自由気ままな滞在ができることから、近年人気を集める一人旅。旅の目的は人それぞれですが、たまには自分をとことん甘やかすご褒美旅行を楽しんでみてはいかがでしょう。今回は、京都エリアで、京都らしい風情に浸りながらゆっくり過ごすことができる、一人旅におすすめの旅館をご紹介します。
目 次
1.“茶の湯の宿”で老舗のもてなしを受け、穏やかな時間を
炭屋旅館(京都府/京都・中京区)

三条麩屋町に佇む「炭屋旅館」。大正初期に創業され“茶の湯の宿”として多くの人に愛され続けている名旅館です。今でも、毎月7日・17日の夜には茶室でのもてなしがあるため、じっくりとわびさびの世界に浸るのもいいですね。

趣ある客室は、引手や調度品など細部にわたり日本の伝統を感じる造り。お庭の景色を眺めながら日常を忘れて心静かに過ごせることでしょう。

夕食は、気兼ねなくお部屋でいただけるのも嬉しいポイント。京野菜を使用した本格的な茶懐石です。素材そのものの味を活かした料理の数々は、伏見の銘酒とも相性ぴったりです。
炭屋旅館
京都府/京都・中京区
2.文政年間に創業された老舗旅館で、古都の旅情に浸る
柊家旅館(京都府/京都)

かつて幕末の志士や、作家・川端康成が泊まったことでも知られる「柊屋旅館」。京都駅から約10分と中心地にありながら、閑静な空間が広がります。“来者如帰”を大切に、我が家に帰ってきたようにくつろげる老舗旅館です。

歴史ある本館と新館で構成されていますが、京都らしさを満喫する一人旅なら、木造数寄屋造りの本館がおすすめ。江戸末期から昭和にかけての風情を味わうことができます。

食事は、夕食・朝食ともにお部屋でいただけます。夕食は、京野菜や旬の食材を用いた京懐石料理。器には清水焼も用いられ、料理の見た目からも京都らしさを感じることができますよ。
柊家旅館
京都府/京都
3.大正ロマンが漂う全7室の宿で天ぷら料理を堪能
京・富小路 料理旅館天ぷら吉川(京都府/京都・中京区)

京都市役所駅から徒歩約5分の場所にある昭和27年創業の「京・富小路 料理旅館天ぷら吉川」。敷地内には小堀遠州作と伝えられる庭園が江戸時代の姿を一部残しており、街中とは思えないほどの風情と静けさを醸し出しています。

元は個人の邸宅だったこちらの建物。全7室の客室はそれぞれに異なる設えです。「鴛鴦 おしどり OSHIDORI (2F・坪庭側)」では坪庭の景色を眺めたり、総ヒノキ風呂に入ったりして癒されるのもいいですね。

宿の特徴といえば、何と言っても天ぷらを中心とした会席料理をいただけること。旬の食材を白大豆油で揚げた軽い口当たりの天ぷらが多くのゲストを魅了しています。
京・富小路 料理旅館天ぷら吉川
京都府/京都・中京区
4.「ルレ・エ・シャトー」加盟の老舗宿で、一人時間を満喫
要庵西富家(京都府/中京区)

明治6年に創業し、京都で唯一「ルレ・エ・シャトー」に加盟している老舗宿「要庵西富家」。かつて扇の骨をつくる町衆が多く住んでいたことから“骨屋之町”と呼ばれる中京区・富小路に門を構えています。

数寄屋造りの美しい建物に客室は全部で7室。「横笛」は、本間から庭を一面に眺めることができるお部屋です。箪笥の中には宿セレクトのジャズのCDが置かれているので、音楽を聴きながらリラックスするのもおすすめ。お部屋のお風呂からも庭を眺められますよ。

お食事は個室にて月次をあらわす最初の一皿からデザートまで、ゆっくり味わうことが可能です。茶道に縁ある機会の機、季節の季、器の器といった“キ・キ・キ”の心で食材と向き合い“要庵西富家らしさ”を大切に提供される懐石料理を味わい尽くしましょう。
要庵西富家
京都府/中京区
5.祇園に佇む、美食と柚子風呂を楽しめる和のオーベルジュ
京都祇園 柚子屋旅館(京都府/祇園・八坂神社)

「八坂神社」の南隣に佇む、和のオーベルジュ「京都祇園 柚子屋旅館」。宿に足を踏み入れれば、祇園の賑わいが嘘のような静寂が漂う大人のための宿です。

全8室の客室は、それぞれ装飾を控えめにした意匠。心地よさだけを追求した空間が広がります。季節を大切にした設えや、ほのかに漂う柚子の香りを楽しみましょう。客室の檜風呂には、柚子の用意が。保水成分がありお肌がしっとりする実を浮かべて入るのもおすすめです。

食事は宿の1階にあるごはん処「柚子屋旅館 一心居」でいただきます。京野菜や“幻の柚子”と呼ばれる水尾の柚子、おくどさんで炊いた御飯などはぜひ味わってみたい逸品です。
京都祇園 柚子屋旅館
京都府/祇園・八坂神社
思い立ったらすぐ行ける気軽さも、一人旅ならではの魅力。古都の風情を感じる京都エリアで、忙しい日常を忘れて自分だけの特別な時間を過ごしてみませんか。












