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有名建築家と文化財の建築美を愉しむ伊豆の温泉宿
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有名建築家と文化財の建築美を愉しむ伊豆の温泉宿 三養荘 プリンスホテルズ&リゾーツ(静岡県/伊豆・伊豆長岡)

伊豆の「三養荘」といえば、歴史好き、建築好きには知られた宿。というのも、ここは旧三菱財閥の第3代、岩崎久彌氏の別邸をそのまま継承した旅館で、贅の限りを尽くした建築美は圧巻の一言!そのうち本館は、国の登録有形文化財に登録されています。

広大な敷地に本館と離れ、新館で構成

旧三菱財閥の創始者で明治を代表する政商、岩崎弥太郎氏。その長男・久彌氏の別邸として昭和4年に建てられたのがこの「三養荘」です。
敷地は約4万2,000坪。なんと東京ドーム3個分!ここに当時の別邸をそのまま生かした本館と、昭和42年に増築された離れ、昭和63年に建築家の村野藤吾氏が手がけた新館が本格的な日本庭園を囲むように配置されており、離れ以外は長い廊下で繋がっています。

敷地が本当に広いので、もし大浴場や食事会場へのアクセスが気になる人は予約前にご相談を。けれど、その長い廊下を行き来したり、庭園を巡って歩いたりすることが、この宿の魅力を深く味わうことにつながるような気がします。

国の登録有形文化財に登録

さて、本館に泊まるか、新館にするか、それとも離れを選ぶか。それぞれに魅力がある故にここは悩みどころですが、どこに泊まっても平屋の広々とした造りであることに変わりはありません。
いちばんコンパクトな新館和室でさえ、次の間付きの63平米以上。

本館和室のスイートとなると、本間、次の間、三の間、化粧の間まであって最大8人までの滞在が可能です。
本館は文化的な価値も高く、「老松」「木曽」「巴」「松風」「小督」「御幸」は平成29年に国の登録有形文化財に登録されました。

そのうちの一つ「松風」は、別邸当時は久彌氏の居間だったお部屋。いわば「三養荘」の肝となる場所です。特に10畳の和室の蹴込床は松の1枚板で、その豪奢な風情は一目瞭然。庭の中央に位置していて眺めも良好。畳敷きの広縁は、間違いなくこの部屋の特等席でしょう。

本館の客室は「御幸」を除き内湯が付いていないので、新館の大浴場を利用します。伊豆長岡の温泉はアルカリ性単純温泉。柔らかな湯は体の芯のコリをゆっくりほぐしてくれるでしょう。

文化勲章受章者・村野藤吾設計の新館

新館を手がけた村野藤吾氏は、文化勲章を受賞した近代建築の巨匠。ここは最晩年の作品で、桂離宮をイメージして造られた数寄屋造りの名建築です。自然の地形を生かして設計されているため、傾斜した長い廊下が各部屋を繋いでいるのが特徴です。

新館にはかけ流しの内湯を設けた客室もあるので、入浴はお部屋でのんびりと……という人にはこちらがおすすめ。令和元年7月にリニューアルされ、ベッドを置いた客室を設けたり、廊下や大浴場の一部を新しくしています。

毎朝行われる庭園散策ツアー

どこにお部屋を取ったとしてもお庭の散策はお忘れなく。作庭は京都の庭師、小川治兵衛氏。近代日本庭園の先駆者とされている人で、お庭の広さは約3,000坪。1月下旬には寒桜が咲き始め、そこから梅、桜、ドウダンツツジ、サツキ、花菖蒲……と四季折々の花々で彩られます。よく手入れされたお庭は本当に見事!高台の東屋からはその様子を一望できるほか、毎日9時からは庭園散策ツアー(悪天候時は中止)も開催。朝の爽やかな空気に包まれて、「三養荘」の歴史に触れられる良い機会となるでしょう。

三養荘 プリンスホテルズ&リゾーツ

三養荘 プリンスホテルズ&リゾーツ

静岡県/伊豆・伊豆長岡

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更新日時2020.02.19 11:30

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