創業から長い歴史をもつ老舗旅館。多くの客人をもてなし魅了しているからこそ、“名宿”として今なおあり続けているのでしょう。今回は、多くの歴史を紡いできた古都・京都にある老舗旅館の中から、一度は泊まりたい宿を厳選してご紹介します。
目 次
1.創業200年余りの老舗旅館で、古都の旅情に浸る
柊家旅館(京都府/京都)

1818年に創業し、200年以上の歴史がある「柊屋旅館」。作家の川端康成が愛した旅館で、宿について書かれた寄稿文が今も残されています。客室は旧館と新館にあり、旧館は、江戸末期から昭和にかけての風情が残る木造の数寄屋造り。古都・京都ならではの風情を感じることができるでしょう。一方新館では、新しさの中にも日本の伝統美を感じられる洗練された客室に滞在できます。夕食は、旬の地の材料を中心に取り入れた京懐石料理。選りすぐりの器とともに食事時間を楽しみましょう。
柊家旅館
京都府/京都
2.侘び茶の心を現代に伝える、安らぎを感じる宿
炭屋旅館(京都府/京都・中京区)

大正の初めに創業した「炭屋旅館」は、“お茶の宿”としても広く知られる老舗旅館です。毎月7日と17日の夜にはお茶席を設け、訪れる人に茶の湯の心を伝えています。客室は、和の情緒を感じられる数寄屋造り。ひょうたんをかたどった引き手をはじめ、それぞれの客室に遊び心が散りばめられています。夕食は、四季折々の旬素材を盛り込んだ京懐石料理を客室でいただきましょう。朝食は京野菜を使った体に優しい和食です。
炭屋旅館
京都府/京都・中京区
3.京都の町中に佇む、8室のみの小旅館
要庵西富家(京都府/中京区)

「要庵西富家」は、1873年に創業した京都の町中に佇む老舗旅館。宿に入るとお香の香りがくつろぎの空間を演出します。客室は8室のみ。檜風呂から坪庭を眺められる客室や、ライブラリーを備えた客室などそれぞれ異なる設えになっています。夕食は、「季節、器、機会」を大切にして作られた懐石料理。食事とともに楽しむドリンクは、全国から仕入れた日本酒はもちろん、ワインも豊富に揃います。朝食は、京都に伝わるおばんざいを中心とした和食で、洋食も選ぶことができます。
要庵西富家
京都府/中京区
4.テレビや時計のない客室で、非日常を満喫
旅宿 井筒安(京都府/京都)

1839年に料理屋、旅籠屋として創業した「旅宿 井筒安」。180年以上の歴史がある老舗旅館です。和室や和洋室などそれぞれ趣の異なる客室が設けられていて、室内にはテレビや時計はありません。これは京都での滞在を大切にしてほしいという宿の思いから。非日常のひとときをじっくり楽しめそうですね。夕食は、おまかせの懐石コース。二十四節気に沿った献立に舌鼓を打ちましょう。京都産を中心とした日本酒のほか、ワインやウイスキーなど豊富なドリンクも一緒に楽しみたいですね。
旅宿 井筒安
京都府/京都
5.嵐山の老舗旅館で、絶景や客室露天風呂を楽しむ
京都 嵐山温泉 渡月亭(京都府/京都・嵯峨嵐山)

嵐山のふもとに佇む「京都 嵐山温泉 渡月亭」は、1897年に創業した老舗旅館。宿は3つの建物で構成されていて、このうち「碧川閣」にある客室「【碧川閣】露天風呂付客室(禁煙)」からは嵐山の絶景を一望することができます。檜造りの内風呂や信楽焼の露天風呂も備わる贅沢な空間です。夕食は伝統の京会席料理。食事はもちろん、宿の細やかなおもてなしにお腹も心も満たされることでしょう。朝食では嵐山の豆腐店「嵯峨豆腐 森嘉」の湯豆腐も提供されます。
京都 嵐山温泉 渡月亭
京都府/京都・嵯峨嵐山
今回は京都にある老舗旅館の中から、一度は泊まりたい宿をご紹介しました。宿探しの参考にしてみてはいかがでしょうか。












