約10キロメートルの海岸線が続く茨城県の大洗海岸。打ち寄せる波と岩礁が見事な名勝地としても知られています。そんな大洗の大海原を望む、別荘のような小宿「里海邸 金波楼本邸」。海の保養宿としての魅力を受け継いだこの宿は、慌ただしい毎日を送る現代人が一休みできるような癒しの体験に満ちています。
目 次
明治時代の保養文化を受け継ぐ、海辺の癒し宿


茨城県の太平洋側のほぼ中心に位置し、岩上に立つ「神磯の鳥居」の景観でも知られる大洗海岸。穏やかな気候に恵まれたことから、明治時代には保養地に指定されました。大洗の海水浴場にも、心身の癒しを求めて多くの人が訪れたのだとか。

その保養文化を今に受け継ぐ「里海邸 金波楼本邸」。日本の家屋、または文明開化期の潮湯治場に居るような滞在をしてほしいとの配慮から、館内はモダンでありながら木の温もりに溢れ、素足と浴衣で過ごせる環境が整っています。

宿に到着したゲストを迎えるのは、温かみある木製の家具の数々。ナラ、タモ、桐などの素材から作られた家具は、地元茨城県・石岡市八郷の家具職人が設計製作したもの。素肌にも優しい感触とデザインは、まるで田舎の家に帰って来たような居心地の良さを感じさせてくれます。
波打ち際まで約30メートルの、オーシャンフロントの客室


ゆったりと寛げる全8室の客室は、全てオーシャンフロント。波打ち際まで約30メートルの、海を間近に望む特等席です。民家風デザインが落ち着く「【曲松】海辺テラスと半露天風呂付・和洋室ツイン61平米」のリビングの先には、海を観望できるテラスを併設。ひとつの絵画のように切り取られた岩礁と大海原の景色を独り占めできますよ。

また、邸内で最大の広さを誇る「【明神】海辺テラスと半露天風呂付・和洋室スイート87平米」は、グループや家族連れにぴったりなスイートタイプの客室です。ミニキッチンが併設されたリビングは、アットホームな雰囲気が魅力。お部屋に備わる笠間焼のカップを片手に、和やかなコーヒータイムを満喫するのも良いですね。

全8室のうち6室には、波打つ海の景色を望みながら湯浴みができる半露天風呂も。湯舟に注がれるのは、古社・大洗磯前神社の森に湧く御神水だそう。清らかな水を沸かした湯に浸かりながら、朝日を眺める……といった特別な体験も叶います。
湯上り処と大海原を前にしたルーフバルコニーで過ごす休息時間

客室風呂の他にも、館内には海との一体感を得られる2つの“海辺の風呂場”があります。なみなみと湯が注がれる「石の風呂」は、磯の潮だまりを思わせる空間。

鎮守の森をイメージした「木の風呂」はウッドデッキスペース付の浴場です(浴室の利用時間は15:00~23:30 および 6:00~11:00)。

少し熱めの湯で温まった後は、リラックススペースに足を運んでみましょう。湯上りの喉を潤す冷水やハーブティ、ビールなどの用意もあります。木のハイバックチェアに背を預ければ、疲れが解きほぐされるような深い休息を得られるはず。

リラックススペースには、ルーフバルコニーも併設。晴れた日は、潮風や日光に当たりながらうつらうつらとする……。滞在中は誰にも邪魔されず、そんな大人の休日を過ごせます。
海辺の食卓でいただく、素朴な田舎料理

日本屈指の食材産地でもある茨城県。「里海邸 金波楼本邸」では、そんな産地ならではの鮮魚や野菜を、素朴な田舎料理に仕立てます。

特に、地元の魚を使った焼き魚や干物はゲストからも評判で、ぜひ味わって欲しい逸品です。

食事をいただくのは、なんと大洗海岸の最前列に設えられた食卓。朝は日に照らされた海を眺めながら、夜は月明りの下で、思い出に残る絶景と旬の味を楽しみましょう。
“素朴という贅沢”にこだわった「里海邸 金波楼本邸」。大海原を前にした湯浴みや、出来たての田舎料理を味わう体験は、きっと心身に安らぎを与えてくれるはず。海の保養地ならではの癒しを求めに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
里海邸 金波楼本邸
茨城県/大洗












