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【滞在記】松島の岬に佇む小さな一軒宿
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【滞在記】松島の岬に佇む小さな一軒宿 松庵(宮城県/松島)

日本三景のひとつにも選ばれている宮城県松島エリア。東北を訪れるなら外せない観光スポットです。伊達政宗が築いた仙台城跡、お城をモチーフにした展望台の松島城、苔生した枯山水庭園や重要文化財の三慧殿を有する円通院など見所が多くあります。

観光で歩き回った後は、素敵な宿での滞在を楽しみたいですよね。松島の岬の先に観光地の喧騒とは程遠い、ゆったりとした時間が流れる宿「松庵」があります。3000坪もの敷地を贅沢に使い、部屋数はわずか11室、そのうち露天風呂付き客室は1室のみ。9月に運良くその1室に泊まることができたので、思い出に浸りながら宿泊記を綴っていきます。

お出迎えを受け、最初に目に入るのは可愛らしいレセプション。訪れたのは夏なので、金魚が描かれた暖簾が涼やかです。お土産類も充実しています。

最初に案内されたのは「くら」という名のお部屋。イタリア製のインテリアに囲まれた心地よい音楽が流れるライブラリーで、夜はバー利用もできるそう。

こちらでお抹茶と和菓子を頂きチェックイン手続きを行います。

露天風呂付き客室「松毬」は、15帖一間に加え応接セットがある広々とした空間。緑を堪能する離れタイプの落ち着いた客室です。

森林浴も味わえるほどの自然に包まれた清々しく開放的な貸切露天風呂は、常に程良い温度に保たれています。

ここからはお食事のご紹介です。夕食はお食事専用の個室に案内されます。レストランや食堂に行くのとはまた異なり、自室ではなく部屋食専用のお部屋があるというイメージです。

実は、予定があり夕食時間に間に合わないのを申し訳なく思いあらかじめお夕食は簡易なもので構いませんとお伝えしていたのですが、料理長のお心遣いでほぼフルコースに近い内容をまとめてお出ししていただけました。

温かいお料理は焼きたて揚げたてをご用意いただくお気遣いに涙が出そうでした。お味も評判通り素晴らしいものでした。

特に先付けや前菜はひとつひとつ手が込んでいて、次のお料理への期待が高まります。

3ヶ月経っても鮮明に思い出せるのは、冷やし鉢の鮑と雲丹と煮凝り。雲丹、鮑、海老、アスパラと豪華な食材が夏らしくさっぱりとジュレ仕立てになっています。

ご飯ものは穴子とじゃこの炊き込みご飯。ふわっとした穴子にじゃこの塩っ気がよく合い、大葉が後味をすっきりとさせています。前菜や先ほどの冷やし鉢でも感じたことですが、薬味の使い方が絶妙です。

かなりボリュームのある構成で、炊き込みご飯はおにぎりにしてお部屋で頂く方も多いとの事でしたので、私達も炊きたてで半分ほど頂いてあとは部屋にお持ち帰りしました。

デザートはクレームブリュレと季節の果物。目の前で焼き色をつけるクレームブリュレは、仙台の老舗「石井屋」と松庵のコラボ商品のようです。お腹いっぱい胸いっぱいの幸せなお夕食でした。

続いて朝食のご紹介です。朝食は比較的カジュアルな雰囲気の「れすとらん海音」で頂きます。夕食と同様に部屋出しを選ぶことも可能ですが、眺望が良いのでレストランを選びました。

ジュースからお茶まで飲み物の種類が豊富で迷いましたが、梅昆布茶を。

こちらが和朝食セット。ご飯は白ご飯かおかゆが選べます。

鮮やかな紅色で食欲をそそる岩蟹のお味噌汁。

特筆すべきは炭火を使って自分で焼き上げる「松島こうれん」と蒲鉾。松島こうれんは、宮城県産のお米・上白糖・伯方の塩のみを使用して作られた、薄焼きの手作りお煎餅です。すっと溶けてなくなる口溶けの良さと上品な甘さが特徴です。自分で焼き上げる作業がとても楽しくて童心に返りはしゃいでしまいました。

食後にはフルーツとヨーグルト。コーヒーには温めたミルクが添えられます。細やかな気遣いが嬉しいです。

初めての宮城へのお出掛けで、お食事やクチコミの良さに惹かれて予約したお宿だったのですが、温かいおもてなしとお心遣いに感謝しきりの2日間でした。今度はこの宿に泊まるためだけに旅行を計画したいね、と友人とも意見が合致するくらい素敵な時間を過ごさせていただきました。

お食事も設備もおもてなしもワンランク上の静かなお宿、「松庵」にぜひ一度泊まってみてください。

松庵

松庵

宮城県/松島

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