たまにはちょっと優雅に贅沢に、ラグジュアリーホテルでくつろぐのはいかが?丸の内・日比谷エリアに位置する「ザ・ペニンシュラ東京」は、51平米以上の広さを誇る客室とバリエーション豊かなレストラン、そして高いホスピタリティが人気のラグジュアリーホテルです。
先日「ザ・ペニンシュラ東京」に滞在し、上質なホテルステイを満喫してきましたので、その模様をご紹介します。
エントランスから広がるペニンシュラの世界観
日比谷の一等地に建つ「ザ・ペニンシュラ東京」。緑豊かな皇居外苑や日比谷公園の向かいに面し、銀座にも徒歩圏内と、ビジネスにもレジャーにも理想的な立地です。「フォーブス・トラベルガイド 2019」のホテル部門、スパ部門にて最高ランクの5つ星を受賞していて、ホスピタリティの高さはお墨付き。地上24階、一棟建ての同ホテルの外観は灯篭をイメージ。エントランスからペニンシュラの世界観に浸れます。
1階のコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」の先に、フロントがあります。
フロントにてチェックインを行い、そのままエレベーターで客室へ。
エレベーター前のウェイティングスペースには、和をイメージした陶器が飾られています。
「ザ・ペニンシュラ東京」では、ホテルが建つ土地の文化や伝統を取り入れることを重視していて、いたるところに和のエッセンスを感じるアート作品が飾られています。
客室は建物の外側に面して作られ、ワンフロアが最大20部屋というゆったりとした作り。
ペニンシュラのこだわりが詰まったハイテクな客室
今回、私はデラックスキングに滞在しました。リビングとベッドエリアに分かれ、広々としたドレッシングルームやバスルームを完備しています。まず感激したのがドレッシングルームの広さ。ウォークインクローゼットで、長期滞在にも対応できるように設計されています。幅のある鏡台があるのも特徴の一つ。バスルーム以外で、ヘアセットやメイクができるのは嬉しいです。
側面にはネイルドライヤーがあり、客室にあるのは初めてで驚きました。
リビングとベッドエリアはシックなブラウンの色調で、木のぬくもりを感じさせるインテリア。滞在したお部屋は、銀座方面のシティビュー。眺望はガーデンビューやパークビューなどもあり、どのカテゴリーにも泊まってみたくなりますね。
大きな液晶のTVとダイニングテーブルを始め、ローテーブルやゆったりと座れるソファが備わります。テレビゲームやプロジェクターなどに対応する端子、FAXもあり、設備が充実。自宅にいるようなくつろぎを感じられます。
ベッドはシモンズ製の特注で、ふかふかの大きな枕が印象的。ベッドサイドには左右にベッドサイド・コントロールパネルがあり、客室内の操作がワンタッチでできます。自社内の技術開発部によって、ゲストが使いやすい機器を日々アップデートしているそう。
歩き回らなくてよいので、とても楽でした。
サイドボードの引き出し内部には、USBでのスマートフォン充電と、iPhone8~対応のバッテリーチャージャーが。
お部屋には季節のウェルカムスイーツをご用意いただきました。一休.comダイヤモンド会員の方には、シルバーツリーチョコレートが特典のひとつとして届けられます。
備え付けのLAVAZZAのコーヒーマシンでコーヒーを淹れ、スイーツと一緒にいただきました。
広々としたバスルームには、左右にシンクと中央にバスルームがあり、独立したシャワーブースが設置されています。
バスタブも大きく、ワンタッチで「スパモード」や「ナイトモード」に切り替えることができます。スパにいるような気分を満喫でき、バスタイムでリフレッシュできました。
ほのかな香りのバスソルトは、オリジナルの讃岐の塩を使用しているとのこと。
アメニティは、ラグジュアリーブランド「オスカー・デ・ラ・レンタ」。バラをモチーフにした青い蓋の50ml容器にシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローションと、石鹸が備えられています。“シトラス・アロマティック・フローラル・ムスク”のフレグランスは優雅な気分になる、ソフトな印象の使い心地でした。
もう一つ、特徴的なのが全室に「バレットボックス」が設置されていること。ランドリーや朝刊、靴磨きなどの受け渡しが人を介さずにできます。
リラックスしている時や、おこもりステイに重宝する設備の一つです。
スイートのお部屋も特別に見せていただきました。広々とした客室では、リビングルームとベッドルームが完全に独立しています。
落ち着いた雰囲気のリビングルームには、ソファセットとダイニングテーブルがあり、アットホームな空間です。
階によって見え方は異なりますが、今回見せていただいたフロアからは銀座の夜景がきれいに見えました。
トチの木の扉や網代天井など、自然素材のぬくもりを感じるベッドルームにも大型液晶のTVが。
バスルームにもTVがあるので、合計3つもTVがあることになりますね。
ワンランク上の滞在をお楽しみになりたい方におすすめのスイートルームです。
ここで耳寄り情報を。スイートルームに宿泊すると、ペニンシュラ仕様にカスタムされた「MINIクーパーSクラブマン」での、「ザ・ペニンシュラMINIコンシェルジュサービス」が利用できます。ちょっと優雅に観光やショッピングを楽しめるので、要チェックです。
(毎日10時30分から19時30分、チェックインからチェックアウトまでの間、ホテルから10 km圏内(空港送迎を除く)で、ホテル出発から帰着までの時間を含む最大3 時間、1泊につき1回まで、最大3名様、希望日前日の15時より予約可)
深いリラクゼーションに浸れる「ザ・ペニンシュラ スパ」
スパ好きに人気の「ザ・ペニンシュラ スパ」は、「ザ・ペニンシュラ東京」の5・6階にあります。総面積900平米を誇り、オーストラリア発のスキンケアブランド「サトル エナジーズ」を使用したトリートメントを受けることができます。9月に加わった新しいトリートメントをぜひ体験してみては。
ジムエリアには、最新型のマシンがずらり。ミネラルウォーターやハーバルウォーターをいただきながら、ワークアウトができます。
またプールエリアには、都会の喧騒を離れた究極の癒し空間が広がります。ゆったりとした時間の中で、プールサイドでくつろいだり、泳いだり、思い思いに過ごせます。
イチ押しは、日比谷公園と皇居外苑を一望しながらオープンエアバルコニーで一休みすること。優雅な空間に身をゆだね、しばし憩いのひとときを。
「インルームダイニング」 or 「ザ・ロビー」、朝食チョイスは究極の選択
朝食はホテルステイの楽しみの一つ。アフタヌーンティーが代表的な「ザ・ロビー」でいただくもよし、身なりや他のゲストを気にせずにゆったりと楽しめるインルームダイニングでいただくもよし。
客室の居心地が良かったので、お部屋で「ザ・ペニンシュラ・ブレックファスト」をいただきました。卵料理とメインディッシュ、パンの種類が選べ、私は王道のオムレツとソーセージ、デニッシュをチョイス。
前日の夜にオーダーし、翌朝指定の時間にセッティングしていただきました。
ふわふわのオムレツはボリューム満点。付け合わせのソーセージとポテトが、良いアクセントになります。クロワッサンやパンオショコラなどのデニッシュもサクサクで、口に入れた瞬間とても幸せな気分に。
「ザ・ロビー」では、中華粥と点心の朝食、和朝食と洋朝食もいただけます。また、アラカルトで人気の一品が「バナナブレッドフレンチトースト」。
バナナブレッドは独特な食感があり、マスカルポーネクリームと一緒にいただくとまろやかな味に。朝から甘い香りに満たされました。
いたるところに、ペニンシュラならではのこだわりとくつろぎを感じた滞在でした。
ビジネスでの利用はもちろん、大切な記念日、家族でのひとときなど、さまざまなシーンで滞在ができます。一番のおすすめは「自分へのご褒美」ステイ。たまには快適なラグジュアリーホテルで、自由にゆっくり過ごしてみませんか。


ザ・ペニンシュラ東京
東京都/日比谷
更新日時2020.12.11 12:29