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【京の冬の旅】下鴨神社で「京のたしなみ」を体験取材!
コラム

【京の冬の旅】下鴨神社で「京のたしなみ」を体験取材!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、宿泊施設の営業内容が急遽変更・休止となる場合があります。宿泊施設・店舗の最新情報につきましては、当該施設まで直接お問い合わせください。

「京の冬の旅」キャンペーンをご存じですか?桜や紅葉といった自然の魅力だけでなく、冬の時期に文化財や伝統文化・産業などの奥深い京都の魅力を伝え、ゆっくりと観光を楽しんでもらうためのキャンペーンです。
今回は職人技を体験できる「京の体験キャンペーン 京のたしなみ」の中から、編集部が実際に参加した「世界遺産下鴨神社 印鑑を祀る社と京印章職人に教わる消しゴムハンコ作り体験」の様子をご紹介します!

神職さんの案内で世界遺産「下鴨神社」を参拝

「京の体験キャンペーン 京のたしなみ」は事前予約制。年に2回行われる「京の冬の旅」「京の夏の旅」キャンペーンの開催期間中に実施しています。詳しくは京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」、もしくは京都市観光協会に直接電話でお問い合わせください。

私たちが参加させていただいた「世界遺産下鴨神社 印鑑を祀る社と京印章職人に教わる消しゴムハンコ作り体験」は
 ・下鴨神社 本殿と印璽社を特別参拝所から参拝
 ・京印章 制作実演
 ・消しゴムハンコ作り体験
を10時~12時半の約2時間半で体験することができる半日コース。
当日の9時50分から下鴨神社の楼門前にて受付が始まります。

下鴨神社とは…
正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。鴨川の下流に祀られていることから、「下鴨さん」「下鴨神社」と呼ばれています。世界文化遺産に登録され、東西の両本殿は国宝に指定されています。

参加者全員がそろうと、神職さんの案内で早速神社内へ。
右手に見えるのが井戸の上に建つ「井上社」。人々の罪汚れを払い、心身を清浄にしてくれる神様が祀られているそうです。
手前に流れる「御手洗池」では、水に浮かべると文字が浮かび上がる水みくじができます。

「中門(重要文化財)」の中を抜けると、干支ごとに7つの神様が祀られた「言社(重要文化財)」が並び、その奥に「本殿(国宝)」が位置しています。

本イベントでは、普段は一般公開されていない「本殿」を特別参拝することができます。

※通常撮影不可ですが、取材のため特別に撮影させていただきました。

本殿向かって右手が「東御本宮」。縁結び、安産・子育ての神様である玉依媛命が祀られています。左手の「西御本宮」には、厄除け・開運の神様と言われる玉依媛命の父神様が祀られています。
左手前にあるのが重要文化財の「印璽社」。印鑑、契約守護の神様で、さまざまな約束事を守ってくださるそうです。

狛犬と獅子は唐の時代にやってきたものを再現したそうで、鮮やかな色合いが特徴的。
宮司さんの説明を聞きながら参拝できるのも、貴重な体験になりますね。

「本殿」を出てからは、古い印鑑をお納めし感謝の誠を捧げる「印納社」のお参りへ。
ハンコ作り体験の前に、日本では古くより印鑑が大事にされているということを学びました。

京印章の歴史と制作実演で職人技を学ぶ

参拝を終えると、いよいよ消しゴムハンコ作りのスタート。
京印章職人である「河政印房」の河合良彦さんと河合祥子さんを先生としてお招きし、まずはハンコの歴史や役割について学びます。

「京印章」とは京都で育まれた伝統と技術を継承する印章(ハンコ)のことで、京都の伝統工芸品。
その歴史は平安時代までさかのぼり、当時は「天皇御璽」や「太政官印」など官職や役所名を表すもので、私用は厳しく禁止されていたそうです。
実用性の高さから、現代では私たちの生活に欠かせない存在となっています。

先生の制作実演

繊細な技術が必要な「京印章」は、主に6つの工程を経て作成されます。

1.印稿作成
 職種や使用目的にふさわしい書体および字体を選び、推敲を重ねる。
2.印面修整
 印材をよく点検し、印面に朱を塗り慎重に修整を行う。
3.布字
 印稿の特長をよく生かして、印面に墨で逆に書く。
4.荒彫
 布地の通り、霜柱のごとく、テーパーを残らないよう、また深浅のできないように刻る。
5.仕上
 一点一画文字の筆意を生かして彫刻する。
6.捺印
 印肉および紙を吟味し、印肉を軽く叩くようにして印面にむらなく付け、慎重に押捺する。

これらの工程を手仕事で完全に満たした「京印章」のみが、京都府より「京もの京印章」の認定を受けています。

消しゴムハンコ作り体験

こちらが今回の体験に使用するスターターキット。
入れたい文字を事前の申し込み時に伝えることで、当日はさまざまな書体を用意してくれていました。
デザインのサンプルもあるので、これらを組み合わせてハンコのデザインを考えます。

デザインを決めたら、まずはトレーシングペーパーを図案に重ね、鉛筆でなぞります。

トレーシングペーパーを裏返し、消しゴムに乗せ、爪などでこすりながら図案を転写。

カッターナイフで図案の周りを彫りやすいサイズに切り落としたら、絵柄を彫っていきます。

キットには細かいところが彫りやすいデザインカッターと、初心者でも使いやすい細身の彫刻刀の2種類が入っていました。先生の指導を受けながら、黒い線を残すように彫り進めます。

そして完成したのがこちら!
左がハンコの持ち手となる木を接着剤で付け、ハンコの柄を押したもの。右が実際に彫った消しゴム面です。

今回は作業時間が1時間ほどでしたが、時間と技術があればこのような絵はがきサイズや細かい絵柄の作品もできるそう。
完成した消しゴムハンコとキットは持ち帰れるので、お家で続きを作成できるのも嬉しいです。

「世界遺産下鴨神社 印鑑を祀る社と京印章職人に教わる消しゴムハンコ作り体験」の次回開催は、2020年3月14日(土)と15日(日)。※すでに定員に達している場合があります。
ぜひこの機会に、京都の伝統文化・産業に触れてみてはいかがでしょうか。

「京の体験キャンペーン 京のたしなみ」
詳細はこちらhttps://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2019/campaign.php

「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」
期間:2020年1月10日(金)~3月18日(水)
詳細はこちらhttps://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2019/
※次回は2020年夏の開催を予定しております。

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更新日時2020.03.05 11:00

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