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“生まれたて”の湯に会いに、鹿児島の宿へ
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“生まれたて”の湯に会いに、鹿児島の宿へ 妙見石原荘(鹿児島県/霧島・妙見温泉)

温泉天国日本にはさまざまな温泉自慢の宿がありますが、この宿ほど、湧きたて、生まれたての湯にこだわった宿は無いかもしれません。
「妙見石原荘」。天降川(あもりがわ)に沿うように佇むこの宿には全国にファンがいっぱい。ここを訪ねること自体が旅の目的になっています。

フレッシュな湯を楽しむ宿

鹿児島空港から車で15分。そんなアクセスの良さとは裏腹な、緑濃い山間にある「妙見石原荘」。
本館の左手に重厚感ある石蔵があり、ここには露天風呂付きの客室とレストランが。石蔵をさらに進んでいくと、大浴場の「天降殿」と2つの露天風呂が見えてきます。そしてここに来たからにはぜひ足を運んでもらいたい露天風呂「椋の木」は、もっとその先。天降川の川音がすぐそこに聞こえるまで石段を降りなければなりません。

敷地は約1万坪。わざわざ湯に入るために靴を履くのも、石段を上り下りするのもちょっと面倒…。そう思う人もいるでしょう。
でも、それには訳が。実は湧きたての湯を味わってもらおうと泉源のすぐそばに浴場が設けられたから。温泉は生きもの。だからその「生きている湯に会いに行く」のがこの宿のコンセプトなのです。

熱交換器で適温に。だから加水も不要

敷地内にある自家源泉の泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。簡単にいうと炭酸ガスを豊富に含んだ炭酸泉です。炭酸泉には体内の血流を活発にするほか、クレンジング効果もあって女性に人気ですが、配湯の仕方によっては温泉成分が変わってしまうことも。うそこで空気に触れないフレッシュな湯を提供しようと、泉源のすぐ近くに湯船が設けられたのです。
しかも、加水によって成分が薄まることを良しとせず、熱交換器で適温に。ここまでのこだわりを知れば、湯めぐりがさらに楽しくなるというものでしょう。

5つの湯めぐり

それではまず、川に最も近い露天風呂の「椋の木」から。その名の通り、大きな椋の木が目隠しと屋根の代わり。大きな川音が響く中、炭酸ガスの泡が肌にぷちぷち付くのを見ながら、体を湯にゆだねます。ここは混浴ですが、湯浴み着の着用も許されているので、女性もどうぞ。

大浴場の「天降殿」は壁にレリーフを掘った独特の空間。檜の露天風呂「七実の湯」は30分の貸切制(予約・無料)、「睦実の湯」も30分ごとの貸切で、1組1000円で利用できます。川沿いに足湯もありますよ。

いつかは泊まりたい石蔵の露天風呂付き客室

客室は多彩なタイプが揃う本館と、露天風呂付きの客室がある石蔵に分かれています。どの部屋を選んでも季節の花が活けられ、穏やかな滞在を約束してくれますが、あえてひと部屋ご紹介するとしたら昭和初期の米倉庫だった石蔵にある部屋を。重厚な外観とは一転して、室内は木や塗り壁の温もりが感じられるモダン空間。「いつかはあの部屋へ」と憧れを集めているのも納得です。

季節を感じる和の食事

食の宝庫、鹿児島の美味を堪能できるのも魅力。使われているのは近郊近在の力のある食材。決して派手さはありませんが、素材の長所をぐいっと引き出したお料理ばかり。春なら春の、秋なら秋の、季節を感じられる料理の数々にはきっと感嘆させられますよ。地元のレアな焼酎もあり! いける口の方はどうぞお楽しみに。

フレッシュな温泉へのこだわり、鹿児島ならではの食、洗練されているのに肩がこらない絶妙のセンス。やはりこの宿は、わざわざ出かけて行きたくなる、そんな宿なのです。

妙見石原荘

妙見石原荘

鹿児島県/霧島・妙見温泉

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