そんな休息のひとときを「あたみ石亭別邸 桜岡茶寮」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
あたみ石亭別邸 桜岡茶寮
静岡県/熱海












