水上温泉郷にある「水上温泉 蛍雪の宿 尚文」は、気取らずに心の洗濯ができる10室の宿。懐かしい田舎を訪ねたようなくつろぎ感とワンランク上の田舎料理がたまりません。
目 次
心を込めた「食」でもてなす

旅館のお料理といえばある程度のスタイルがあるのが一般的です。けれど「水上温泉 蛍雪の宿 尚文」の料理は、郷土料理をベースにしつつも、その枠にとらわれないオリジナリティーあふれた田舎料理。宿では「山人(やまびと)料理」と銘打っており、ここの料理を食べたくてわざわざ訪れる人もいるほどです。

宿があるのは県道63号、別名「奥利根ゆけむり街道」を藤原湖方面に車を走らせた先。「奥利根スノーパーク」の近くで、左手に「尚文」と書かれた正門が見えてくるので迷うことはありません。ちなみに「尚文」とは当主の祖父の名前。

以前、おじいさんは畑仕事をしながら民宿を営んでいたそうで、手作りの沢庵や白菜漬けで旅人をもてなしていたとか。心を込めて作った食事で手厚くもてなす心が、今なおこの宿に根付いています。
母屋と離れに全10室

部屋は母屋に加えて、渡り廊下の先に離れが4室。リクエストの多い露天風呂付きの部屋は、母屋と離れどちらにも設けられています。

田舎のおばあちゃんの家を訪ねたような母屋に泊まるか、よりプライベート感のある離れにするか悩むところですが、どちらを選んでも天然木をふんだんに使ったインテリアで柔らかい雰囲気。

一例としてメゾネットスタイルの離れを見てみると、1階にリビング、そのリビングとつながる広い専用露天風呂、2階に寝室という構成。この寝室の窓に映るのは周囲の山々の瑞々しい緑。思わず深呼吸したくなりますよ。

どのお部屋にも言えることですが、ゲストに呼ばれない限りスタッフは部屋を訪ねないよう配慮しているので、思うままにくつろげます。
究極の地産地消のお料理

水上温泉郷には18の温泉がありますが、この宿のお湯は向山温泉。無色透明で肌に柔らかなアルカリ性単純泉です。「蛍雪の湯」「岩の湯(壱)」「岩の湯(弐)」という無料の貸切風呂が3箇所あるので、プライベート感たっぷりの湯浴みを楽しみましょう。

そして、いよいよお待ちかねの夕食! 「山人料理」だけあって、奥利根の山々と利根川からいただく恵みが料理の主役。鮎やキノコ、近隣の提携農家から仕入れる味の濃い新鮮野菜、合鴨農法によるお米など、地元の素晴らしい食材を使って料理長が腕をふるいます。

山に囲まれた土地柄ゆえ、海のご馳走は登場しませんが、その潔さも魅力。この宿に泊まったら山と川の幸を存分に堪能するのがいいでしょう。
水上温泉 蛍雪の宿 尚文
群馬県/水上












