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【取材】ミナペルホネン 皆川明×中村好文ディレクションのハイグレードな京町家
クローズアップ

【取材】ミナペルホネン 皆川明×中村好文ディレクションのハイグレードな京町家 京の温所 西陣別邸(京都府/京都)

古き良き京都の街並みが今も残る西陣に、ゆとりある大人にふさわしいラグジュアリーな一棟貸切の宿が誕生しました。ミナペルホネン 皆川明氏と建築家 中村好文氏が手がける京の別邸を、一休コンシェルジュ編集部がくまなく取材!こんなお家で暮らしてみたい…そう思うこと請け合いの、優雅な京暮らしの魅力に迫ります。

皆川明×中村好文が再構築した「明治後期、商家のお屋敷」

株式会社ワコールが展開している「京の温所(おんどころ)」シリーズは、伝統家屋と現代的なエッセンスが融合し、暮らすような旅ができると、女性を中心に人気の施設。
5軒目となる「京の温所 西陣別邸」は、明治後期に西陣織の商家がお客様をおもてなしする屋敷として建てた、築約95年の京町家です。

今出川通りを曲がり、浄福寺通りを進むと「京の温所」のシンボルの暖簾がかかった存在感のある格子戸が見つかりました。

駐車スペースが2台分あり、マイカー利用も可能です。

引き戸を開けると2階建ての堂々とした佇まい。
一般的に、商家の京町家は戸を抜けて「店の間(商売を営む場所)」があり、その奥に「玄関」が造られます。玄関から裏庭までつながる土間の「通り庭」が「おくどさん(台所)」に続き、途中に「坪庭(前栽)」や「続き間」があり、細長い構造になっています。客をもてなす座敷は、建物の奥側に位置することもあるそうです。
こちらは、正面向かって左側がかつての「店の間」、正面の奥が「玄関」となっています。一棟貸切ならではのプライベート感と、196平米の広さを誇るゆったりとしたお家へ入ってみましょう。

機能美が光る!伝統の趣に現代のエッセンスを感じる1階エリア

玄関を入ると、「通り庭」をリノベーションしたダイニング&リビングが。足裏に気持ちいい炭モルタルの床はスタイリッシュで現代的な印象。夏はひんやり、冬は床暖房で足元もぽかぽか。
訪問時は2月の底冷えする時期でしたが、それが気にならない温度でした。

町家の構造を活かした吹き抜けは心地よい風が通り、天窓から光が降り注ぐ設計となっています。

存在感のあるダイニング。壁に設置された、皆川氏セレクトのアートピースが印象的です。

備え付けのお皿とマグカップを並べてみました。このランチョンマットもミナペルホネン特製です。

北欧のビンテージをリメイクしたリビングのソファのテキスタイルもミナペルホネン。

その奥にはカフェスペースが。ブックディレクターの幅允孝氏が選書した書籍が並んでいます。

このエリアならではの織物に関する本や、京都を旅する上で眺めていたい本がセンス良く配置。一休コンシェルジュでお世話になっている柏井壽さんの書籍も!思わず手に取って、しばし熟読。

キッチンエリアには広々とした大型冷蔵庫、三口コンロ、グリルにオーブンレンジを備えています。

使ってみたくなる用と美を兼ね備えた調理器具や食器、カトラリーなど、美味しい料理には欠かせない道具がズラリ。

炊飯器もおしゃれです。京都の食材を選び、作り、食べる。という贅沢な体験が叶うのもこの宿ならでは。

ワイン好きな方のためにワインセラーも用意されています!
持ち寄りでワイン会をすることもできますね。

キッチンスペースの奥の通路を渡ると、バスルームが。窓からは通路越しにデッキスペースを設けた中庭が見渡せます。

窓には工夫が施されていて、ボタンを押すと曇りガラスに様変わり!これには驚きました。

広々とした青森ヒバのお風呂。リラックスしたバスタイムが過ごせそうです。

シャワーブースは2つ。

洗面スペースはダブルシンク。複数人での旅行の際は、シンクが多いと助かりますね。

アメニティーは日本生まれのブランド「THREE」。みずみずしい天然の植物エキス成分が嬉しい、女性にも人気のプロダクトです。また、タオルはやわらかな肌ざわりの今治タオルが用意されていました。

お風呂からも眺めることができる中庭。その奥にあるのは、当時利用されていた蔵です。この部分はそのまま残してあります。

渡り廊下を進むと、奥に客間のスペースが。

6畳と8畳の二間続きの和室。かつては芸舞妓が舞い、客人をもてなしたそうです。

人数が多い時は、こちらにお布団を敷いて利用できます。

和室に面している庭は、春になると枝垂桜が咲くそうです。

ずっと籠っていたい、安心感に包まれる2階エリア

階段を上り、寝室がある2階へ。
こちらのベッドルームは、中村好文氏こだわりのアーチ天井が特徴的です。ヘッドボードはミナペルホネン。
ベッドはソフトで快適な寝心地の「シモンズ」のマットレス。身体をバランスよく支えてくれる敷布団と、軽くてふんわりとやさしく包み込んでくれる羽毛布団は「西川株式会社」のものだそう。

広々としたクローゼット。これだけ広い収納があると、長期滞在でも安心ですね。

その奥にある、こぢんまりとしたデスクスペースには、かわいいランプシェード。こちらもミナペルホネンのものです。色合いがかわいくて、とてもあたたかな気持ちになりました。

2階にはもう1つ、ツインベッドのベッドルームがあります。

ヘッドボードは、ミナペルホネンの代名詞ともいえる「tambourine」シリーズのもの。

こちらのベッドルームには、扉がついていて、奥にローチェアが置かれたライブラリースペースがあります。

元々お手伝いさんの部屋だったそうで、ダイニング部分と玄関部分を窓から眺められる造りになっています。
こぢんまりとしていますが、その内包されたような空気感が妙に落ち着きました。

2階部分には専用のシャワーブースも。インパクトのある円筒形のデザインで、天井から太陽の光が降り注ぐような特別な開放感がある設計になっています。

シャワーブースにもシンクがあり、「THREE」のアメニティーが備えられています。光を感じる特別なバスタイムになりそうですね。

「京の温所 西陣別邸」は、ゆとりのある広さとラグジュアリーさを感じる優雅な佇まいの建物でした。
数々の施設を見てきた一休コンシェルジュ編集メンバーも、一つ一つの造りの美しさに、仕事を忘れて楽しんでしまいました。

細部まで丁寧に作られ、手入れされてきた元来の建物をベースに、ちょっぴり非日常的でステキな体験ができる夢の京町家。懐かしさと新しさが交差する心地よい時間を、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

京の温所 西陣別邸

京の温所 西陣別邸

京都府/京都

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更新日時2020.03.16 11:30

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