前回のインタビューでは、ブロガー・作家のはあちゅうさんが提案する「サク旅」のコンセプトや宿に求める条件についてお伝えしました。後編では、忙しい人向けの東京サク旅のご提案と、時間に対する考え方についてのお話をご紹介します。
東京でサク旅するなら、どんな旅がしてみたい?
-今回インタビュー会場として「ザ・リッツ・カールトン東京」(プレジデンシャルスイート)にお越しいただきました。実際にお部屋に来てみた感想はいかがですか?

ホテルには何度か来たことはありましたが、お部屋の中まで入ってみたのは初めてです。やっぱりすごくゴージャスで、細かい所まですごく行き届いているなと感じました。冷蔵庫の中もすごくバラエティに富んでいて、クローゼットもいくつにも分かれていて。
上質なお客様をこれまで出迎えてきた伝統がお部屋の随所に感じられましたし、スタッフの方からのご説明を聞くのも楽しかったです。
-細かいところまで見ていらっしゃいますね。
そうですね、こんな本を置いているんだ、とか、見ていてわくわくします。
-このお部屋だったら、どんな本を書きたいですか?
このお部屋だったら、むしろ本を読みたくなりますね。2日くらい読書に使ってゆったり過ごしたいです。
-このお部屋の中で一番インスタ映えするスポットはどこだと思いますか?

アフタヌーンティーを窓際のテーブルに移動させて、背景に六本木ヒルズと青い空を入れると可愛いと思います。今日(取材日当日)は雨だからちょっと空がうまく映らないかもしれませんが。ただ、インスタグラマーさんによって世界観とテーマが違うので、モデルさんみたいな方だったらベッドとかお風呂とか、人によってインスタ映えポイントはいろいろあるんだと思います。
-東京で「サク旅を」するならどんな旅を提案しますか?

東京の人が東京でサク旅をするのと、地方の人が東京に来てサク旅をするのとでは全然違うと思っていて。東京の人であればあえて「東京の中に引き籠る」をコンセプトに、高級なホテルにあえて籠るとかはサク旅のテーマに合いますね。1日本を読んでハイティーのセットで楽しむとか。
地方の人向けには、東京人の週末を疑似体験してもらいたいですね。観光スポットではない東京の人が週末に行くようなルートを立てると思います。朝早くからパンを焼いているカフェに行って、ちょっとカジュアルに代々木公園とかを散歩してお昼は旬なお店で食事。夜はホテルでゴージャスな食事をする、ちょっといい週末みたいな過ごし方が良いですね。東京タワーや秋葉原はあえて選択しません。
「忙しい人ほど欲張りに、幸せな瞬間を楽しんで」
-はあちゅうさんが代理店時代に「欲張りな女の子ほど幸せになっていく」というコピーを書いたというエピソードを拝見しました。忙しい現代女性は欲張りになる「時間」も与えられていないように感じますが、普段どのように時間を作っていますか?
私は“一石二鳥の時間”を増やしていますね。ネットを使って映画やドラマを観ながら家事をしたりとか、移動をしながら本を読んだりとか。「移動の時間が多いな…」と思うよりは「移動しながら本読めてる!」って思う方がちょっと前向きになれるから。
-なるほど、賢い考え方ですね!
「家事させられてる」よりは「家事しながらドラマも観れてめっちゃ有効活用してる~」と思うと楽しくなるので、どこまで掛け合わせられるかを楽しんでいます。
-一休.comは「こころに贅沢させよう」がコンセプトになっています。はあちゅうさんが考える「こころの贅沢」とは何でしょうか?
「心が自由になっているとき」にいま一番贅沢な時間を過ごしているなと感じるので、考え方によってはいつでも贅沢になれるんですよね。
ただ、忙しい日常があるからこそ贅沢ができると思っていて。ずっと贅沢な環境にいると感情が伸び切ってしまって贅沢を感じられなくなる気がします。普段は身の丈に合った生活をして、たまに贅沢をするのが一番贅沢を感じられて、自分の自由さを自覚して放たれるというか。ずっと贅沢だと逆に落ち着かないですよね。
-確かに、慣れちゃいますよね。
普段歩くからこそタクシーのありがたみを感じられたり、普段は家で過ごしてるけどたまにホテルに行って開放されたりとか。
そのギャップが贅沢を味わう一番のコツ。普段忙しい人ほど休日は楽しいと思うんですよね。
-現代の日本人が旅や余暇に求めていること、一方で行動に移す際の「障壁」になっていることは、どんなことだと感じますか?

みんな知識は豊富にあって、「ネットのキュレーションメディアで見た写真のここにいつか行ってみたい」と話は出ますが、実行に移せる人は多くないと感じています。行きたい気持ちにはなっているのに、どうやって行ったらいいのか、調べるうちに疲れてしまうんです。あと、とにかく忙しくてしんどい、っていうのが一番の障壁になっているのかな。夢はあるけど疲れ切っているから、旅行しようっていう気持ちにならないのかもしれませんね。
でも忙しい時ほど外の世界を見る必要性は感じます。自分が広告業界にいたとき、業界以外の人とコンタクトをとることがありましたが、「広告業界あるある」や、辛かったことを笑ってもらえたり、逆にうらやましいって言われたりして。外の人に教えてもらって、楽しさや魅力に気づいたことも多いです。
非日常に出ていくことで日常のありがたみがわかると感じました。

「サク旅」というキャッチーさとコンセプトがすごく響きました!仕事が多忙を極めるからこそ、小さな旅を積み重ねて、翌日のパワーチャージをする。パワフルに、新しいことに挑戦する彼女ならではの視点で、旅の魅力について語っていただきました。
一休.comユーザーの皆様も、1泊2日や2泊3日でお出かけして、週明けにはまたバリバリ働く、そんな「サク旅」をしてみてはいかがでしょうか。
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はあちゅう さん
肩書:ブロガー・作家
ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部政治学科卒。
2009 年電通入社後、中部支社勤務を経て、クリエーティブ局コピーライターに。
2011年12月に転職し、トレンダーズで美容サービス、動画サービスに関わる。
2014年9月からフリーで活動中。
Twitter:はあちゅう (@ha_chu)
Instagram:ha_chu
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今回のインタビュー会場はザ・リッツ・カールトン東京 プレジデンシャル スイートを利用させていただきました。












