観光名所や文化的な施設が揃う、京都市内でも人気の東山エリア。ここに新しく開業したのが「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」です。元白川小学校跡地だったという立地からは、地元の人が行き交う商店街からもほど近く、「ふだんの京都」と「名所ぞろいの京都」、その両面が楽しめる魅力があります。
目 次
東山エリアに開業した「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」

2022年7月7日にオープンした「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」。観光地の華やかさと日常の暮らしが共存する東山の三条通に面しています。

館内に入り部屋まで行くのに、まず目を引いたのがカーペット。ホテルのすぐ近くを流れる河川、古くは和歌にも登場する「白川」をイメージしたデザインです。壁には京唐紙があしらってあるほか、唐紙柄が掘られた版木もオブジェのように飾られるなど、いたるところで京都の歴史、伝統が感じられるようになっています。

こうした館内のインテリアデザインを手掛けたのは、和の美しさと現代的な機能性を両立させたデザインで人気の(株)乃村工藝社。エレベーターホールには、「源氏物語絵巻」を原寸大に再現した巻物もありました。すぐ下のパネルでは「源氏物語絵巻」の詳しい説明もあり、部屋に辿り着くまでに、いたるところで京都の文化と出合えます。
落ち着いた空間の中にこだわりのデザインが光る客室

こちらが「スーペリアハリウッドツイン(27平米)」の客室です。ホテルは中庭を中心にロの字になるように建てられており、中庭に面した客室と、外側を向いた客室とに分かれます。こちらは外側向きのタイプ。

ベッド脇にあるナイトランプ。ゆらめく光はカーペット同様に白川の流れ、揺らぎを表しているそうです。

部屋のバーコーナーには、このホテルのために作られた特製の茶箱が置いてありました。箱は桐、持ち手が竹細工の箱の中には、有田焼窯元・李荘窯の四代目当主である寺内信二氏による急須と湯呑み茶碗、ティーバッグやコーヒー、宇治茶専門店・祇園辻利謹製の抹茶の飴が入っています。

部屋のミネラルウォーターは、プラスチックごみ削減に向けた活動のひとつとしてペットボトル入りではなく、スチール缶の水が用意されていました。

ルームウェアは、リネン地で作られたパジャマスタイル。

部屋には、アクセサリー入れとして作家ものの陶器や、京都で上質な茶道具を作り続けている「高野竹工」が手掛けた、香りを楽しむための独楽が置いてありました。独楽に備え付けてあるアロマオイルをしみ込ませて回すことで、香りがふわりと広がるのです。

このお部屋には広々としたバスルームがついています。が、館内に後で紹介する、貸し切りで利用できるプラベート・スパもあります。

お部屋にはスリッパだけではなく、木の質感が心地よいサンダルも用意してありました。

扉にあったのは、「Do not disturb」「Clean Up Please」の札で、これも「高野竹工」による竹細工。竹の札は風情があっていいですね。これらも持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みのひとつで、実はルームキーも木製のカードでした。
上階に行けば平安神宮の鳥居が見える客室も!

ここからは4階にあるエグゼクティブルームのご紹介です。
こちらは「エグゼクティブハリウッドツイン(43平米)」。
まわりに高い建物がない京都市内なので、部屋によっては窓の向こうに平安神宮の朱色の鳥居や美術館のレトロな建築を望むこともできます。
この高さから京都らしい景色を独占できるなんて、ほかではない特別感があります!

エグゼクティブルームに用意してあったのはシンプルなスリッパと、なんと雪駄スニーカー!雪駄の裏がスニーカーのようになっていて歩きやすさ抜群だそう。
趣の異なる3種のプライベートスパ

1階には、宿泊者限定のリラクゼーションスペースとして、趣が異なる3つの「プライベートスパ」が用意されています。

それぞれ京都のおもてなしであるお茶をモチーフにしており、玉露・煎茶・ほうじ茶の香りに包まれる空間となっています。予約制になっており、家族みんなで楽しむことができるほか、車いすのまま入れるバリアフリータイプのスパもありました。
滞在をより豊かにしてくれるユーティリティルーム


1階のユーティリティルームには、ランドリーやランニングマシンなどを取り揃えたフィットネスジムのコーナーもありました。一角には、京都や日本の文化をテーマにキュレーションされた書籍が並ぶ棚も。実は、書籍はこのユーティリティルームだけではなく、すべての客室内にスタンバイ。滞在中に本を通して文化の世界に触れる、そんな豊かな時間も過ごせそうです。

1階ロビーにはショップがあり、客室内に置かれている小物や器をはじめ、「京都伝統産業ミュージアム」が提案する京都でしか出合えないアイテムが販売されています。
七日に一度訪れたくなるレストラン「ナナノイチ」

朝食は地下にある京フレンチのレストラン「ナナノイチ」へ。名前の由来は、七日に一度は訪れたくなるレストランという思いが込められています。天井まである大きな窓から光が差し込み、地下とは思えない明るく、開放的な雰囲気。

メニューは、おばんざいを中心とした和食と、自慢の自家製パンと卵料理がセットになった洋食から選べます。味噌や醤油といった調味料や豆腐などは、ホテルのある東山エリアで仕入れたものを使用しているそう。空間やオリジナルアイテムに加え、食を通じても、京都東山の魅力に触れることができます。

ホテルからは人気の名所、平安神宮や八坂神社が徒歩圏内ですが、地元の人が集う昔ながらの古川町商店街もぜひ訪ねてもらいたい。滞在中は「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」だからこその豊かな時間と、この立地ならではの魅力も合わせて楽しんでみてください。
THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel
京都府/東山区












