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はんなりとした風情と“天ぷら”でもてなす京の料理宿
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はんなりとした風情と“天ぷら”でもてなす京の料理宿 京・富小路 料理旅館天ぷら吉川(京都府/京都・中京区)

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江戸時代に整備された東海道五十三次の最終地、京都・三条大橋。今も昔も、歴史や文化を育む雅な都の中心地・三条大橋からほど近いところに、「京・富小路 料理旅館天ぷら吉川」は静かにゲストの到来を待っています。

日本の美意識を凝縮した佇まいに心安らぐ

地下鉄東西線の京都市役所前駅からわずか5分と、アクセスの良い場所に立つ「京・富小路 料理旅館天ぷら吉川」。

大正初期に建てられた数寄屋造りの建物と、敷地の3分の1を占める本庭はしっとりとした柔らかさを醸し、街中に居ることを忘れてしまいそうです。

庭園の樹々は江戸時代に多くの名園を残した小堀遠州の手によるもの。日本の伝統美をぎゅっと凝縮した宿は、安らぎとともに凛とした空気が心を清らかにしてくれるでしょう

歴史を遡れば、現在の立命館大学創立にも携わった漢詩人・江馬天江の住まいで、文化人が集うサロンのような場所だったそう。宿には、当時足繁く通ったとされる太田垣蓮月や富岡鉄斎の作品が残されているといいます。そんな宿が紡ぐストーリーからも、文化を育む京都らしさを感じますね。

来賓を大切に迎えてきた主人の思いを受け継ぐ客室は全部で8室。京町家ならではの内蔵の白壁が特徴的な坪庭や瓦屋根を眺めることができるお部屋「鴛鴦 おしどり」など、全てで設えが異なります。

畳や襖、格子戸、欄間など、伝統的な日本建築の粋を集めた設えは清廉さが滲みます。広々として清潔感にあふれた空間は、そこに居るだけで心がすっと鎮まっていくよう。歴史の息遣いを感じる、特別な落ち着きをしみじみと味わってください。

揚げたての天ぷらと旬の食材が持つ底力に感嘆

もともと片旅籠だった宿は、1964年の東京オリンピックに合わせ、当時まだ京都で珍しかった板前天ぷらを提供する料理旅館になったのだとか。伝統の継承と同時に、革新を重ねてきた京都の心意気を感じる逸話ですね。

天ぷらを中心とした会席料理は、客室の坪庭に面した掘りごたつのある座敷でいただきます。歴史を刻む庭を眺めつつ、大切な方と気兼ねなく語り合いながら美味しいものを食す……こんな何気ない贅沢こそが非日常の極みかもしれません。

吟味した旬の食材を数回に分けるため、揚げたてを食べられるのも嬉しいポイントです。さっくりした衣や食材の旨味、食感や音、香りなど五感を満たす食事は感動的です。季節によって、京都ならではの食材が様々な料理となって提供されます。

料理人の繊細な仕事による、刹那な芸術品のような料理を堪能したいもの。料理旅館の意地と誇りを感じさせる晩餐は、噛みしめるほどに「口福」を存分に味わえることでしょう。宿の近くには京都御所などの名所が点在し、鴨川が流れています。まだ観光客もまばらな早朝に、名所や鴨川沿いをそぞろ歩くのも街中に宿泊した者の特権かもしれません。

京都らしさを残す建物や、伝統が裏付ける丁寧なもてなしの心に触れ、日本の良さを再確認できる「京・富小路 料理旅館天ぷら吉川」。後にするころにはますます京都が好きになり、「またここに帰ってきたい」と思わせてくれる宿です。

京・富小路 料理旅館天ぷら吉川

京・富小路 料理旅館天ぷら吉川

京都府/京都・中京区

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更新日時2020.04.15 22:36

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