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【取材】透明な床や枯山水に浮かぶベッド?!一風変わった京町家を徹底取材
クローズアップ

【取材】透明な床や枯山水に浮かぶベッド?!一風変わった京町家を徹底取材 季楽 京都 本町(京都府/東山)

2018年12月、三十三間堂や京都国立博物館の近くにオープンした「季楽 京都 本町」。
お部屋の中には枯山水や透明な床など?! お茶がテーマの一風変わった京町家を、編集部のmisakiとMikaが取材してきました!

京町家を改装したカフェでチェックイン

チェックインは、カフェ「きっさこ和束」で行います。(※月曜日は定休日のため、電話でのチェックイン)
築100年の京町家を改装したお店で、通り庭や出格子などが残る貴重な建物です。

こちらのカフェのオーナー北見さんが、今回ご紹介する「季楽 京都 本町」のお客様を迎え入れてくれます。

京都市の空き家相談窓口を通して、北見さんの所有する町家を再生するために、「京町家再生プロジェクト」が立ち上がりました。
資金調達はなんとクラウドファンディング!歴史ある町家を現代の制度で支援する、新しい試みです。

北見さんの住む和束町がお茶の名産地であることから、宿再生のコンセプトは「Road to WAZUKA」。和束町へ行きたくなるような空間が演出されているそう。
抹茶とお菓子をいただきながらチェックインを済ませたら、いよいよお部屋へ向かいます。

枯山水の上に浮かぶベッドルーム

「きっさこ和束」の脇を抜け、突き当たりにあるのが「季楽 京都 本町」です。
裏手なので人通りもなく、とても静かな場所。玄関には提灯の光が揺れています。

玄関を入ると、縦に伸びる土間と、昔使用していたという井戸が残っています。

こちらはかつてのおくどさん(台所)と呼ばれる空間で、頭上は火袋部分で吹き抜けに。
高い天井を利用して、かぶせ茶を作る際の遮光シートを使ったライトが吊るされています。

靴を脱いで上がると、まず目に飛び込んでくるのが枯山水風の石庭に浮かぶキングサイズベッド!

デザインや空間プロデュースを監修したのは、数々の宿泊施設や商業施設を手掛けてきた乃村工藝社。斬新なデザインながら、間接照明の柔らかい光や木・石などの素材が、どこか落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

手前には、和束町の風景をモチーフにした岩のアートワーク。
かなりリアルですが、岩もコケも手作りというから驚きです。

ベッドの後ろ、雪見障子の外にも何やら庭らしきスペースが…

枯山水上の板を渡ったベッドの左手には、隠し扉のようになった洗面台とシャワールーム。

シャワールームからはベッドの後ろに見えた庭に出られるようになっていて、そこには陶器の露天風呂を完備。
外の風に当たりながら湯浴みを楽しむことができます。

パジャマは、老舗ブランド「京和晒綿紗」のもの。無添加ガーゼの肌触りは気持ちよく、快適な睡眠がとれること間違いなしです。

1階には和室もあり、ゴロゴロとのんびり過ごすのもよし。どこか懐かしい丸テーブルは、みんなで囲むことで距離が縮まりそうですね。

そしてふとベッドの上を見上げると、何やら透明な床が…?
真相を確かめに2階へ上がってみましょう。

透明床の茶室で和束のお茶をいただく

2階はなんと、透明床が特徴的な茶室とリビングスペースになっています。

下には枯山水とベッドルーム。高所恐怖症のMikaは柱の上を歩いていましたが、もちろん安全性はばっちり!透明部分を歩いてもびくともしないのでご安心を。

数人が並んでくつろげるソファの上には、和束から海外にお茶を輸出していた際に使っていたラベルをモチーフにしたグラフィックアートが飾られています。

こちらは西陣織をリメイクしたもの。近くで見ると細かい模様が入っていて、お部屋内がモダンで華やいだ印象になります。

IHクッキングヒーターを備えるティースタンドは、和束で使用されていた茶箱を分解して作った一点物です。

清水焼のさまざまな器が揃うので、ぜひお好みのものを選んでお茶をいただきましょう。

2階の和室は、土間から見上げたかぶせ茶ライトと目線がちょうど同じ高さに。2名以上で宿泊の場合はここに布団を敷きますが、ガラス張りになっているため夜になると幻想的な光に包まれます。

斬新なデザインの中に、お茶をテーマにした演出が光る「季楽 京都 本町」。ここに滞在した後は、ぜひ和束町の美しい景色を見に出かけてみませんか?

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季楽 京都 本町

京都府/東山

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