誰もが知る観光地、箱根。その中でも四季の移ろいが色濃く感じられる仙石原に佇むのが「箱根 漣-Ren-至福のキュイジーヌと癒しのステイ」。
ここは心から食を楽しめるオーベルジュ。緑濃い箱根の森。心身を癒す2つの温泉。ここを訪れるほとんどの人のお目当ては食事でしょうが、食事だけでなく、食事を満喫するための舞台まで十二分に整っているのが大きな魅力です。
敷地は約1000坪。箱根の緑は心を穏やかにしてくれますが、新緑の季節の美しさはひときわ。この自然の豊かさは箱根を訪れる楽しみの一つでしょう。
客室は10室。いずれもシンプルながら温かみのある雰囲気で、温泉露天風呂が部屋についているか否かで、部屋タイプが分かれます。
もちろん部屋に露天風呂がなくてもご心配なく。大浴場では、内湯で大涌谷温泉の掛け流しのにごり湯を、露天で仙石原温泉の無色透明の湯を、2つの異なる温泉を楽しめます。泉質の異なる湯を2つも楽しめるなんて、なんとも贅沢ですね。
箱根の旬を重んじる丁寧なフランス料理
さあ、緑に癒され、温泉にとろけたら、いよいよこの宿の真価を味わうべくレストランへ。レストランは2階にあって、ディナータイムにはライトアップされた外の景色を楽しみながら食事できます。
漣の料理は大地と海の恵みを最大限に引き出した丁寧なフランス料理。箱根は山海の食材の宝庫。たとえば、こつこつと土壌改良を重ね、美味しく育てられた箱根西麓野菜に、地鶏や和牛。海の恵みなら、駿河湾のアワビや沼津の鯛など、新鮮な魚介類は枚挙にいとまがありません。
料理長はフランス・ブルターニュの2つ星レストランなどで修行した池澤雅史氏。箱根の優れた食材を活かした日本人の舌に合うフレンチを提供したいという思いから、あえて過剰な調理や加工は控え、素材の良さを引き出す調理を心がけているとか。
プリフィクスで好みのメニューに
食事はプリフィクススタイル。季節の前菜も、魚料理も肉料理もデザートも、好みのメニューを選べる悦び! あれもこれもとつい迷ってしまうのが難点ですが、こんな迷いならウエルカム。マイメニューを決める時からワクワク感が高まります。
また、接客もフレンドリーなので緊張感を強いられることもありません。リラックスした雰囲気の中で食事が楽しめるでしょう。
ワインの品揃えはビオワインが中心。常時150種も揃うので、気軽にソムリエに相談してお気に入りの1本を選んで。デザートをたいらげ、チーズをいただくころには、大きな満足感が心をひたひたと満たしていくのを感じるでしょう。
更新日時2020.04.28 11:01