東京・永田町駅より至近に位置する「ザ・キタノホテル東京」。“For Comfort”をモットーに、“グローバルスタンダードな日本のおもてなし”を提供するラグジュアリーブティックホテルです。今回一休コンシェルジュ編集部は、そんな「ザ・キタノホテル東京」を取材。50年以上にわたり多くのゲストに愛されてきたサービスアパートメント「北野アームス」と、日系初のホテルとしてニューヨークに開業した「THE KITANO HOTEL NEW YORK」。その2つのエッセンスが融合するホテルの魅力をご紹介します。
目 次
政治の中心地・永田町に位置し、ビジネス・観光にも至便!

政治の中心地・永田町に位置する「ザ・キタノホテル東京」。明治時代には軍人、文化人、政治家などが多く居を構えた、歴史上の人物にゆかりのあるエリアです。現代では、皇居や政治の中心地であることはもちろん、丸の内や銀座などビジネス・ショッピング街へのアクセスも非常に快適。様々な目的やシーンに合わせた滞在の拠点にぴったりなホテルです。
2つのバックグラウンドを持つ「ザ・キタノホテル東京」

東京とニューヨークという異なる背景を持つ、多様なゲストのニーズに対応してきた経験を糧に開業した「ザ・キタノホテル東京」。そのバックグラウンドの1つは、ホテルの前身であり、日本初の長期滞在者用サービスアパートメント「北野アームス」です。ホテルのサービスを受けながらも、キッチンや洗濯機などの設備が整い、自室のように滞在ができる場所として、50年以上にわたり愛されていました。リニューアル後もそんなレジデンシャルな雰囲気を一部残し、寛ぎの滞在を提供しています。

もう1つは「THE KITANO HOTEL NEW YORK」。創業者・北野次登がニューヨーク万国博覧会の日本館を手がけたのをきっかけに、1973年に開業したマンハッタン唯一の日系ホテルです。進化し続ける国際都市ニューヨークにて、両国の文化を取り入れた独自のおもてなしを追求してきた文化を継承し、「ザ・キタノホテル東京」でも“グローバルスタンダードな日本のおもてなし”をコンセプトに掲げ、ゲストを迎えています。
春をテーマにした最上級客室「シグネチャースイート スプリング」


客室は、居住性を考えキッチンや洗濯機を備えた「シーズナルスイート」4室をはじめ、全14タイプ70室を用意。機能性を意識した空間に、日本の四季を感じられるインテリアが彩りを添えます。今回は、プレミアフロアと呼ばれる客室階の最上階にある「シグネチャースイート スプリング」と同フロアの角部屋に位置する「プレミアジュニアスイート」の2タイプを取材しました。


まずご紹介するのは80平米の広さを誇る、宿の最上級客室「シグネチャースイート:スプリング(春)」。プレミアフロアの東南角に位置し、大きな窓からは皇居を一望できます。“春”をテーマにした客室のインテリアは、和を意識した渋めのピンク色。高級天然木材のシカモアと相まって、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。その他、「ザ・キタノホテル東京」のために描かれた特別な絵画をはじめ、洗練されたアート作品が上品に飾られていました。

全てのお部屋に、洗面所とは別にカウンターと独立シンクが備わるのですが、なかでも「シーズナルスイート」は、長期滞在にも快適な設備を完備。IH付きのキッチンや大型の冷蔵冷凍庫、洗濯乾燥機を有し、まるで“暮らすような”滞在が叶うでしょう。

食器や調理器具の他、電子レンジまで備わるのは非常に便利。冷蔵庫内のドリンクはフリードリンクとなっているところも嬉しいポイントです。


その他、エスプレッソマシン(ネスプレッソ)があり、グラスはワイングラスを始め、様々な大きさのものが揃っていました。

“ホテルとは、ただお泊まり頂くだけでなく、お客様の心身を回復する場所であるべき”という思いから、寝具には一際こだわりあり。人体工学に基づいたエアウィーヴ社のマットレスや防汚素材のシーツ、抗アレルギー仕様の布団や枕を完備しています。

ベッドルームは2面採光になっている他、リビングルームより天井が高くなっているので、非常に開放感を感じられました。窓際にソファがあるので、外の景色を眺めながらゆったり過ごせそうです。

パジャマはワンピースタイプ。寝る時にもリラックスできそう。

続いてバスルームへ。洗面所はダブルシンクで広々。洗面スペースの後ろにも窓があるので、とても明るく、清潔感のある空間が広がります。

まるでお重のような上質な箱を開けると、充実したアメニティの数々。基本的なアメニティの他、バスソルトや足指用のリラックスパッドなども入っておりました。

バスアメニティはイギリスの香水ブランド「Miller Harris」のもの。人にも環境にも優しい自然な成分のみで作られているそう。※アメニティは今後変更の可能性あり

「シーズナルスイート」のお部屋限定で、ドライヤーは「Dyson(ダイソン)」製。快適な滞在に欠かせないアイテムの1つです。

浴室には大理石を使用。シャワーエリアとバスエリアが独立しており、高級感と機能性が両立しています。嬉しいのが、洗い場の広さがしっかり取られていて非常に開放感があるところ。そしてバスタブは深めでゆったり寛げます。

プレミアフロアのお部屋限定で、テレビも完備。

お風呂上りの必須アイテムバスローブは、ちょうどよい厚み。

「シーズナルスイート」のお部屋限定で、洗濯乾燥機も用意。なお、ホテル地下にはランドリールームがあるので、どのお部屋に宿泊しても、自宅のような気兼ねない滞在が叶うでしょう。

クローゼットもとっても広々!大きな荷物もしっかり入る収納力なので、長期滞在の時でも快適に過ごせそうですね。
プレミアフロアの角部屋に位置する「プレミアジュニアスイート」

次に拝見したのが、同じくプレミアフロアの角部屋に位置する「プレミアジュニアスイート」。 “夏”をテーマにしたさわやかな色調のインテリアと、高級サクラ材を用いた家具が調和する明るく柔らかな雰囲気の客室です。

リビングエリアには、壁掛けテレビを正面に2人掛け用ソファ、1人掛け用のアームチェアなどが配されていて、機能性の高い空間に。背後のベッドエリアにはダブルベッドが2台備わり、ゆったりとした一人での滞在やカップルで過ごすにも快適な仕様になっています。

ライティングデスクがあるのも嬉しいポイント。ちょっとした作業をする際や、出張の時などにも便利ですね。

館内で唯一「プレミアジュニアスイート」のお部屋にのみ備わるドレッサー。洗面台が広いお部屋はよくありますが、ドレッサーがあるのは珍しいですよね。

続いてバスルームへ。洗面所はダブルシンクで広々。

「プレミアジュニアスイート」のお部屋のドライヤーはパナソニック製でした。


高級感溢れる大理石のバスルームは、なんとガラス張り(ブラインド付き)のビューバス。ゆったりとお風呂に浸かりながら、東京の景色を望める贅沢な造りです。

「プレミアジュニアスイート」に備わるカウンターと独立シンク。こちらの客室でも、冷蔵庫内のフリードリンクサービスとエスプレッソマシン(ネスプレッソ)の利用が可能です。
2024年7月開業「LʼOrangerie 光庵」で味わう、身体にやさしいフレンチ

続いて、2024年7月に開業したメインダイニング「LʼOrangerie 光庵(オランジュリーこうあん)」へ。“For Comfort”をモットーとするホテルの象徴となるビストロノミーレストランでは、上質な雰囲気の中で身体にやさしいフレンチを楽しめます。

レストランに足を踏み入れると、広がるのはまるであたたかな陽だまりのような空間。東南角部屋に位置するレストランは、まるで貴族の邸宅にあるガラス張りの温室(オランジュリー)のようです。

グランドピアノの演奏を聴きながらお食事をいただけば、心も身体も癒されること請け合いです。

料理長を務めるのは、スイス・カンボジアにおいて21年の海外経験を積んだ、「フランス農事功労章シュヴァリエ」を叙勲しているシェフ・加茂健氏。フランス料理の確かな技術を基礎に、日本の食材を活かした身体に優しい料理でゲストをもてなします。

昼はコースを2種、夜はコース1種を提供の他、アラカルトメニューも用意。コース自体も軽やかに仕上げてあるので、アラカルトで追加をしても、もちろんアラカルトのみの注文も可能です。「その日その日のゲストのお腹の具合に応じて調節のしやすいように」と、ここにも“For Comfort”を意識した、ホテルのおもてなしの心が感じられます。
毎日食べてもホッとするような、身体に優しい朝食

「ザ・キタノホテル東京」では、ホテルのイメージを大きく印象づけ、そしてゲストの体調を左右するものと、朝食の開発にはこだわりを持たれているそう。洋朝食と和朝食の2種類を用意しており、何度食べてもほっとするような身体に優しい料理をテーマにしています。なかでも、どちらのメニューにもセットされている自家製のヨーグルト、スムージー、コンポーテは、素材本来の旨味を感じられる、身体に染み渡るような味わい。

その他洋朝食では、パンにも注目。フランスパンを日本に伝えたフィリップ・ビゴ氏の一番弟子である、藤森二郎氏が作るブーランジュリーが楽しめるとか。一方和食では、五つ星お米マイスターの平松伸元氏がお勧めするブランド米・越宝玉が味わえます。通常のお米より大きな粒が自慢の越宝玉は、より甘味と旨味が感じられることでしょう。どちらのメニューをいただいても朝から元気いっぱいになれそうですね。
都会の街並みを望むルーフトップバー「キタノアームスラウンジ」

最後にご紹介するのは、ホテル最上階に位置する「キタノアームスラウンジ」。店名は、ホテルの前身である「北野アームス」への思いを込めて命名されているそう。


テラス席から望むのは、大都会の景色。大きな障害物がなく、開放感に溢れています。季節によって、しだれ桜や椿などが花を咲かせるので、春にはテラスでお花見するのも粋ですよね。

屋内のスペースもあるので、雨の日や寒い時期などに活躍すること請け合いです。バーでは、ルームサービスなどでも楽しめる共通メニューの他、オリジナルメニューも用意。生産者から直輸入する野菜を使ったメニューや、サステナブルを意識したシグネチャーカクテルなど、人や環境にも配慮しています。

東京とニューヨークを拠点に、多様なゲストのニーズに対応してきた経験を糧に、“グローバルスタンダードな和のおもてなし”を提供する「ザ・キタノホテル東京」。レジデンシャルな雰囲気を残しつつ、ラグジュアリーブティックホテルとして生まれ変わった「ザ・キタノホテル東京」で、暮らすような滞在を体験してみては。
ザ・キタノホテル東京
東京都/永田町












