FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

お好きなものをお好きなだけ。洋上でいただく瀬戸内の恵み
クローズアップ

お好きなものをお好きなだけ。洋上でいただく瀬戸内の恵み guntu(広島県/尾道)

「せとうちに浮かぶちいさな宿」をコンセプトに、2017年10月に就航した「guntû」。穏やかな瀬戸内海を漂いながら島々が織りなす絶景や島の魅力に出会う、他に類を見ない贅を尽くした客船です。

前回の客室編「瀬戸内海の魅力に触れる、上質で穏やかな船旅」に続き、瀬戸内の多彩な恵みを味わう食事の数々をご紹介します。

獲れたての新鮮な魚介類を船の上から買い付け

瀬戸内の「食」といえば、なんといっても海の幸。guntûではゲストに新鮮な食材を提供するために、行く先々の漁師からその日に揚がった魚の買い付けを行っています。

買い付け時には、浮桟橋が右舷側に着水。その横に漁船が横付けします。

1日目の夕方、三原港沖でやってきたのは三原タコの漁船。料理長が、浮桟橋を渡って漁船へ乗り込み選別を行います。

新鮮なタコは、その場でさばいて試食用に。

タコと合わせて振舞われるのは、広島の地酒。オープンデッキでいただけば、いつもより一味も二味も美味しく感じられます。

2日目には呉港沖にて、タイなどの白身魚を中心とした仕入れを。その場で神経締めと血抜きを行うのが、鮮度を保つ秘訣。
日ごとに仕入れる魚が違うのも、買い付けの様子を見学する楽しみの一つです。

星付き料理店が監修したメインダイニング

ダイニングは最上階の3階。ウッディな空間の中に、長テーブルや外の景色を一望できるテーブル席。

少し奥まった小上がりには、プライベート感のある半個室風のテーブル席を備えます。

guntûの食事の基本は、「お好きなものを、お好きなだけ」。
営業時間内にこちらのダイニングを訪れれば、海の上にいながら気の向くままに食事を楽しむことができるのです。

和食の監修を務めるのは、東京「重よし」の佐藤憲三氏。メニューの用意はなく、まずはその日に獲れた魚介、肉や野菜など地元産の新鮮な食材が目の前に並びます。

思わず目移りしてしまいそうになりますが、料理長やスタッフがおすすめの食材や調理法をプレゼンテーションしてくれるのでご安心を。
いろいろ食べたいというゲストの希望に合わせて、料理は少しずつ提供してくれます。

料理を待っている間にいただくのは、先付けや本日のおばんざい。

お刺身は伊勢海老を含むお任せで頼んだところ、カレイ、太刀魚、イサキ、赤貝の5種盛り合わせに。わさびとすだちで、さっぱりといただきます。

オコゼは唐揚げ、穴子は野菜を添えて天ぷらに。

アワビはお刺身と迷いましたが、バター焼きにしていただきます。

黒毛和牛のサガリはたたきでさっぱりと。

フィレ肉のステーキは脂が落ち、炭火のいい香りとともに堪能しました。

豪華食材が奏でる洋食の定番メニュー

洋食も和食と同様、シンプルなメニューが並びます。

広島県産神石牛のハンバーグステーキは肉汁たっぷりで、口に入れた瞬間に思わず笑みがこぼれます。

〆にはぜひ、船名の由来にもなっているイシガニ“ガンツウ”の名前がついた「ガンツウカレー」を。中にはカニの身、上にはアワビがのった、guntûでしか味わえない贅沢なカレーです。

新鮮な魚介を瀬戸内スタイルの鮨で満喫

メインダイニングの奥には6席限定の鮨カウンター。こちらを監修するのは「淡路島 亙(のぶ)」の坂本亙生氏です。

周辺の海で獲れたばかりの白身魚を中心とした鮨はどれも絶品。
大将と相談しながら、全種類でも数貫でも好きなネタを選びましょう。

特徴的なのは醤油をつけず、塩やすだちでいただくこと。
大葉で香り付けをしたり大根おろしをのせるなど、工夫を凝らした握りも楽しめます。

軽くあぶった車エビの上にはエビ味噌を。

景色を眺めながら鮨を味わいたい場合は、外が明るい日中に行くのがおすすめです。

昼夜で異なる雰囲気を味わえるカフェバー

カフェバーは、昼にはコーヒーやサンドイッチなどの軽食を楽しめるカフェとして。日が暮れて辺りが暗くなった頃には、ビールやワイン、オリジナルカクテルなどのアルコールを嗜めるバーへと姿を変えます。

食後のデザートと一緒にいただいたのは、“ガンツウ”型のライムがのったオリジナルカクテル。

静かな海の向こうには街の明かりが輝き、更けゆく大人だけの時間をゆったりと過ごすことができます。

1日の始まりは多彩な朝食でパワーチャージ

海の上で目覚める朝。お腹が空いたら、ダイニングへパワーチャージに向かいましょう。
天気が良ければ、テラスで朝食を。

卵料理はエッグベネディクトやオムレツ、目玉焼きなどから気分に合わせて選びましょう。パンの種類、ソーセージやベーコンなどの付け合わせも、もちろんお好みでセレクト可能。

和食の場合は焼き魚が選べます。この日はスズキの干物、イサキと太刀魚は塩焼きの計3種類。

お味噌汁には“ガンツウ”の半身が入っており、朝からなんとも贅沢です。

フルーツやシリアル、ヨーグルトなどもあるので、好きな料理を組み合わせて思う存分いただきましょう。

出来立ての和菓子をいただく優雅なおもてなし

ティータイムに訪れたいのは、3階の船尾に設けられたラウンジ。カーペット敷きで、靴を脱いで上がればほっと一息つける安らぎの空間です。

こちらでは、奈良「樫舎(かしや)」の喜多誠一郎氏が監修する和菓子を、目の前でいただくことができます。

“ガンツウ”型のかわいらしい干菓子は、オリジナルの煎茶と合わせて。つなぎを使用していないため、口に入れた瞬間にほろほろと溶けていきます。

練り切りの餡には白小豆の中でも希少な、岡山産「備中白小豆」を使用。裏ごしをして、一つずつ丁寧に包み上げます。

こちらは、目の前で点てていただいた抹茶とともに。包みたてで柔らかく、上品な甘さが抹茶とよく合います。

刻々と変わってゆく夕陽や島並は、同じものには出会えないその瞬間だけの美しさ。
稜線をぼんやりと眺めながら、穏やかな時間の流れに身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

漂泊する中で出会う土地ごとの食材は、四季折々の魅力にあふれています。一期一会の食材が持つ一瞬の味わいを、心ゆくまで堪能する。瀬戸内を漂うguntûならではの美食体験です。

>客室編はこちら

guntu

guntu

広島県/尾道

この記事が気に入ったらシェア!

あわせて読みたい

「憧れの旅館」の人気記事