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湯三昧と美味でくつろぐ一夜 谷川の湯 あせび野(静岡県/伊豆・天城湯ヶ島)

東京から車で約2時間半。伊豆半島のほぼ中央に位置する天城湯ヶ島は、川端康成、若山牧水、井上靖ら、名だたる文人墨客に愛されてきた所。今回ご紹介する「谷川の湯 あせび野」は、「天城ほたる祭り」の会場のすぐ近くにあります。

ホタルが飛び交う渓流沿いに宿

清らかな流れを見せる猫越川と本谷川。この2つの渓流が交わる辺りは、初夏になるとホタルが美しく舞う、谷あいの里として知られています。

「谷川の湯 あせび野」はその渓流の一方、猫越川に沿うように佇む18室の宿。すべての客室に露天風呂が設けられているほか、渓流と一体になれる野天風呂、趣の異なるさまざまな貸切露天風呂まであって湯三昧。そのうえ海と山の幸に恵まれた地の利を生かした料理が楽しめるので、舌の肥えたリピーターも多く訪れます。

豊かな自然環境、多彩な温泉、美味しい食事。宿の評価を左右する三拍子が揃っているのですから、毎年通う人が多いのも当然かもしれません。

一番人気の野天風呂「世古の湯」

お部屋に露天風呂はあっても、まず入ってもらいたいのが猫越川沿いに長く伸びる野天の「世古の湯」。というのも、透き通るような川の流れと緑あふれる野天風呂の雰囲気を、まずは陽のあるうちに味わってもらいたいから。

川上側は48㎡、川下側が35㎡。広々とした開放感のなんと素晴らしいこと。まるでもう1本の渓流に浸かっているような趣があって、川との一体感が最高! 心からくつろげること、請け合いです。

この宿の湯は5つの自家源泉をミックスした混合泉で、泉質は単純温泉・カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。肌がツルツル、スベスベになる美人の湯で川底から湧き出ているとか。「洞窟ジャグジー」という、ちょっと珍しい湯もあるので、興味のある人はお試しを。

部屋タイプは大きく分けて4種類

明るいうちに野天風呂を満喫したら、お部屋でちょっとひと休み。客室は「木の蔵」「花の蔵」「山の蔵」「谷の蔵」の4タイプ。室内はいずれも地元の天城杉をふんだんに使った落ち着いた雰囲気で、窓いっぱいに渓流の鮮やかな緑が広がります。

どの部屋の露天風呂も渓流を望むテラスに設けられています。このテラスの居心地もなかなか。瀬音がいいBGMとなって心地よい眠りを誘う時も。それもまた旅の醍醐味です。
さて少し休んだらもうひと風呂いかが。お部屋の露天風呂に入るか、貸切湯にするか迷うところですが、貸切湯も利用は無料。部屋のタブレット端末からも予約が可能です。

もし貸切湯を選ぶなら、アクセスは2階から。石段を降りた先、川べりにあって、八角形の伊豆石の湯船を置いたのが「川の湯かわせみ」、自然石を配したのが「川の湯やませみ」です。そして3階にあるのが眺望に優れた「山の湯かざはや」。サワラの湯船と木格子の天井がナチュラルな品の良さ。目の前に広がる森に包まれるような湯浴みをたっぷり楽しみましょう。

伊豆の魅力あふれる食事

食事は椅子式の個室ダイニング「旬香団人倶」で。野菜は近隣の農家から、魚介も伊豆の海で揚がるものを中心に、全国の旬の食材を組み合わせた料理がいただけます。例えば、駿河湾・相模湾で揚がった桜鯛や金目鯛、伊勢海老などに、天城山の清流が育てたワサビを合わせて。静岡県産の黒毛和牛を近隣の新鮮な野菜とともに。食後の一服には地元が誇る静岡茶を。

誕生日や還暦などを祝うゲストには無料でお赤飯を準備してくれるサービスも。「また、いつか」と、再訪を誓わずにはいられない、温かなもてなしも好評です。

谷川の湯 あせび野

静岡県/伊豆・天城湯ヶ島

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