FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

2023年リニューアル、城崎温泉に佇む登録有形文化財の温泉宿で日本の美に触れる滞在を満喫
クローズアップ

2023年リニューアル、城崎温泉に佇む登録有形文化財の温泉宿で日本の美に触れる滞在を満喫 城崎温泉 小林屋(兵庫県/城崎温泉)

湯めぐりで知られる兵庫県の城崎温泉。その中心部に佇む「城崎温泉 小林屋」は、創業300年の歴史を誇る、登録有形文化財の宿。2023年、およそ100年ぶりとなる大改修を経て、至る所に日本の美を散りばめた宿へと変貌を遂げました。

「街全体が大きな温泉街」と言われる城崎温泉の中心部に立地

小さな大渓川にかかる、いくつもの石橋。揺れる柳。ぎっしりと軒を並べる木造3階建の宿やカフェ、土産物店。カランコロンと下駄の音を響かせ、そぞろ歩きを楽しむ人が多い城崎温泉へは、大阪から車で約2時間半。円山川の河口近く、もうすぐ日本海という場所に位置しています。

城崎温泉では宿の中のお風呂を「内湯」、7つある共同浴場を「外湯」と呼ぶそうで、湯めぐりが楽しい温泉地として知られています。「城崎温泉 小林屋」が立つのは、その外湯の一つ、「一の湯」の向かい側。まさに温泉街のど真ん中のロケーションと言って差し支えありません。

2年半の歳月をかけて大規模改修を実施

【本館】最上階スイート「吉右衛門301号」

木造3階建の建物は北丹大震災後の大正14年(1925年)の築。ベンガラ塗装を施した耐風板壁の外観だったそうで、2015年に登録有形文化財に。その後、2年半もの年月をかけて大規模改修を行い、2023年、ラグジュアリーな本格旅館として再オープンを果たしました。

夕暮れ時ともなると、通りに面したガラス窓から暖かな明かりがもれ、なんとも良い雰囲気!柳の風情と相まって、温泉街でもひと際目を引く存在です。

客室の広縁には木製ペアガラスと床暖房を採用

改修の設計監修は、今をときめく建築家・谷尻誠氏と吉田愛氏が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」。構造や手すり、型ガラスなど、歴史を感じさせる部分は活かしつつ、現代生活にマッチした機能性をしっかり確保。空気を汚さないヒーティングシステムの採用や、広縁に木製ペアガラスと床暖房を導入するなどして居住性能を高めています。

ラウンジ

もちろんデザイン性の高さも注目ポイント。天井や壁、ドアの引手に至るまで用いられた和紙。風情ある土壁。ルームキーとなって登場した伝統工芸「麦わら細工」。日本の伝統美があちこちに感じられ、建築ファンならずともワクワクする空間に。古さとモダンさが一体となって醸されるデザインの妙に、心を射抜かれるに違いありません。

全10室から眺められる柳並木

「【本館】最上階スイート『吉右衛門301号』」は、40畳もあった宴会場を改修したペントハウススイート。梁を現しにした大空間はお茶の間スペース。大きな水府提灯がよく似合います。

【本館】最上階スイート「吉右衛門301号」のベッドルーム

和紙作家ハタノワタル氏による手漉き和紙に包まれたベッドルームは温かな雰囲気。ソファやワークデスクを備えたラウンジエリアも整っています。

10ある客室すべてが通りに面しているので、いつでも城崎温泉らしい柳並木が眺められるのが魅力。余談ですが、この柳、城崎町長も務めたこの宿の6代目主人が大谷橋〜玉橋間に30本を植えたのが始まりとか。

器と共に楽しむ“あたらしい郷土料理”

食事は“あたらしい郷土料理”と銘打った月替りの会席料理。日本海の荒波にもまれて育った松葉ガニや、但馬牛や八鹿豚に代表される農畜産物などを用いた料理が、代々受け継がれてきた器などに盛られ、登場します。

一方で、現代の陶作家によるオリジナルデザインの器や近郊の出石焼など、ニューフェースも活用。料理と器との素敵な関係も味わい所の一つです。

湧出量が少ないこともあって、温泉全体で湯を集中管理し、各施設へ配湯している城崎温泉。今回の改修でも部屋付きのお風呂を設けない代わりに、予約不要で利用できる3つの家族風呂(内湯)を設けた「城崎温泉 小林屋」。宿泊者にはもれなく外湯めぐりのフリーパスがプレゼントされるので、内湯も外湯も存分に楽しみましょう。

00003204

城崎温泉 小林屋

兵庫県/城崎温泉

この記事が気に入ったらシェア!

エリアから探す

人気のエリア

全国のエリア

人気のテーマ特集