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一度は泊まりたい、秘湯の温泉宿 関東編
セレクション

一度は泊まりたい、秘湯の温泉宿 関東編

アクセスは少しかかるけれど、お湯良し、宿良し、景色良し。そんな三拍子揃った秘湯で、心と体の洗濯はいかがですか。今回は“人にはあまり知られていないけれど、ぜひ訪れてほしい名湯”のある一度は泊まってみたい宿を、関東エリアから厳選してご紹介します。

1.ろ過・循環無しの自家源泉を、那須の林間大露天風呂で味わう

那須温泉 山楽(栃木県/那須)

大天風呂

最寄りとなる那須塩原駅から車で約35分。避暑地として名高い那須高原の緑の中に佇む「那須温泉 山楽」は、大正12年創業の宿。皇太子時代の昭和天皇が訪れた際には、茶臼岳が煙を吐く那須の景色をいたく気に入られ、それが御用邸建設のきっかけにもなったとか。

内風呂

約5.4キロメートル離れた自然湧出の自家源泉から引かれた湯は、無味無臭の単純泉。さらさらと流れて宿に届く頃には、17度ほど湯温を下げて大小の露天風呂や内風呂、お部屋の露天風呂へ。

お食事一例

循環もろ過もしないこの湯が宿いちばんの自慢で、春夏は緑のカーテンに包まれるような大露天風呂での湯浴みは、格別なリフレッシュタイムとなりますよ。旬の食材を盛り込んだ月替わりの本格会席料理も、どうぞお楽しみに。

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那須温泉 山楽

栃木県/那須

2.利根川をすぐそばにする、自慢の野天風呂

ゆの宿 上越館(群馬県/うの瀬温泉)

露天風呂「蛍」

関越自動車道水上ICから谷川岳方面へ約10分。「ゆの宿 上越館」は、水上温泉郷のひとつ、うの瀬温泉にある全5室の和風旅館。2つの内湯も露天風呂もすべて貸切での利用となるので、プライベート感たっぷりです。

離れ あざみ 露天風呂和洋室2022年9月9日リニューアル

この宿に来たら、露天風呂「蛍」での湯浴みは必須。“河原風呂”と呼びたくなるほど、すぐそこに利根川が。夏には湯に浸かりながら美しく舞う蛍も見られるとか。泉質は、弱アルカリ性の単純泉。川音をBGMに、いつまでも浸かっていたくなります。 

離れ あざみ 露天風呂和洋室2022年9月9日リニューアル

お部屋にも露天風呂が欲しい人は「離れ あざみ 露天風呂和洋室2022年9月9日リニューアル」へ。掘り炬燵もあるので、のんびりゆっくり過ごしましょう。

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ゆの宿 上越館

群馬県/うの瀬温泉

3.足元から湧く湯と、和洋折衷の浴場の風情に魅せられる

法師温泉長寿館(群馬県/法師温泉)

玉城乃湯(内湯)

国鉄時代の「フルムーン」ポスターで一躍その名を全国に轟かせた「法師温泉長寿館」。佇むのは、上信越高原国立公園内。“山の中の秘湯宿”という謳い文句に嘘はありません。

法師乃湯

シンボルはもちろん、築100年以上という和洋折衷の大浴場「法師乃湯」。湯は4つの浴槽、それぞれの足元からぷくぷくと湧くカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。滑らかなこの湯に浸かりながら天井を見上げると、アーチ窓から入る柔らかな光が、縦横に伸びる太い梁を浮かび上がらせ、風情抜群。全国から温泉ファンが足繁く通うのも納得です。

この「法師乃湯」と本館、別館共に国の有形文化財に登録されています。東京方面から向かえば、関越自動車道・月夜野ICで降りて猿ヶ京経由で約2時間。冬季間は念の為、滑り止めのご準備を。

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法師温泉長寿館

群馬県/法師温泉

4.江戸時代から愛され続ける箱根の名湯

箱根の名湯 松坂屋本店(神奈川県/箱根芦之湯)

芦ノ湖にほど近い場所に佇む「箱根の名湯 松坂屋本店」は、創業362年。歌川広重の浮世絵にも描かれたほど長い歴史を重ねてきたとあって、ここを訪れた文人墨客は枚挙にいとまがありません。

人々に愛されてきたいちばんの理由は、加温も加水も循環もさせずに掛け流しできる湯の良さ。泉質は、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で、美肌効果が期待できる成分がたっぷり含まれています。漂う硫黄臭、浮かぶ湯の花。天候などによって湯の色まで変わると聞けば、繰り返し訪れたくなるのも当然でしょう。

囲炉裏の間

ちなみにこの宿は、オールインクルーシブ制。食事時やお部屋・ラウンジでの飲み物、「囲炉裏の間」などの利用料金は、宿泊料金に含まれています。

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箱根の名湯 松坂屋本店

神奈川県/箱根芦之湯

5.箱根湯本では希少な自噴泉に浸かれる重要文化財の宿

箱根湯本温泉 萬翠楼 福住(神奈川県/箱根湯本温泉)

ロビー

創業約400年。「箱根湯本温泉 萬翠楼 福住」は、徳川慶喜、西郷隆盛、福沢諭吉など、歴史に残る傑物たちが数多く訪れた宿。明治11年竣工の擬洋風様式の建物は、中も外もノスタルジーにあふれ、唯一無二の装いに。

萬翠楼15号室

なかでも「明治棟」の「萬翠楼」と「金泉楼」は現役の旅館としては日本で初めて、国の重要文化財に指定されています。48枚の天井画が飾られた「萬翠楼15号室」は現在宿泊はできませんが、希望すればスタッフが案内してくれますよ。

一円の湯 露天風呂

湯は、とろみのあるアルカリ性単純泉。箱根湯本では珍しく敷地内から自噴する源泉を単独管理しており、湧出時の温度は42〜43度。大浴場の露天風呂では、宿の前を流れる早川の瀬音を聞きながら、あれこれ手を加えない生まれたての湯を堪能して。

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箱根湯本温泉 萬翠楼 福住

神奈川県/箱根湯本温泉

わざわざ出かけても損は無い、名湯&秘湯の宿を関東エリアからピックアップしてご紹介しました。ぜひ季節を変えて、何度でも通ってみてはいかがでしょう。

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