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【滞在記】2024年1月、大阪に誕生!世界初のシャンパンをテーマにした全11室のラグジュアリーホテル
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【滞在記】2024年1月、大阪に誕生!世界初のシャンパンをテーマにした全11室のラグジュアリーホテル Cuvee J2 Hotel Osaka by 温故知新(大阪府/大阪市)

2024年1月、大阪・心斎橋に誕生した世界初のオフィシャル・シャンパン・ホテル「Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新」。シャンパーニュをコンセプトにした唯一無二のホテルです。今回は実際の滞在を通し、シャンパーニュと共に優雅なひとときが堪能できるホテルの魅力をご紹介します。

世界初!「シャンパーニュ」をコンセプトとしたホテル

シャンパーニュ(シャンパン)とは、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、フランスのワインの法律(AOC法:原産地呼称管理法)で定められた条件をすべて満たしたスパークリングワインのみに許される名称。

2015年にはシャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴがユネスコ世界遺産に登録され、ワインツーリズムとしても注目を集めています。そんなシャンパーニュにフォーカスしたホテルを開業したのが、旅の目的地(デスティネーション)となるような宿やホテル をプロデュース・運営する「株式会社温故知新」。

シャンパーニュ業界のパイオニアである山本一人氏をプロデューサーに迎え、各メゾンに働きかけ許可を得た、世界初となるオフィシャル・シャンパン・ホテルです。

「Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新」は、地下鉄御堂筋線・心斎橋駅から徒歩6分ほどの場所にあります。美しく研ぎ澄まされた空間を手掛けるのは、世界的建築家・小川晋一氏。ガラス張りの建物は、中が見えない仕組みになっていて、秘密の入口のよう。

純白の扉に近づくと自動ドアが開きますが、中にはさらに壁があり、どこから入るのか分からない仕組み。隠れ家のようなエントランスの仕掛けが、これから始まる非日常の世界へ誘います。

ホテルは14階建てで、4〜14階までを客室フロアとし、11の名門シャンパーニュ・メゾン(生産者)と共に造り上げているのが特徴です。エレベーターで3階に向かうと、ホワイトカラーを基調とした「AWA Lounge & Bar」に通されます。

バーカウンターの壁には、シャンパーニュ地方の地図が飾られています。それぞれのシャンパーニュ・メゾンの所在地がマークされていて、現地を訪れているような気持ちになります。

カウンターには、実際のミュズレ(シャンパーニュの瓶の口にかける針金製の栓押さえ)が飾られています。ずらりと並ぶと圧巻ですね。

チェックインは、ウェルカムシャンパーニュをいただきながら行います。
“シャンパーニュの世界を知ると、日常はもっと優雅になる”のコンセプト通り、シャンパーニュをこよなく愛する人のみならず、シャンパーニュをあまりいただいたことがない方も、帰るころにはその魅力に気づく滞在となる仕掛けが用意されています。

11の名門シャンパーニュ・メゾンの世界観に没入する、世界に一つだけの客室

いよいよ客室へ。全11室、各メゾンの想いが詰まった個性豊かなキュヴェルームとなっていて、唯一無二のものばかり。また「シャンパーニュ付きプラン」を予約すると、それぞれのメゾンが選定した特別なシャンパーニュ1本を添えて迎えていただけます。今回は、特別に全室を見せていただきました。

客室のカードキー。デザインも1部屋毎に異なり、手にした瞬間からテンションが上がります!

4階 – ドゥモアゼル

「ドゥモアゼル」は、世界87か国で流通し、欧州最大のワイン生産者の一つであるヴランケン・ポメリー・モノポールグループが「エレガンスとフェミニン」をコンセプトにした自社のオリジナルプレミアムブランド。
今回私は、こちらのお部屋に宿泊しました。

お部屋に入ると、シャンパーニュがシャンパンクーラーに入っていました。「ドゥモワゼル」オリジナルのクーラーに、グラスもオリジナルのもの。

続いてバスルームへ。浄水器が各部屋についているのが珍しいですね。ホテルのロゴが入った瓶が用意されていて、お水も気兼ねなく飲んでいただきたい、というおもてなしの心が伝わります。

このホテルの特徴が「エニータイムバス」。常にお湯が張られ最適な温度で保たれているため、滞在中いつでも湯船に浸かれます。

バスアメニティは「CHRONO CHARME(クロノシャルム)」。美容領域から北海道の地方創生を掲げ、北海道・余市町の白ブドウ由来成分をキー成分に採用したプロダクトです。シャンパーニュはブドウの果皮・果汁が原材料のため、バスタイムでもブドウを感じる体験をしてほしいとチョイスされたそう。

スキンケアアメニティは「THREE」のもの。

続いてお部屋に備わっているものをご紹介します。どのお部屋も白い空間で統一されており、扉が目立たないような設計に。それぞれの扉を開くと、ハンガーやバスローブなどが用意されています。ロゴ入りのバスローブはふわふわの着心地。

オリジナルのルームウェアも着心地抜群!

ふかふかのスリッパと、木製のシューキーパーにブラシもありました。

お部屋にはシャンパングラスはもちろん、お皿や「バルミューダ」のトースターや電気ケトル、コーヒーマシンが備わっています。無料でいただける緑茶やほうじ茶の他に、「しじみエスプレッソ」というお味噌汁があり珍しいと思いました。

ベッドサイドにはワインセラーとデスクスペースがあります。電話はフロントにつながるほか「CHAMPAGNE PLEASE!(シャンパンプリーズ!)」というボタンがありました。

こちらを押すと、ソムリエ厳選のセレクトシャンパーニュを、お部屋にデリバリーしてくれるとのこと(有料)。グラスで気軽に楽しめるので、滞在の際にはぜひお試しを。

5階 – キュペルリー

続いて1845年創立の「キュペルリー」のお部屋へ。モンターニュ・ド・ランス(シャンパーニュの主要生産地の1つ)のグラン・クリュの中でもフラッグシップである、ヴェルズィ村を始めとする畑で、ブドウを栽培しているメゾンです。

ベッドボードには、1本のブドウの木の周りにキュペルリー一家の歴史が家系図のように描かれています。

各部屋の特徴は、インテリアだけではありません。お部屋にはプロジェクターが用意されていて、滞在している部屋のメゾンからのメッセージ動画を再生することができます。ホテルの滞在者のためだけに作られた特別な動画を見ながら、大事に造られたシャンパーニュをいただく、こんな贅沢なことはないと思いました。

6階 – テルモン

1912年に創業した「テルモン」は “母なる自然の名のもとに(AU NOM DE LA TERRE)”を指標に掲げ“アルチザン”、“サステナビリティ”の思想のもと、シャンパーニュ造りを続けています。

緑を基調としたナチュラルなイメージの「テルモン」のお部屋には、畑の写真とメゾンからのメッセージが用意されていました。

ワインセラーにも「テルモン」のシャンパーニュがずらり。

7階 – ジャン・ヴェッセル

「ジャン・ヴェッセル」は、3世紀前からシャンパーニュ造りを始めていた一族の歴史を引き継ぎ、1930年に創立。小規模なレコルタン・マニピュラン(ブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家の総称)で、個性的なワイン造りが特徴です。

ひときわ目を引くのが、オリジナルのテーブル&チェア。実際に使用されていた木樽を用いており、生産者から送られてきたとのこと。腰かけてシャンパーニュをいただいたら、一層美味しく感じられそうですね。

8階 – ラリエ

1906年設立の「ラリエ」のお部屋は、紫と白を基調とし、気品あふれる雰囲気。パリを中心としたフランスの星付きレストラン、ホテルなど多くの高級・ガストロノミック(美食)レストランで採用されています。

音楽との親和性を大切にしている「ラリエ」では、なんとこの客室のために作られたロゴ入りのオリジナルレコードプレーヤーとセレクトされたレコードが置いてありました。

9階 – ニコラ・フィアット

青いベッドボードに描かれたロゴが目を引く「ニコラ・フィアット」。 アメリカでビジネスに成功した「ニコラ・フィアット」が、故郷のシャンパーニュ地方にブドウ畑を譲り受けたことをきっかけに、自身の名を冠して設立しました。現代のライフスタイルに合う味わいの追及と最新のハイテク醸造技術により多くのファンを獲得しています。

フランスでは多くのレストランのワインメニューにオンリストされている「ニコラ・フィアット」。お部屋には2024年版のレストラン予約台帳が置かれていました。

ワインセラーには、ヴィンテージ・シャンパーニュの「パルム・ドール ブリュット」も用意されていました。ニコラ・フィアットの実力と独創性を物語る1本で、シャンパーニュ好きなら垂涎の品です。

10階 – ジョセフ・ペリエ

1825年に設立された「ジョセフ・ペリエ」は、6世代に渡った家族経営のメゾンで、英国王室御用達としても有名。お部屋も気品あふれる模様が華やかな印象です。

客室には、シャンパンボトルが片隅に飾られていたり、オリジナルのトランプなどが用意されています。

11階 – テタンジェ

11階から13階までは上層階ルームとなっていて、プランに含まれるシャンパーニュもより特別なものが用意されます。
「テタンジェ」は、テタンジェ家がオーナー兼経営者を務める大手シャンパーニュ・メゾン。自社ブドウ畑は288haと広大な面積を誇り、シャルドネ種を主体とする繊細でエレガントな独自のスタイルと、安定した高い品質の味わいが特徴です。デイチェアが置かれていて、お部屋の中でリゾート気分が味わえます。

ソファのカーペットはグレーを基調としています。デザイン性の高いシャンパンクーラーも印象的ですね。

「テタンジェ」の誇るフラッグシップ・キュヴェ、「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン」。ワインセラーに常備されているので、とっておきのタイミングで泊まりたいと思いました。

12階 – レア・シャンパーニュ

「レア」らしいシャンパーニュになると判断した年にのみ限定数で生み出される「レア・シャンパーニュ」。初代のフローレンス=ルイ・エドシックは、「王妃にふさわしいシャンパーニュを造る」という想いから、最初に造ったシャンパーニュをマリー・アントワネットに献上したという歴史を誇ります。お部屋も黒とゴールドを基調とし、ラグジュアリーな雰囲気が漂います。

王妃へのオマージュとして黄金色に輝くティアラがモチーフのボトル。見ているだけで気持ちが高揚します。

お部屋には、ボトルに施されたティアラで作られたブレスレットが置かれていました。

13階 – シャルル・エドシック

1851年設立の「シャルル・エドシック」は、冒険好きな紳士であり起業家のシャルル=カミーユ・エドシックが、29歳で始めたシャンパーニュ・メゾン。ベッドボードの写真は、2000年の歴史を誇り世界遺産にも登録されている石灰質の地下セラー「クレイエール」。

お部屋には長期熟成のポテンシャルを備えた「シャルル・エドシック ブラン・デ・ミレネール」と、紳士のイメージのオブジェが飾られています。

最上階 – ボランジェ

最上階は名作映画「007」シリーズで、ジェームズ・ボンドが愛したシャンパーニュ・メゾン「ボランジェ」。

最上階のみ、2面採光になっており、間取りが少し異なります。

1829年にピノ・ノワールの聖地と敬われるアイ村で創立した「ボランジェ」。今なお創業者一族による経営を続ける老舗メゾンです。壁一面にメゾンの写真が飾られていて、まるで現地に訪れたかのような臨場感を味わえます。

お部屋を見学し、どのお部屋も造り手の個性やこだわりを感じ、滞在することで特徴をよく知ることができると感じました。

鮨×シャンパーニュのマリアージュを楽しむ

お部屋だけでなく、お食事でもシャンパーニュを楽しみたい。そんな方におすすめなのが、ホテルに併設されている「AWA SUSHI」。完全予約制、カウンター10席の鮨レストランです。素材、仕込み、味の探求、空間づくりに至るまで、シャンパーニュとのマリアージュを味わうことにこだわっています。

こちらでは、月替わりでシャンパーニュ4種のペアリングセットを楽しめます。今回は「ラリエ・クルーズ」をいただきました。
それ以外にボトルでの注文や、お部屋にあるシャンパーニュの持ち込みも可能です。

最初に4杯のシャンパーニュが提供され、それぞれのお食事毎にどのシャンパーニュと合わせて飲みたいか、自分で考えながらいただきます。

鮨のネタは丁寧に仕事が施され、シャープな酢飯の味わいがシャンパーニュの酸にマッチします。

また、時間経過に伴いグラスの中で温度が上がってシャンパーニュも開いてくるので、最初の印象より華やかになるものもあれば、より複雑さを感じるものもあり、コースの最後までシャンパーニュを楽しみました。

シャンパーニュが4種類あると、1本毎の個性を意識でき、バリエーションも広がるので料理に合わせやすいと感じました。何より、自分の頭で「この料理には何が合うかな?」と考えるのがとても面白かったです。

シャンパーニュを堪能した翌朝は「パンとエスプレッソと」こだわりのパンで、フランス人らしい優雅なモーニングを。朝食付のプランには、お部屋に朝食が用意されていて、お部屋で朝食をいただけます。

「パンとエスプレッソと」で人気のパン「ムー」を始め、クロワッサンやカヌレ、クルミとクランベリーのバゲットが用意されていました。

客室のオーブントースターで温め、コーヒーや「しじみエスプレッソ」と一緒にいただきましょう。

シャンパーニュ・メゾンの想いを1室ずつ形にした「Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新」。日本に居ながらにして、まるでシャンパーニュ地方を訪ねたような高揚感と満足感を覚えました。記念日や特別な日に、ぜひともおすすめしたいホテルです。

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Cuvee J2 Hotel Osaka by 温故知新

大阪府/大阪市

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