世界遺産や文化遺産が多く存在する奈良市は、大人旅の行先にもぴったり。寺院を巡るだけでも十分楽しめますが、歴史深いお祭りや奈良発祥のグルメなど、旅の目的となるトピックスも盛りだくさん。今回は第4代 NARA CITY コンシェルジュのみなさん
に、奈良市観光をもっと楽しめるおすすめ情報をご紹介いただきました。
目 次
【観光情報を教えてくれたのはこの方!】

今回、素敵な観光情報を教えてくださったのは第4代 NARA CITY コンシェルジュのみなさん 。定番スポットから最新情報までを知り尽くす奈良市観光のスペシャリストに、観光のおすすめを伺いました。
◆奈良市観光におすすめのスポット
①きたまち

「奈良きたまち」は、近鉄奈良駅から北側一帯を指す呼び名。江戸時代から続く住宅街に隣接して、奈良県庁や地方裁判所、奈良女子大学などの官公庁・教育文化施設があります。奈良時代の平城京の大路で、平城宮から東大寺に続く一条大路、二条大路が今も街路として残り、古代から近現代まで、各時代の文化遺産が点在しています。
【アクセス情報】
近鉄奈良線「奈良駅」北側
【詳しくはこちら】
奈良町「きたまちエリア」|奈良市公式HP
https://www.city.nara.lg.jp/site/naramachi/
②高畑

ならまち東エリア「高畑」は、鎌倉時代から春日大社の神官ら(社家)の住まいが集まっていた場所で、住居を囲んだ古い土塀が今も所々に残っています。その後、大正から昭和初期の頃には芸術家たちの拠点となりました。『暗夜行路』などを執筆し「小説の神様」と呼ばれていた作家の志賀直哉が、東京の次に長く暮らしたのがこの地。そんな高畑には今も、文化的な雰囲気が漂います。志賀直哉旧居、入江泰𠮷記念奈良市写真美術館の他に新薬師寺、おしゃれなカフェやアートを感じるケーキ屋さんなども点在。志賀直哉も散歩した、ささやきの小径(下の禰宜道)から春日大社へ足を運ぶのもおすすめです。
【アクセス情報】
JR線「奈良駅」・近鉄奈良線「奈良駅」より奈良交通バスで約10分
【詳しくはこちら】
文化人・芸術家が愛した高畑 イチ押しスポット|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/column/narari2022aw_feature03/
高畑まちあるきMAP|奈良市観光協会サイト
https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/168480.pdf
③京終・紀寺(きょうばて・きでら)

京終・紀寺エリアは、古代からの主要街道である上街道が通り「奈良の七口」である綿町口、紀寺口、椚口があるなど、奈良町の南の入口。“京終(きょうばて)”という地名から、平城京の端というイメージが持たれがちですが、実際は“奈良町の南玄関”とも呼ぶべき、交通の要所です。
【アクセス情報】
JR線「奈良駅」・近鉄奈良線「奈良駅」より奈良交通バスで約10分
【詳しくはこちら】
京終・紀寺まちあるきMAP|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/wp-content/themes/nara-portal/pdf/pamphlet_pdf/machiaruki-kyobate.pdf
◆奈良市観光におすすめのイベント
①薪御能(たきぎおのう)

「薪御能(たきぎおのう)」は、毎年5月の第3金曜~土曜日に、世界遺産の春日大社の舞殿・若宮社と、興福寺の南大門跡にて執り行われます。全国で行われている野外能や薪能の起源とされ、自然の織りなす舞台の美しさや夜空に映える薪火の輝き、そこにくっきりと浮き上がる能の奥ゆかしさが楽しめます。能発祥の地・奈良だからこそ味わえる、幽玄の世界に浸ってみては。
【開催時期】
毎年5月第3金曜日・土曜日(2024年5月17日・18日)
【アクセス情報】
春日大社(近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約25分)
興福寺(近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約10分)
【詳しくはこちら】
薪の灯りに浮かぶ幽玄の世界「薪御能」|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/event/takigiono/
②奈良大文字送り火

奈良大文字送り火は、戦没者慰霊を目的として1960年(昭和35年)に開始。現在は災害などで亡くなった方々も含めて慰霊を行うとともに、世界平和を祈る行事として毎年8月15日に催されています。
平城宮跡や奈良公園の浮見堂など、奈良市内の様々な場所からも見ることができます。
【開催時期】
毎年8月15日
【アクセス情報】
春日大社境内 飛火野(近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約25分)
【詳しくはこちら】
奈良大文字送り火|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/event/naradaimonjiokuribi/
③采女祭(うねめまつり)

猿沢池のほとりにある春日大社の末社で、奈良時代に天皇の寵愛が薄れたことを嘆き、池に身を投じた采女(身の回りの世話をする女官)の霊を慰めるために創建されたという采女神社。采女祭は、采女の霊を鎮め同時に人々の幸せを祈る例祭として、中秋の名月に執り行われている行事です。
例祭は、時代衣装をまとって花扇使らが市内を練り歩く「花扇奉納(はなおうぎほうのう)行列」に始まります。采女神社例祭の神事が行われた後、花扇を管絃船に移し、雅楽の調べとともに池を巡る「管絃船の儀(かんげんせんのぎ)」が行われ、最後に花扇を池に投じます。
【営業時間】
毎年中秋の名月の日(2024年9月17日)
【アクセス情報】
采女神社(近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約10分)
【詳しくはこちら】
奈良の秋のお祭り「采女祭」|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/event/unemematsuri/
◆奈良市観光におすすめのグルメ
①古都華(いちご)

古都・奈良を飾る新しい”華“になってほしい。そんな想いから名づけられたいちごが「古都華」です。つやつやと赤く輝くひと粒を口に運べば、その味の甘さや濃さ、みずみずしい果汁、甘酸っぱい香りに、すぐ次のひと粒を求めてしまうことでしょう。
古都華は、食べると、驚きとともに、笑顔と口いっぱいの幸せをくれる“魔法のようなフルーツ”です。
【営業時間・アクセス情報】
古都華が味わえるお店|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/site/narajikan/list750-2523.html
詳細は各店舗にお問い合わせください。
【詳しくはこちら】
古都華を味わう時間|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/narajikan/introduction/kotoka/
②大和茶

全国屈指のお茶どころ、奈良。そのはじまりは1200年以上前にさかのぼります。そんな奈良のお茶「大和茶(やまとちゃ)」は、月ヶ瀬や田原など、自然豊かな山間部を中心に造られています。大和茶のすがすがしい香りや温かみのある味わいは心と体をじんわりと癒し、のんびりとした安らぎのひとときをつくってくれるでしょう。
【営業時間・アクセス情報】
大和茶が味わえるお店|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/site/narajikan/list750-2522.html
詳細は各店舗にお問い合わせください。
【詳しくはこちら】
大和茶を味わう時間|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/narajikan/introduction/yamatocha/index.html
③日本酒

和食が無形文化遺産に登録されて以降、和食と併せて世界的に注目が高まってきている「日本酒」。実は、この日本清酒の発祥の地と言われているのが奈良なのです。古都・奈良には多くの大寺院が集中し、荘園で栽培された米で「僧坊酒」なるものが造られていました。これこそが、現在の卓越した酒製造技術へと繋がる第一歩だったのです。
奈良には、奈良酒の造り方を受け継ぐ酒蔵があり、それらの酒を気軽に味わえる店もたくさん。食と日本酒の相性を楽しんだり、カクテルとして堪能したり、スイーツなどの意外なアレンジまで、奈良の地酒を多彩に味わえます。米の旨みを生かした上品な味わいの清酒のルーツに想いを馳せながら、旨し奈良酒を飲んでみませんか。
【営業時間・アクセス情報】
日本酒が味わえるお店|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/site/narajikan/list750-2524.html
詳細は各店舗にお問い合わせください。
【詳しくはこちら】
日本酒を味わう時間|ならじかん
https://www.city.nara.lg.jp/narajikan/introduction/sake/index.html
◆奈良市観光におすすめのお土産
①しかまろくんグッズ

「しかまろくん」は奈良公園のアイドルとして多くの方に親しまれている鹿のキャラクター。のんびりした性格の心のやさしい男の子で、まろ眉と微笑み目が特徴です。「奈良時代から目撃されている」とも言われますが、まだまだ子どものよう。好物は鹿せんべいで、ぽかぽか陽気の日に奈良公園の芝生で昼寝するのが大好き。「しかまろくんグッズ」は奈良市総合観光案内所・近鉄奈良駅観光案内所など、奈良市内の各所で販売されています。
【営業時間】
奈良市総合観光案内所・近鉄奈良駅総合観光案内所(開館時間:9:00~19:00)
【アクセス情報】
奈良市総合観光案内所(JR線「奈良駅」)
近鉄奈良駅総合観光案内所(近鉄奈良線「奈良駅」)
【詳しくはこちら】
しかまろくんについて|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/shikamaro/
観光案内所マップ|奈良市観光協会サイト
https://narashikanko.or.jp/info/
②奈良伝統工芸品

唐からもたらされた渡来品と、それらをもとに作り出した数々の工芸品が納められている正倉院。すでに天平の工匠たちが優れた技法を持っていたことを教えてくれます。
そして、その工芸技法は、ならまちで育まれた生活文化との深い関わりとともに、今も大切に引き継がれています。「なら工藝館」に並ぶ、奈良筆・奈良墨・赤膚焼・奈良団扇・奈良晒・奈良一刀彫・奈良漆器・古楽面などの伝統工芸の品々は、お土産にも最適ですよ。
【営業時間】
「なら工藝館」10:00~18:00(月曜日休館、他休館日あり)
【アクセス情報】
「なら工藝館」(近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約10分)
【詳しくはこちら】
なら工藝館公式HP
https://nara-kogeikan.city.nara.nara.jp/
③柿の葉寿司

「柿の葉寿司」は、塩で締めたサバを酢飯と一緒に柿の葉で包んだ押し寿司のことで、奈良県の郷土料理として古くから親しまれています。サバの他にもサケやタイ、穴子、エビなどの魚介類や、大根やしいたけなどが具材として用いられることも。「柿の葉寿司」には、タンニンが多く、緑色が鮮やかな渋柿の葉が使われます。「柿の葉寿司」は魚と酢飯の旨味、柿の葉の風味が一体となった特有のおいしさが魅力です。
【営業時間・アクセス情報】
店舗により異なります。詳しくは下記をご確認ください。
株式会社 中谷本舗「ゐざさ」https://www.izasa.co.jp/
株式会社 柿の葉ずし「平宗」https://hiraso.jp/
株式会社柿の葉ずしヤマト https://kakinoha.com/
訪れるたびに、きっと新しい出会いが見つかる奈良市。悠久の歴史に思いを馳せながら、あなただけの奈良市観光に出かけてみては。












