FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

2019年に編集部が取材した穏やかな時が流れる名宿4選
セレクション

2019年に編集部が取材した穏やかな時が流れる名宿4選

2019年に一休コンシェルジュ編集部のYOSHIDAが取材させていただいた全国各地のホテル・旅館のなかから、古き良き日本旅館の情緒に触れることができる名宿を厳選してご紹介。
懐かしく、心がホッとする設えとおもてなし。穏やかなときを過ごしてみませんか。

【滞在記】佐賀・唐津に佇む美しい庭園と変わらぬ趣に癒される宿

洋々閣(佐賀県/唐津市)

佐賀県・唐津市。古くから焼き物の街として知られるこの地に佇む「洋々閣」。約130年の歴史を持ち、現在は5代目のご夫婦が切り盛りされています。格子が組み込まれた木造2階建て。

一歩中に入ると、石畳には打ち水がされ、凛とした雰囲気に包まれます。エントランスの天井が高くなっているのは、創業当時、この玄関まで人力車が乗り入れていたから。車夫のための休憩所が今も残っています。

お部屋は全部で20室あり、その全てからお庭が望めます。「和室2間つづき」のお部屋なら、下駄を履いてお庭に直接出られます。お部屋の縁側に備わる藤イスに腰かけて、お庭の樹齢約200年の黒松を眺めるのもおすすめ。風に乗ってかすかに聞こえる唐津湾の波の音が癒しの時間を演出してくれます。

夕食はお部屋で。運が良ければお庭に面した「佐用姫の間」でいただけることも。お料理はクエづくしが注目されがちですが、特製ゴマだれで味わうしゃぶしゃぶも人気の一品。料理長にこっそり聞くと、食べてほしいのはおこぜ料理だとか。3連泊、もしくは3回以上訪れたくなるお宿です。

洋々閣

洋々閣

佐賀県/唐津市

【滞在記】伊豆に佇む文化財の温泉宿がリニューアル!設えや美食に憩う贅沢ステイ

おちあいろう(静岡県/伊豆・天城湯ヶ島)

伊豆・修善寺から車で20分、本谷川と猫越川が重なる地に建つ「おちあいろう」。140年以上の歴史を持つこのお宿は、一部の建物が登録有形文化財に登録されており、川端康成や島崎藤村など多くの文豪たちにも愛されてきました。

2019年に、当時の設えは残しつつ快適な滞在が叶うようにリニューアルされました。玄関からロビーへと続く廊下の左右には、組子細工を施した窓枠と一面に霜が振ったように美しい模様の「結霜(けっそう)ガラス」が。夜はより幻想的な空間に変わるので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょう。

お部屋の数は、本館と眠雲亭を合わせて16室。本館は格調を重んじた造りなのに比べ、眠雲亭は数寄屋造りの趣。どのお部屋にも、一流の職人さんたちが手掛けた組子細工の障子が備わっています。眠雲亭のお部屋のベッドルームにはアンティークのステンドグラスがあるなど、和洋の素敵な設えに触れることができます。

お宿には内風呂と露天風呂を含めて、3つの大浴場を完備。何とも言えない不思議な風情を感じる洞窟風呂のある「天狗の湯」や川のせせらぎが心地よい「星の湯」、ロウリュが楽しめるサウナが備わった「月の星」など、湯めぐりも叶います。歴史あるお宿を紹介してくれるツアーがあり、参加するとお宿の魅力をより理解できるのでおすすめです。

おちあいろう

おちあいろう

静岡県/伊豆・天城湯ヶ島

【取材】伊豆・修善寺、匠の技が魅了する数寄屋建築の名旅館

柳生の庄(静岡県/伊豆・修善寺温泉)

伊豆・修善寺、温泉街の喧騒も届かない地に佇む宿「柳生の庄」。創業40周年を機に玄関、お風呂、お部屋を本数寄に改修しました。大工や左官職人、庭師など、超一流の腕を持った匠たちの手で作られたとあって、全国から同業の職人さんたちが勉強に訪れるほどの設えです。

玄関には、屋根瓦とともに特注で焼いた敷瓦が敷かれています。館内に一歩入ると静寂に包まれ、心地よい緊張感とともに非日常へのひとときにわくわくしてきます。

一休.comでご紹介しているお部屋の数は15室。その全てが落ち着く和室となっています。「半露天風呂付 本数寄の部屋」は、数寄屋風のお部屋。特に窓の形に職人の技が光っています。ひとつは、京都・銀閣寺のような花頭窓に。そしてもうひとつは櫛形窓。ただ壁に造ったというものではなく、ともに黒磨き面仕上げにしているというこだわりぶりです。

大浴場は2種類あり、「武蔵の湯」の露天風呂・内風呂と「つうの湯」の露天風呂・内風呂。ともに1200年以上も昔、弘法大師が湧出させたという伝説をもつ修善寺温泉が堪能できます。匠の技が光る東屋でひと休みしながら、ゆっくりと湯浴みを堪能しましょう。

柳生の庄

柳生の庄

静岡県/伊豆・修善寺温泉

【取材】素敵な仲居さんがご案内 今昔の魅力が合わさる山形の宿

天童荘(山形県/天童市)

「天童荘」が佇むのは、将棋の街としても知られる天童市。東京駅から新幹線一本で行け、宿へは車で約5分とアクセス良好。エントランスには、樹齢500年の五葉松が美しい枝ぶりで佇んでいます。

ロビーは天井が高く、開放的な空間になっています。壁には「離塵境(りじんきょう)」と書かれた書がかけられ、非日常を味わってほしいとの想いを表しています。

お部屋は、ベッド・ダイニングなど現代のライフスタイルに沿って造られた「東亭」が8室と、和の情緒感じる数寄屋造りの離れ「離塵境」が6室の計14室。「離塵境」は2018年にリニューアルされ、半露天風呂やデイベッドと座椅子を配した広縁などが設えられています。「天童荘」へ訪れてぜひ注目していただきたいのが、家具。「ラーセンのエリザベスチェア」など、こだわりの逸品たちと出会えます。

飲泉もできる天童温泉も宿の魅力ですが、やはり「天童荘」と言えば、お食事の天童壮懐石。山形ならではの旬の素材を調理し、二十四節気にちなんだ細やかな季節の移り変わりを表現しています。そして忘れてはいけないのが「鰻の蒲焼き」です。実はお宿の前身は鰻屋さん。一子相伝で守られ、継承されてきた伝統の味をぜひご賞味あれ。

天童荘

天童荘

山形県/天童市

凛とした空間の中に心温まるおもてなし。昔ながらの日本旅館だからこそ味わえる穏やかなひとときを、ぜひ堪能してみてはいかがでしょう。

この記事が気に入ったらシェア!

更新日時2020.06.29 11:30

GoToTravelキャンペーン

あわせて読みたい

「伊豆の厳選宿」の人気記事

キーワードから探す

スペシャルコンテンツ

エリアから探す

人気のエリア

全国のエリア