「懐石宿」という名に偽りなし!質、量、味。食事のすべてに満足したという口コミが集まる「懐石宿 水鳳園」。下呂駅から車で約4分。せっかくなら、名物のロンドンタクシー(4~5名用・要予約)に迎えに来てもらえば、一気に非日常の世界へ誘われます。
目 次
温泉街を見下ろす高台に立地

岐阜県の下呂温泉は群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉と並んで「日本三名泉」の一つに数えられる名湯。飛騨川流域に湧く湯はアルカリ性単純泉で、しっとりなめらかな美人の湯として知られています。「懐石宿 水鳳園」が立つのは、その温泉街から少し山手に入った高台。目の前には「下呂富士」とも呼ばれる美しい中根山。眼下には大小の建物が並ぶ温泉街。下呂温泉をまるごと味わえる素晴らしいロケーションです。

創業は1975年(昭和50年)で、客室は本館に10室、別館「悠佳亭」に6室の16室。何度かリニューアルを重ねており、直近では2024年3月にライブラリーラウンジが新設されたほか、本館の3室がリニューアルされています。
2024年3月のリニューアルで誕生したスイートルーム

客室に露天風呂や半露天風呂を備えているのは9室。そのうち、特にお勧めしたいのが、2024年3月にリニューアルされたばかりの「本館バリアフリースイートR内湯+露天風呂付和洋室 忍冬の間」と「本館ジュニアスイート露天風呂付和洋室 水仙の間」。

特に前者は8畳の和室、ダイニングルーム、ツインベッドルームに内湯・露天風呂という構成で、広さは約75平米。段差のないバリアフリー設計で、車椅子でも難なく移動が可能です。木の香漂うお部屋からは温泉街が、露天風呂からは美しい山々が眺められ「下呂まで来た甲斐があった」と、しみじみ実感できること、請け合い。

このお部屋の場合、食事は食事処の「饗茶庵 花香」か「茶寮 囲炉裏庵」の個室となります。

もし部屋食を望むのであれば「本館バリアフリースイートR内湯・露天風呂付 胡蝶蘭の間」か「本館ジュニアスイート 半露天風呂付和洋室 宵待草の間」へ。部屋食だから移動も不要。湯浴みの後でも少し横になった後でも、身なりを整えることなく、すぐ食事できるのは部屋食の特権です。

ちょっとしたポイントですが「宵待草の間」にある半露天風呂からの眺めは合掌造りの家々!国の重要有形文化財「旧大戸家住宅」など、白川郷から移築した合掌造りの建物が並ぶ「下呂温泉合掌村」がすぐ近くにあるためで、少し得した気分になります。
「飛騨牛」と「銀の朏(みかづき)米」が自慢の「余情懐石料理」

この宿一番の自慢が食事。そのテーマが「余情懐石料理」。つまり、美味しかった思いがいつまでも心に残るような料理を目指しているのだとか。

メイン食材は「飛騨牛」!あたかも霜が降ったような網目状のサシが入り、日本一に輝いたこともある飛騨牛はとろける味わい。鉄板焼きでいただくと、その美味しさに卒倒しそうになりますよ。

もう一つの主役が夕食時の白米。さまざまなコンテストで入賞実績のあるブランド米「いのちの壱」の中でも独自基準をクリアした「銀の朏(みかづき)」を、プランによって土鍋や釜戸炊きで提供しています。大きさがコシヒカリの約1.5倍もある「銀の朏(みかづき)」は、ツヤツヤでもちもち。冷めてなお一層甘味が増すのだそう。そのほかの料理も上品な味付けで、丁寧に作られているとゲストから高評価。テーマ通り、訪れた人の心にしっかりと刻み込まれているようです。

夕食の後は、貸切露天風呂「睦美の湯」(有料)か、大浴場「夢の湯」「美人の湯」、あるいは本館5階にある展望露天風呂「殿の湯」「姫の湯」で、さらにひと風呂浴びてはいかが。特に下呂温泉の夜景が広がる展望露天風呂は必須。とろりとした下呂の湯に、いつまでも浸かっていたくなるでしょう。
懐石宿 水鳳園
岐阜県/下呂












