那須の自然に溶け込むように佇む宿「那須別邸 回」。9室しかない客室には露天・半露天風呂が備わり、お食事がお部屋でいただけるなど、おこもりにピッタリなお宿です。古き良き日本旅館のさりげないおもてなしも受けながら、大切な人とプライベート時間を愉しんでみてはいかがでしょう。
那須の自然と溶け込むように佇む隠れ家
東京駅から約2時間。最寄り駅「那須塩原駅」に無料シャトルバス(※要事前予約)があるなど、アクセスの良さも魅力の「那須別邸 回」。宿が位置するのは那須連山の中腹、春は桜、夏には新緑、秋に紅葉、冬には雪など、四季折々の自然に触れられます。
館内に一歩足を踏み入れると広がる、静寂に包まれたモダンな空間。造形作家の作品やアンティークの調度品などが随所に置かれ、美術館さながらの凛とした雰囲気を感じさせます。
全客室に半露天風呂が備わるスイート仕様の設え
客室は全部で9室。半露天風呂やリビング、寝室などの設えは、部屋ごとに異なっています。例えば「其の四 【寝湯&座湯/温泉かけ流し】」は、約94.5平米の広さがある客室。
高低差をつけたリビングがあり、テラスへ繋がるソファスペースでは那須の自然をゆったり座って愉しめます。
和室へ続く通路の壁は、陶板で作られているのがポイント。この部屋以外の全客室にも、和紙や天然石などがアートのように様々な形で表現されています。
障子が備わる畳敷きの和室。障子を通る柔らかい光が、お部屋全体を包みこんでくれます。
お部屋に備わる半露天風呂に注がれる湯は、那須連山の主峰「茶臼岳」東側中腹の標高1,300mに湧く無色透明の「大丸温泉」。那須御用邸と同泉質の源泉を、贅沢に独り占めできます。
全室に備わるお風呂は、それぞれ異なる設え。那須の自然を眺めながら、シャンパンと共に湯浴みを愉しむのもおすすめです。
客室は全室禁煙。愛煙家の方は、エントランスを抜けて左にあるギャラリーという名の喫煙スペースへ。アンティークなアイテムが並ぶ落ち着いた空間です。ソファにゆったりと身をゆだねながら、周りを気にせず癒しの時間を愉しみましょう。
那須の大地が育む旬の食材を使用した山里懐石
「那須別邸 回」の食事は、全室夕朝食ともにお部屋。いただくのは、那須の大地が育んだ旬の食材などを使用した山里懐石です。メイン料理は、お宿の名物「豆乳しゃぶしゃぶ」。お肉はもちろん「那須黒毛和牛」。大きなくくりは「とちぎ和牛」ですが、その中でも生産者が限られこだわりある育ち方をしているものが「那須黒毛和牛」です。その貴重なお肉を出汁と混ぜた豆乳にくぐらせ味わいます。
朝食もこだわりの素材が使用されています。網で炙る那須の川魚に朝採りの卵、炊きたてのご飯にみそ汁。1日の始まりに嬉しいラインアップです。
那須の静かな夜には、オリジナルカクテルとスイーツを
エントランスを抜けて右にあるバー「The Lounge 206」。建物の起伏を利用しており、開放感のある空間になっています。ミッドセンチュリーな椅子やテーブルが並び、どこか懐かしい、居心地よいレトロモダンな雰囲気。
バータイムは21時〜24時。旅館のバーならではの、オリジナルカクテルをいただきましょう。(※バーテンダーさんがいない日は、セルフスタイルバーとなります)
甘いものがお好きな方におすすめなのが“夜のあんみつ”や“夜のパフェ”。“夜の”と名がついているのは、お酒が入ったスイーツだから。お酒が苦手な方向けに、アルコール抜きも対応可能だそうですよ。
那須御用邸のほど近く、樹々に囲まれた「那須別邸 回」。できれば連泊をして、那須の自然や観光を満喫しつつ、宿にゆっくり癒されてみてはいかがでしょう。


那須別邸 回
栃木県/那須
更新日時2021.02.22 16:30