世界有数のラジウム温泉として知られる鳥取県三朝温泉。ほど近くには、断崖絶壁に建つ国宝のお堂「三徳山投入堂」があり、あたりは「森林浴の森日本100選」に選ばれるなど豊かな自然に囲まれます。今回は、その場所に佇む昭和レトロな面影たっぷりの温泉街にある「橋津屋 別邸 月代」をご紹介します。
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本館でチェックインした後に約80歩の“湯の街散歩”を楽しむ

どこか懐かしく温もり感が漂う温泉街の中を流れる、三朝川沿いに建つ本格和風旅館「木造りの宿 橋津屋」。洗練された佇まいともてなしで旅人を迎え入れてきた本館に、新たな価値をプラスして生まれたのが、1日わずか2組だけに許された離れ「橋津屋 別邸 月代」です。
チェックインは「橋津屋本館」で行うところから、三朝の旅は始まります。その後、宿のスタッフに導かれるようにして「橋津屋 別邸 月代」へと向かいます。その距離はわずか60メートルほどですが、情緒あふれる温泉街をそぞろ歩く湯の街散歩は、きっと心弾む体験になることでしょう。

離れに着いたら、別邸専用のキーを受け取り、今宵の居城へ。瀟洒な佇まいの離れに、はじめの一歩を踏み入れるワクワク感は格別なはず。別邸という名にふさわしく、プライベートがしっかり保たれるところも嬉しいですね。
露天風呂と内風呂を備えた客室で三朝温泉を堪能する

別邸は「ロイヤルスイート あかがね」と「スイートルーム 琥珀」の2棟です。2014年に新規増築された「ロイヤルスイート あかがね」は、約100平米の広々とした客室。温泉旅館の雰囲気を伝える和室のほか、独立した寝室、14畳のリビングと使い勝手の良い間取りです。リビングから一体化しているようなテラスのソファーから、端正な専用庭をぼんやりと眺めるだけで日々のストレスから解放されそう……。バスルームは、三朝温泉を備えた露天風呂と内風呂の双方を完備しています。誰に気兼ねすることなく、効能豊かな温泉を朝な夕なに楽しみたいものですね。

一方、「スイートルーム 琥珀」は、8畳の和室とリビング&ベッドルームがひと続きになった18畳の洋室で構成されています。木の温もり溢れる客室の穏やかな空気感や、飛騨高山の落ち着いた家具をそろえたインテリアに心和むでしょう。テラスからつながる先には露天風呂と内風呂の2つの湯船が備わります。温泉好きにはたまらない滞在になりそうですね。
単なる“おこもり”で終わらない豊富な湯浴みと季節ごとの食体験

この施設が多くの旅人から愛されるのは、離れのプライベート感と同時に、旅先ならではの体験ができるところではないでしょうか。
たとえば、温泉施設1つをとっても実にバラエティー豊か。自然の岩が雄々しい本館の大浴場「湯殿 岩の音」で、自家源泉掛け流しの湯に浸かってみるもよし。「別邸 月夜」のすぐそばにある蔵造りの離れ湯「雨情」では、品のある佇まいの中で心静かに湯浴みができそうです。貸切露天風呂「檜の湯」と「槙の湯」で、大切な人と語らえば絆をより深めることもできるでしょう。

お食事は本館の食事処でいただきます。鳥取県、山陰地方が誇る季節ごとの素晴らしい食材を、繊細で洗練された料理人の技によって見た目も麗しい和風御膳に仕立て上げます。
冬の名物「松葉ガニ」はもとより、夏に旬を迎える「白いか」の旨味や「岩牡蠣」のプリッとした食感もたまりません。

そのほかにも、A5ランクの希少な「鳥取牛」や、毎年9月~5月に漁獲される「もさ海老(クロザコエビ)」も、鳥取県が誇る県産食材。季節の味覚を求めて足繁く通うグルメも少なくないようです。
古くから信仰が根付き、どこか神聖な空気が満ちる三朝。世界でも稀なラジウム温泉や、レトロな温泉街、季節ごとの美味など、その魅力は枚挙にいとまがありません。そんな多彩な恵みをたっぷりと楽しみながら、優雅でプライベートが保たれた離れでのんびりと寛ぐ。好奇心も癒しも一度に得られる、スペシャルな休日を過ごしに三朝温泉へ出かけてみてはいかがですか。
橋津屋 別邸 月代
鳥取県/三朝












