岐阜・飛騨は「飛騨の小京都」と呼ばれる飛騨高山を筆頭に、歴史的景観が残る近年人気を集める観光地。また、山や川の豊富な幸を用いた郷土料理はもちろん、飛騨牛など、この土地ならではの美食を満喫できるエリアでもあります。今回は、飛騨の美食を楽しみつつ、露天・半露天風呂付客室でゆっくり過ごせる温泉宿を4軒ご紹介します。
目 次
1.数寄屋造りの客室に泊まり、飛騨の料亭の味に舌鼓
飛騨高山の奥座敷 八ツ三館(岐阜県/飛騨古川)

町を歩けば、出格子や白壁土蔵など伝統的な建築様式の建物を見ることができる城下町・飛騨古川。「飛騨高山の奥座敷 八ツ三館」はこの地で160年余の間、旅人を癒し続けてきた料亭旅館です。宿の建物のうち3棟が国の登録有形文化財に登録されており、木造建築の館内は、明治の面影を色濃く残しています。


客室は全18室。昭和初期に建てられた別館「光月楼」は見事な数寄屋造りです。なかでも「半露天風呂付最上級特別室【光月楼】聚楽の間 禁煙室」は御影石の浴槽とデッキスペースを備えたラグジュアリーなお部屋です。

夕食は、飛騨の料亭ならではの会席料理を。板長おまかせの色鮮やかな月替わりの会席には、その時期ならではの山海の幸が並びます。良質の飛騨牛を用いた粕漬けやステーキなどの一品も用意。落ち着いた和の風情漂う個室食事処で、気兼ねなく“口福”なひとときを楽しんで。
飛騨高山の奥座敷 八ツ三館
岐阜県/飛騨古川
2.自家源泉の湯と飛騨の食文化を楽しめる温泉宿
飛騨亭 花扇(岐阜県/高山)

飛騨高山の温泉旅館の中でも、数少ない自家源泉の湯を満喫できる宿「飛騨亭 花扇」。石畳のアプローチを抜け、館内に足を踏み入れれば、神代欅を使った格調高い設えに思わず感嘆の声が。


宿自慢の「神代の湯」は、美容液のような泉質の“美肌の湯”。大浴場や予約制の貸切風呂に加え、露天風呂付の客室でも、とろみのある温泉に浸かれます。2023年4月にリニューアルした「【自家源泉】新リニューアル – 琴高 – KINKOU」もその一つ。三間続きのゆとりと、庭に面した温泉露天風呂が嬉しい和モダン客室です。

夕食には、厳選された飛騨牛や高山の滋味を味わえる「飛騨亭花扇・京風会席」がおすすめ。また、米どころ・飛騨高山の米に合うおかずをそろえた朝食には、郷土料理の「朴葉味噌」が登場。朝夕と、この地ならではの食文化を楽しみたいですね。
飛騨亭 花扇
岐阜県/高山
3.“美肌の湯”が自慢の宿で堪能する飛騨牛や季節の会席
花扇別邸 いいやま(岐阜県/飛騨高山温泉)

「飛騨亭 花扇」から歩いて約3分の姉妹館「花扇別邸 いいやま」。館内には、欅の巨木を組んだ合掌造りのロビーをはじめ、木の温もりを感じる落ち着いた空間が広がっています。


客室はそれぞれ趣が異なる全15室。照明や掛け軸などの設えも、宿で過ごす時間を彩ります。お部屋で天然温泉を楽しめる「露天風呂付き客室(次の間付き和室<特別室>)」は、おこもり滞在にもぴったり。桧の露天風呂で、時間を気にせず“美肌の湯”に浸かれますよ。

夕食は飛騨牛を多様な調理方法で味わえる「飛騨牛尽くし会席」や季節ごとに献立が変わる「別邸いいやま・会席コース」から選べます。京料理の修業を積んだ料理長がこだわる“目にも舌にも楽しい料理”を、じっくり堪能したいですね。
花扇別邸 いいやま
岐阜県/飛騨高山温泉
4.ミシュラン掲載の温泉旅館でいただく、美味少量の会席
本陣平野屋 花兆庵(岐阜県/高山)

古い町並みが続く通りや朝市から程近く、高山観光にも便利な場所に佇む温泉旅館「本陣平野屋 花兆庵」。広々とした大浴場「石橋の湯」をはじめ、女性専用のエステ・入浴施設など、ほっと一息付ける湯処も豊富です。


多彩な客室の中でも「<21年8月改装>【半露天風呂付和室-風・翠】24時間風呂」はのんびり浸かれる半露天風呂を備えたお部屋。お風呂と和室の窓からは、いけばな草月流が監修した、風雅な「石の庭」が望めます。

また「本陣平野屋 花兆庵」は「ミシュランガイド2019 愛知・岐阜・三重特別版」に掲載された美食自慢の宿でもあります。なかでも最も人気のプランは、飛騨の恵みを少量ずつ味わえる「美味求真会席」。アレルギー食材や苦手な食材への対応もきめ細かく、宿が大切にしているおもてなしへの心意気が表れています。
本陣平野屋 花兆庵
岐阜県/高山
プライベートな空間で湯浴みを堪能できる露天・半露天風呂付客室は、観光の拠点にも、おこもり滞在をするのにもぴったり。ゆったりと温泉を満喫できる料理自慢の宿なら、岐阜・飛騨の魅力を存分に体感できることでしょう。












