春の桜に夏の花火など、東京の名所として多くの人々に古くから親しまれてきた隅田川。その隅田川のすぐ側、JR両国駅から徒歩で約3分のところに2020年11月、「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」が開業しました。
東京の河川文化や歴史、水辺の賑わいを感じられる最新リバーサイドホテルの魅力を今回、一休コンシェルジュ編集部が取材させていただきました!
隅田川と両国の街を繋ぐリバーサイドホテル
「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」が位置するのは、雄大な隅田川と、両国国技館や江戸東京博物館に囲まれた絶好のロケーション。
ホテルの目の前には、両国の街と水辺を繋ぐ「隅田川テラス」があり、人々が思い思いに寛げる憩いの場となっています。
ホテルへの入口は、国技館通りに面した1階のエントランスと、2階にある「隅田川テラス」に繋がるエントランスの2か所。
ホテルは隅田川定期船の「両国リバーセンター発着場」に隣接しており、浅草や日本橋、お台場などへの行き来や、各地から船で到着してホテルにチェックインをすることも。
水路を使うことで移動自体が観光にもなる、今までにない滞在体験ができるのも魅力のひとつです。
「TIME & RIVER」をデザインコンセプトとした館内には、隅田川の煌めく水面や時の移ろいを表現したという、硝子作家・今村知佐氏のアート作品があちこちに飾られています。
2階にあるフロントは、両国国技館の屋根が目の前に。大相撲の場所中には国技館の周囲に掲げられるのぼり旗も見え、この場所ならではの景色に気分が高まることでしょう。
両国国技館に近い立地を活かして、館内のトイレのサインも特徴的。男性のマークはお相撲さんを思わせる少しふくよかな体形になっているので、是非チェックしてみてください!
両国ならではの景色が魅力!機能性と快適さを両立した客室
客室は8タイプ、全126室。各フロアのエレベーターホールにも、隅田川の水面をイメージしたガラスのアート作品が飾られています。
室内の内装・インテリアには白を基調に水辺を思わせる色合いやデザインを採用。上品さと心地良さを感じられる優しい雰囲気の空間となっています。
「眺めの良い、風光明媚な」という意味を持つ「Scenic(シーニック)」は、31~34平米のコーナールーム。隅田川の上流側・下流側それぞれに、ハリウッドツインとキングの2タイプが用意されています。
角部屋ならではの2方向の窓が特徴のこのお部屋。上流側に位置するハリウッドツインタイプは、一方の窓からは両国国技館、もう一方の窓からは東京スカイツリーという贅沢なダブルビューが自慢!下流側に位置するキングタイプからは、迫力ある両国国技館を望みます。
「しゃれた、高級な」という意味を持つ「Classy(クラッシー)」は、キングとツインの2タイプ。隅田川に面した壁に設けられた窓からは、水辺の景色が目の前に広がります。
広さは37~38平米。洗い場付きバスルームとダブルベイシンの洗面台が備わり、2人でも水回りを快適に使えるのが嬉しいポイントです。
お部屋の指定はできませんが、隅田川上流側のコーナーに位置するキングタイプのお部屋は、お風呂にも窓があるビューバス仕様。窓からは隅田川と東京スカイツリーを見ることができます。
1日1室限定、開放感溢れるテラスを備えた最上階のスイートルーム
「THE GATE(ザ・ゲート)」は、最上階9階にある1日1室限定のスイートルーム。室内に入ると、大きな窓から見える隅田川や都心のビル群の景色に心を奪われることでしょう。
都内のホテルには珍しい専用のテラスをこのホテルで唯一備えているのが一番のポイント。天気の良い朝にテラスでコーヒーを飲んだり、夜に夜景を眺めたり、このお部屋でしか味わえない贅沢です。
61平米の室内は、独立したリビングルーム、ベッドルームを中心に、トイレやバスルームが機能的に配置されています。
冷蔵庫とミニキッチンはリビング隅の扉の中に。
テレビはリビングルームとベッドルームに各1台。ミラーリング機能付きで、スマートフォンの写真や動画などを映し出せます。
リビングルームにはBang & OlufsenのスピーカーとBlu-rayプレイヤーが備わり、お気に入りの映画も高音質で楽しめます。
バスルームはベッドルームの奥に。ダブルベイシンの洗面台と、お風呂は2面に窓のあるビューバスです。段差を設けた浴槽は半身浴にも便利なので、旅の疲れをゆっくりと癒せそうですね。
変化に富んだ昼夜の絶景を楽しめる宿泊者専用ラウンジ
最上階には宿泊者専用の「ルーフトップテラス&ラウンジ」があり、宿泊者は滞在中いつでも利用可能。(6:00~24:00)
テラスから眺める景色はまさに圧巻!隅田川と東京スカイツリー、首都高速、両国国技館など、パノラマビューとともにここでしか味わえない東京時間を満喫できます。
広めのソファや、大切な人との距離が縮まりそうな庇付きのカップルチェアなど、お気に入りの場所で寛ぎましょう。
広く高い空に映える日中の景色はもちろん、夜景もまた格別。ビルや東京スカイツリーの灯りに加えて隅田川に架かる橋もライトアップされ、水面に映る様子は何とも幻想的です。
テラスにはラウンジも併設しており、17:00~24:00の間ドリンクや軽食をいただけます。(有料/L.O.23:30)
行き交う船を眺めながら食事を楽しめるリバーサイドレストラン
「Anchor Ryogoku Riverside」は、朝食・ランチ・カフェ・ディナーと様々なシーンで利用できるオールデイダイニング。
その名の通り、隅田川に面した開放的な空間と高い天井が特徴で、行き交う船を眺めながらゆったりと食事を楽しめます。
こちらは気軽にドリンクを楽しめるバーカウンター。
店内の定期的な換気や消毒はもちろん、フォーク、スプーンなどのカトラリーセットは袋包でご用意するなど、衛生対策にもしっかりと配慮しています。
アラカルト料理のおすすめは、「魚介のガーデンサラダ」や「オマール海老のソテー」などシーフードを用いたオリジナル料理。「桑原ハムのソーセージ盛り合わせ」や向島にある「トムトムベーカリー」のパンを使用した料理など、“すみだ”の食材を活かしたメニューも取り揃えています。
地元の「TOKYO隅田川ブルーイング」のクラフトビールや、芳醇な香りのワインと共に味わいましょう。
朝食にも定評がある「ザ・ゲートホテル」。シグネチャーメニュー「エッグベネディクト」、「フレンチトースト」に加え、両国オリジナルの特別な朝食メニュー「スモーブロー」から好みのメイン料理を選ぶセットスタイルの朝食となっています。
「トムトムベーカリー」のパンや「桑原ハム」のハムなどが使われたオープンサンドは見た目にも華やか。朝から地元の味を堪能してみては。
「隅田川テラス」に面したテラス席側にも入口を設けたり、テイクアウトメニューも充実したりしているのも、地域に根差したこのホテルならでは。宿泊するゲストはもちろん、船着き場を利用する観光客や隅田川沿いを散策する地元の方々など、幅広いお客様が気軽に立ち寄れるように工夫されていることを感じました。
実際に今回取材をさせていただいている間にも、隅田川テラス側の入口からふらりと訪れるお客様も多く、隅田川の景色とともに食事を楽しんでいらっしゃる様子が印象的でした。
今後は、ホテル目の前にある「両国リバーセンター発着場」を活用したホテル主催のチャータークルーズや、「隅田川テラス」でのイベントも開催予定。宿泊者以外も楽しめるコンテンツにも注目です。
都外の方はもちろん都内在住の方も、リバーサイドホテルならではの東京の新しい魅力を体験しに「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」を訪れてみませんか?
※新型コロナウイルス感染症予防対策のため、12月4日現在、レストラン「Anchor Ryogoku Riverside」「Terrace & Lounge」の営業時間の短縮を実施しております。最新情報は公式HP( https://www.gate-hotel.jp/ryogoku/ )をご確認ください。

ザ・ゲートホテル両国 by HULIC
東京都/両国
更新日時2020.12.04 16:30