FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

瀬戸内ならではの味覚ともてなしに癒される島時間
クローズアップ

瀬戸内ならではの味覚ともてなしに癒される島時間 味わう、もろみの島宿。 「真里」(香川県/小豆島)

多島美が素晴らしい瀬戸内海国立公園のほぼ中心に位置する小豆島。瀬戸内海で2番目に大きいこの島を支える産業の一つが、醤油産業です。木桶による伝統的な醤油づくりが始まったのは約400年前。その後、明治中期には約400軒もの醤油屋が軒を連ね、「醤の郷」と呼ばれるまでに栄えました。

創業50年の歴史を映した文化財の宿

そのうちの一軒であった『味わう、もろみの島宿。 「真里」』。創業50年を迎えた宿の名前には、醤油屋であった頃の志や想いが込められています。「ひしお(醤)でもてなす」という心を大切に、素朴ながらも真心のこもったおもてなしと、自慢の自家製調味料を使った料理で、訪れる人たちを魅了し続けているのです。

国の登録有形文化財に指定されている母屋。建物には醤油蔵の梁や柱、樽の古材を随所に使用し、味わいのある和の雰囲気です。和モダンの照明による優しい光が、田舎に帰ってきたような安心感を与えてくれます。

チェックインはこちらの囲炉裏で。カウンターに所せましと並んだ手作りの果実酒は、宿の名物の一つ。食後や湯上りのひとときにいただきましょう。

島時間を満喫する心地良い空間

全7室の客室は、それぞれに趣の異なる造りになっています。「ひし」「お」「で」「も」「て」「な」「す」という個性的な名前は、「ひしおでもてなす」という心から取ったそう。

中でも特徴的なのが、築80年余りの蔵をリノベーションした「ひし」の間。この建物も、国の有形文化財に指定されています。窓の無い蔵の造りを活かした昼間でも独特な重厚感ある雰囲気は、おこもりでのんびり過ごすのにぴったりです。庭側のガラス戸を開放して、光や季節の風を取り入れます。

2階には、古い梁に手が届きそうなこぢんまりとした寝室。窓を開けると風に乗ってほんのりと醤の香りが届き、夜には島の静寂が心地よい眠りを誘います。

館内には自家源泉の天然温泉を使用した大浴場がありますが、各客室のお風呂も自慢の温泉で満たされています。お風呂の造りも客室によって様々。「お」の間では、内海湾と寒霞渓を遠くに望む展望風呂を楽しみましょう。

どのお部屋に泊まっても、のんびりとした島時間を存分に堪能できるはず。

厳選された島の食材を島ならではの食べ方で

 

館内の随所にこだわりを感じるこの宿ですが、一番はやはり食事でしょう。母屋の食事処は古民家の風情が漂い、おばあちゃんの家に遊びに来たような懐かしさに心が和みます。

夕食は、醤の郷に佇む真里ならではの「醤油会席」を。小豆島産の醤(ひしお)を基に、移り変わる季節を盛り込んだ、味わい深い自家製調味料が自慢です。

島特産の醤油は様々な種類があり、お造りに添えられる醤油は4種。和三盆と生姜をあわせた自家製の「諸味たれ」は、生野菜にもよく合うのだそう。その旨味や味わいの違いに、身近な調味料である醤油の奥深さを改めて感じられるはず。

島のオリーブを食べて育った柔らかで旨味のある黒毛和牛「讃岐オリーブ牛」や、「島の逸品魚」と言われる「鬼おこぜ」「あこう」などは、稀少価値が高くなかなか市場に出回らない食材。地元小豆島の厳選された食材をいただけるのも、この宿ならではです。

朝食は、とれたて野菜を使った素朴なお惣菜や、オリーブの塩漬けを入れて土鍋で炊き込んだ「オリーブご飯」など。ご飯はお茶碗に盛ってから、オリーブオイルをかけていただきます。

小鉢に盛られた料理はどれも、目覚めの体が喜ぶような優しい味わいのものばかり。「小豆島ならではの味を探求し、お客様を喜ばせたい」という館主の想いが感じられます。

宿の設え、もてなし、食事。滞在の全てから、歴史や食文化を始めとする小豆島の魅力を存分に感じられることでしょう。島の住人になったような気分でゆるりと過ごす、贅沢な島時間を叶えに、『味わう、もろみの島宿。 「真里」』を訪れてみてはいかがでしょう。

この記事が気に入ったらシェア!

あわせて読みたい

「10室以下の宿」の人気記事