自然豊かな伊豆・修善寺を代表する老舗旅館「あさば」。創業から500年以上経った現在でも愛され続け、“人生で一度は訪れたい名旅館”としても名を馳せています。今回は設えから接客まで、すべてにおいて上質な体験が叶う 旅館「あさば」の魅力に迫ります。
目 次
印象的な能舞台を擁する日本を代表する名旅館

温泉街に流れる桂川に沿った散策道「竹林の小径」や、毎年初夏に幻想的な蛍の舞が愉しめる「赤蛙公園」といった修善寺を代表する観光スポットのすぐ側に佇む老舗旅館「あさば」。石畳の道に面した趣のある賓客門をくぐった先には、静謐な空気が漂う上質な空間が広がります。

まず、風に靡く暖簾と唐破風屋根が印象的な玄関がお出迎え。日本の四季と和の情緒を五感で感じとり、日本屈指の名旅館に訪れたことを再認識できそうです。世界でも厳選されたホテル・レストランのみが加盟する「ルレ・エ・シャトー」のメンバーでもあり、そのサービスは“お墨付き”といっても過言ではありません。

「あさば」のシンボルでもある能舞台「月桂殿」は、明治後期に深川富岡八幡宮より移築されたもの。約600坪の池に影を落とす優美な佇まいは圧巻の光景です。「修善寺藝術紀行」と題し、能楽・狂言・新内・文楽・琵琶楽の第一線で活躍する師を招いた公演も開催されています。
1日1組限定の露天風呂付き離れ客室で寛ぐ

全16室のお部屋は、豊かな自然に寄り添うようなシンプルな設え。その中で、最もゆったりと寛ぐことができるのが、2019年に誕生した「はなれ天鼓」。220平米という広さを誇る1日1組限定の特別室です。

本間とベッドルームは、それぞれ12.5畳 という贅沢な造り が特徴。修善寺の四季を映し出す庭には、心地よい音を立てる滝と水面が揺れる美しい池があります。広縁の椅子に腰をかけ、わびさびを感じさせる景観をぼーっと眺めれば、自然と思考も整理されそう。

「はなれ天鼓」には、専用となる源泉掛け流しの露天風呂が備わります。庭を眺めながら修善寺温泉の湯に浸かり、日頃の疲れを癒しませんか。広々とした造りのため、思いっきり足を伸ばして、誰にも邪魔されない湯浴みが叶うでしょう。
季節の表情を感じる快適かつ個性豊かな客室

庭に面した「萩」は、源泉掛け流しのお風呂が備わる1階のお部屋。新緑や紅葉といった自然の表情を五感で感じられる空間が魅力の一つ。「はなれ天鼓」と同様に、ベッドルームを備えているので、足腰に不安を抱えた方でも快適に過ごせそうです。

池と能舞台を正面に臨む2階のお部屋「浅葱」。シックなチェアを備えたリビングや和室、お風呂 もすべて能舞台を独り占めできる特等席。 リビングと和室はそれぞれ12畳ほどの広さを有しており、滞在中に窮屈さを感じることはありません。

春の訪れを感じさせる満開のシダレザクラを望む1階のお部屋「藤」。趣がある庭と風に揺れるシダレザクラのコントラストは一見の価値があります。目の前に広がる絵画のような美しい景色に息をのむことでしょう。

「あさば」のスタンダードであるお部屋が「おひと間」 。池に浮かぶ能舞台を望む広縁と8畳の和室で構成されています。シンプルでありながら、満足感を得られる滞在が叶うでしょう。訪れたゲストが口を揃えて再訪を願う、一流旅館のおもてなしを体験してみませんか。
名湯・修善寺温泉を源泉掛け流しで愉しむ

木のぬくもりを感じる檜風呂を備えた大浴場。泉質は無色透明のアルカリ性単純泉で、五十肩や冷え性への効能を期待できます。日本百名湯にも選ばれている修善寺温泉の湯を源泉掛け流しで堪能しましょう。

「野天風呂」では、竹林と池を眺めながらの湯浴みが叶います。風情漂う空間で、四季の移り変わりを肌で感じながら、ゆっくりと寛ぎましょう。男女交代制のため、利用できる時間帯にはご注意ください。


予約不要で利用できる2つの「貸切風呂」も備わります。お部屋にお風呂が備わっていない場合でも、追加料金なしで利用可能なのが嬉しいポイントですね。家族や大切な方と一緒に、プライベートな空間で温泉を満喫してみませんか。
池と能舞台を望むエステで贅沢な時間を

「ひととき Spa」では、東西の医学にヨガの思想を取り入れたマッサージやヨーロッパ由来のエステティックコースを用意。豊富なエステメニューの中から、ご自身の身体の悩みに合わせたコースを選びましょう。


「ひとときSpa」で使用するのは、世界各国のハイエンドスパでも愛用されているイタリアのコスメブランド「Comfort Zone」やスイスのコスメブランド「Valmont」の製品。リラクゼーション効果やアンチエイジングが期待できると好評です。
洗練された四季折々の旬の美味に出会う

「あさば」の魅力を語る上で欠かせない料理。「ルレ・エ・シャトー」の証でもある一流の食事を提供しています。趣向を凝らした料理の数々には、駿河湾の魚介類や天城の軍鶏・黒豚など、地元の旬の食材をふんだんに使用。

初夏には、狩野川の支流で育った瑞々しい鮎の炭火焼き を堪能できます。柔らかな身と旨味をぎゅっと閉じ込めた鮎ごはんもおすすめ。お部屋でいただける朝食は、こだわりが詰まった自家製の干物と出来立てのだし巻き卵がメインの和食になります。

池のほとりにあるのは白を基調としたサロン。五感で豊かな自然を感じながら、コーヒーやアルコールを愉しめます。印象的な「ダイヤモンドチェア」に腰をかけ、ぼーっと考え事をするのも、読書の時間に充てるのもいいですね。

伝統を守りながら、進化し続ける老舗旅館「あさば」。自分へのご褒美や大切な方との記念日に訪れたい名旅館です。ぜひ、一流のおもてなしを体験できる「あさば」に泊まることを目的とした、伊豆・修善寺への旅に出掛けませんか。
あさば
静岡県/修善寺












