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【滞在記】2024年8月、京都に開業した「バンヤンツリー・東山 京都」で天然温泉とスパを堪能
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【滞在記】2024年8月、京都に開業した「バンヤンツリー・東山 京都」で天然温泉とスパを堪能 バンヤンツリー・東山 京都(京都府/京都市)

2024年8月、世界各国で高級ホテルなどを展開する「バンヤン・グループ」が運営する「バンヤンツリー・東山 京都」が、京都・東山にオープン!「隈研吾建築都市設計事務所」が手がけたホテルでは、天然温泉とスパを楽しめます。今回は開業したばかりの「バンヤンツリー・東山 京都」に滞在し、東山の自然に溶け込むようなホテルの模様をご紹介します。

京都・東山の霊山(りょうぜん)に幽玄と佇む、隈研吾氏デザインのホテル

「バンヤンツリー・東山 京都」は、清水寺や高台寺まで徒歩10分圏内という東山の観光エリアの中心・霊山(りょうぜん)に位置し、京都市内を一望できる高台に誕生しました。特徴的な格子の門が、幽玄とした空気に包まれた非日常の世界観を演出します。

敷地内には約12 メートルの高低差を活かした3つの庭と竹林があり、自然との調和を図る設計になっています。デザインは世界的建築家である隈研吾氏が率いる「隈研吾建築都市設計事務所」。正面玄関のシンボリックな大庇は、木の温かみと共に気品ある風格を感じさせます。

かつてこの地には、温泉の源泉を有する「ホテルりょうぜん」という老舗の宿があり、多くの賓客に愛されてきました。今回、敷地と温泉を継承した「バンヤンツリー・東山 京都」では、サステナビリティの理念に則り、石垣や樹木、苔や竹林を保存・復元したそう。そのため、開業直後でありながら悠然とした自然と調和した空間の中で心地よい滞在となりました。

エントランスから中に入ると、美しい庭園を望むロビーがあります。障子や格子のような和を感じさせるデザインで、訪れたゲストがほっと一息つけるような空間。

ロビーにて、お庭を眺めながらウェルカムドリンクをいただき、チェックインの手続きを行います。

ロビーの一角には、京都にゆかりのあるアーティストが手がけた器などの作品が点在。「バンヤンツリー」のロゴが入った香炉など、オリジナルの作品も並び、購入もできるとのこと。

東山の自然に溶け込み、幽玄を体現するNoh Stage(能舞台)

このホテルを象徴する「Noh Stage」。霊山エリアは古来より、京都の町と山の間、町の端に当たる場所でした。敷地の北には大谷祖廟、南には鳥辺野と呼ばれた場所があり、現世と来世を隔てる結界のような区画と言われています。ホテルの立地が持つ境界性の象徴として、敷地内に京都市内のホテルで唯一となる能舞台を設えたそう。

幽霊や神など、この世のものではないものが題材となることも多い能楽は、日本を代表する舞台芸術。能舞台を構成する「本舞台」と「鏡の間」は、この世とあの世とされ「橋掛かり」はその間をつなぐ場所とされています。隈研吾氏らしさを感じるデザインで、訪れたゲストの記憶に残る特別な印象を与えます。

静寂と安らぎに心が落ち着く、全52室のゲストルーム

全52室のゲストルームのデザインを手がけたのは、国内外の空間デザインを手掛けてきた「橋本夕紀夫デザインスタジオ」。デザインコンセプトである“幽玄”を踏まえ、能の伝書「風姿花伝」の中から「秘すれば花」という一節を客室のテーマに掲げています。

今回泊まったのは「セレニティ・キング」の客室。扉を開けた瞬間、畳のフレッシュな香りに驚きました。自然の木の手触りや上品な金箔の美しさは、さながら旅館の一室のような雰囲気を醸します。

奥行のあるソファは、大人2~3人が座っても十分な大きさ。

全ての客室には、ヒバの木のバスタブが備わっています。このバスタブは大きめのサイズで深さもあり、ずっと浸かっていたくなるような心地よさ!

シャワーブースはレインシャワー付でゆとりがありました。

パウダースペースはツインベイシンで片側にメイクミラーが備わります。

ルームウェアはホテルのロゴを用いたオリジナルのもの。館内で着用できるので、散策や夕食時に浴衣を着たゲストを目にしました。また、特製の籠バッグもあるので、大浴場へ行くときなどに重宝しました。

ミニバーには無料でいただけるお水や緑茶、ネスプレッソをはじめ、冷蔵庫などがコンパクトに収まっています。またお茶菓子も用意されていました。

スパで有名な「バンヤンツリー」らしく、お部屋のアロマにもこだわりが。3種類のオリジナルアロマは、「京都のひのき」や「北山杉」、「水尾ゆず」など京都を感じられるものが用意されています。

続いて「グランドONSENリトリート・キング」へ。こちらは天然温泉を客室で楽しめるお部屋になっています。

お部屋からは能舞台が目の前に見えました!窓際のソファはまるで特等席のよう。

ベッドの隣に掘りごたつの小上がりがあります。

バスルームはヒバの木のバスタブと、レインシャワー付シャワーブースが一体になっています。ビューバスタイプで、天然温泉に浸かりながら能舞台を眺めるという贅沢な湯浴みを満喫できますね。

数々の受賞歴を誇る「バンヤンツリ―・スパ」を堪能

数々の受賞歴を誇る「バンヤンツリ―・スパ」。このスパを受けるためにホテルに泊まる方も少なくありません。日本の天然温泉を備えたスパでは、熟練したセラピストの優しいタッチに癒されながら、総合的なリラクゼーション体験を堪能できます。

スパのエントランスでは、施術で使う本格的なタイのボディスクラブ、香り豊かなマッサージオイル、また「バンヤンツリー」オリジナルの商品などを販売。

天然温泉とスチームサウナを備えた贅沢なトリートメントルーム。温泉と組み合わせることでトリートメントの効果をさらに高めます。

2名用のトリートメントルームはさらに広々としていて、ゆったりとした気分で施術が受けられますね。

高い技術力に定評のある「バンヤンツリー・スパ」。こちらのスパでも、自然素材がもたらすオリジナルのスクラブやマッサージオイルと、経験を積んだセラピストの手による唯一無二のトリートメントで、心身が整うことでしょう。

スパと同じフロアには、様々なマシンが用意されたジムもありました。

また、ホテル内には宿泊ゲストのみが使える温泉大浴場があります。敷地内から湧き出る天然温泉は単純弱放射能冷鉱泉。内湯に加え、露天風呂もあるので、滞在中にぜひ利用したいですね。

地元の食材で四季を感じるダイニング「りょうぜん」

旅の醍醐味と言えば食。シグネチャーダイニング「りょうぜん」では、能舞台と東山の自然を愛でながら、和食割烹のお料理をいただけます。

地元・京都の食材、伝統、文化からインスピレーションを得たお料理は、器や盛り付けからも季節を感じるものばかり。滞在したのは8月の真夏日で、始めにいただいた「とうもろこしのすり流し」が、火照った身体を涼やかにしてくれました。

京都野菜の賀茂茄子にカマスを合わせ、季節の無花果は生胡椒の田楽スタイルで。程よく上品で、滋味深い味わいです。

メインの炭焼は牛フィレを山椒のソースで。付け合わせの万願寺唐辛子や、黄色のズッキーニが彩りに華を添えます。炊き込みご飯と赤出汁のお味噌汁、デザートまで美味しくいただきました。

食事の前や食後に訪れたいのが「BAR RYOZEN」。京都伏見の地酒をはじめ、日本国内のお酒がずらりと並び、お米にまつわるストーリーと共に味わえます。

落ち着いた雰囲気の中、各種アルコールや地元のクラフトスイーツ、厳選されたお茶など、京都スタイルのアフタヌーンティーも提供。隠れ家のような雰囲気で、滞在の合間に立ち寄ってみては。

朝食は、ボックス型に小鉢が並んだ和食スタイル。魚の煮付けに茄子の煮浸し、湯葉豆腐など、ほっとする優しい味付けに心が落ち着きます。ご飯は鳥取県日南町のコシヒカリで、ふっくらと炊き上がったご飯はつやつやに輝いていておいしかったです。

山の竹林に抱かれた豊かな自然を有する聖域に佇む「バンヤンツリー・東山 京都」。祇園や東山の観光スポットのすぐ近くにありながら、街の喧騒から離れ、心身を整えるリトリート体験が叶う宿です。今までにない京都ステイを味わいに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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バンヤンツリー・東山 京都

京都府/京都市

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