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総支配人・野口弘子氏が語る、「元気になるホテル」の魅力
インタビュー

総支配人・野口弘子氏が語る、「元気になるホテル」の魅力 ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄(沖縄県/恩納村)

2018年8月に開業した「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」。ハイアットホテル 米国外初の女性総支配人として活躍されている野口弘子氏に、島が丸ごとビーチリゾートという大規模なスケールを誇るホテルの魅力と、沖縄の可能性についてお伺いしました。

島が丸ごと「ビーチリゾート」という立地を活かしたホテルづくり

―開業一周年を迎える「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」ですが、国内初のビーチリゾートとして、どのようなコンセプトでつくられたのでしょうか。

「ハイアット リージェンシー」は、多々あるハイアットブランドのなかで50数年の歴史をもち、最初にできたブランドともいえます。現在世界に200施設とハイアットのフルサービスホテルの中では数も一番多く、場所の機能性・地域性を最大限に活かした特徴があります。
例えば、以前私が総支配人をしていた「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」には、箱根の良さをたっぷり取り込みました。浴衣で温泉に入り、そのまま浴衣でラウンジやレストランにも行ける、グローバルスタンダードのハイアットリージェンシーならではの設備と、箱根の文化と温泉の良さが特徴です。一方、例えば空港近くのハイアットリージェンシーであれば、24時間チェックイン・チェックアウトが快適にできたりなど、ニーズに応じたホテル作りになります。

「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」は、海の良さと丸ごと島という立地を最大限に活かしてつくることがテーマ。島全体がホテルというストーリーの導入として、まずトゥクトゥクで島に渡って、滞在のわくわく感を感じてもらいます。また、「元気になるホテル」というコンセプトを掲げ、様々な楽しみ方ができるよう、滞在中にあらゆる工夫をちりばめています。

―先ほどトゥクトゥクに乗り、仕事ですがリゾート気分を味わえました!このホテルならではの体験のなかで、注目のポイントはどんなところでしょうか。

一つはレストラン。オールデイダイニングやイタリアンに加え、「シラカチ」では、炉端、鮨、日本料理、鉄板をご提供しています。
ホテルの食事は1食食べて何万円という「ハレの料理」なイメージがありますが、リゾートで長期滞在の場合は「ハレの料理」ばかりだと疲れてしまいますよね。今日は気楽にパスタやピザにしよう、あるいは炉端でアラカルトを、という選択がいろいろできるようにしています。

「シラカチ・炉端」では、元麻布の「かんだ」オーナーシェフ、神田裕行氏が監修する「琉球炉端 by Kanda」というメニューを提供しているのですが、その挑戦がユニーク。三ツ星のシェフがゴーヤチャンプルーをつくったらどうなるんだろう?というような、ギャップのおもしろさを楽しめる内容になっています。ここでしか味わえないものの一つですね。
直球だけでなく、カーブ球もあるといったように、ホテルで様々な「食べたい」にお応えできるような、食と食のシーンを取り入れています。

―沖縄は連泊で楽しむので、そのような配慮は嬉しいですね。もちろん、つくり方にもこだわりを持っていらっしゃいますよね。一からキッチンでつくられた料理が並んでいる。

やはり、鮮度にはこだわって食材を使っています。お魚でも活きの良いものを一本丸ごと仕入れ、キッチンでさばいています。良い食材を探して、自分たちで仕込みをする。ホテル内での調理が基本ですし、安全性の提供も追求していることの一つですね。

―島全体がリゾートということで、アクティビティも充実しているとか。

人間の身体にエンドルフィンが出て元気になるときって、今までやったことがないことにチャレンジしてみたり、新しい発見をしたときだと思うんです。知らない人とのコミュニケーションによって生まれることもあるかもしれません。そういう場面をたくさんホテルに作りたいと思っています。
海の綺麗なところでボーっとしていると、それはそれで癒されて元気になるのですが、慣れてくるとちょっと気持ちが沈んできたりして。海をじっと眺めるのは数時間もあれば十分じゃないかしら(笑)。

「元気になるホテル」としては、お客様に対してどういう風に滞在を楽しんでいただくか様々考えています。「瀬良垣島マリン&アクティビティクラブ」では、PADIのオープンウォーターライセンスの取得ができるんです。また、ヨガやサイクリングツアー、サップ、カヤックなど、新しいことにチャレンジできるような場をご準備しています。
景色に依存せず、ホテルのヒューマン、サービス、コンテンツで帰ってきてもらえるホテルを目指しています。

―アクティビティに興味があるのですが、未経験でも大丈夫なおすすめを教えてください。

海だったら、シュノーケリングはぜひ体験していただきたいですね。泳げなくてもライフジャケットを着ているので大丈夫。浮いて楽しめるので、初心者にもおすすめです。
日頃運動をしない方には、コンディショニングトレーナーによるアドバイスで、歩き方や姿勢など身体の調整をしてもらうようなプログラムがいいかなと思います。
仕事や家事をしながらだとなかなかできないので、日常から切り離された場所で自分の身体を見つめなおす、それも一つの旅の思い出になりますね。気持ちをアップリフティングした記憶につながっていけば嬉しいです。

いま改めて見つめなおす、「沖縄」の魅力と楽しみ方

―「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」を成功に導いた野口様には、お客様のファンも多いと伺っています。箱根から沖縄に来て、何か違いに気づかれましたか?

箱根と沖縄は、山のリゾートと海のリゾートなので環境的には全く違います。施設としてはサイズも違いますし、共通するものは何もないと感じる位です。
ですが、開業以来、「沖縄は来たことがなかったけど、野口さんがいるから来たよ」という顔なじみの方もいらしていただき。すごくホテルを喜んでいただいています。すでに何度もお越しいただいたお客様もいらして。
大きさは違うけれど、優雅なハイアットらしいくつろぎ感は、箱根に通じるものがあってすごく良いと、新しい別荘が増えたように使っていただいて、とても嬉しいですね。

―確かに、箱根のエントランスから階段を下りて暖炉を臨む空間が大好きなのですが、こちらのエントランスは開放感がありつつ、なぜか落ち着く感覚がありますね。

このホテルがあることで、沖縄が内地の人にとっても身近な存在になっていくと嬉しいです。私自身も、沖縄は見どころが沢山あって全然見きれないんですよね。長い歴史に培われた文化や、手つかずの自然があり、掘れば掘るほど見どころが多い島。そんな沖縄に、別荘のように来ていただけるのは嬉しいです。海外のようなビーチリゾートの体験と、国内の気軽さの魅力に気づいた方は、皆さんリピーターになられますね。今までは、あまり沖縄に縁がなかったという方にこそ、一度来ていただきたいです。

―「ラグジュアリーマーケット」としての沖縄は、まだまだ可能性を秘めていると私たちは捉えています。海外のラグジュアリー施設を運営するハイアットグループとして、どういう姿を目指されますか?

旅先としての沖縄は、これからどんどん盛り上がっていくと思います。
私たちも、沖縄のラグジュアリーホテルの一つとして、盛り上げるためのきっかけになっていきたいですね。加えて、恩納村のツーリズムも元気にしたいです。
瀬良垣の海はサンゴがあって世界でも有数のきれいな海ですが、ロケーションに頼らない、きれいな海に依存しないホテルであり続けられるようスタッフと努力をしていきたいと思います。
まだ1年で、課題も多いですが、「島で楽しみ、何日でもいられるような充実感」を増やしていきたいです。

「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」を目にして驚愕したのは、「瀬良垣ブルー」のグラデーション。しかしながら、その景観に頼らないホテルづくりを目指される野口様のお話に、思わず心を動かされました。青く美しい海に囲まれた、日本初のハイアットのビーチリゾート。あなたも次のお休みには、沖縄の魅力を肌で感じる旅にお出かけしませんか?

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野口 弘子
1962年長崎県生まれ。大学卒業後、外資流通業マーケティング部を経て、長崎ハウステンボス内のホテル開業プロジェクトや、ザ・ウィンザーホテル洞爺のホテル再建プロジェクトにおけるマーケティング全般を担当。その後、アーサーアンダーセンGMDのホスピタリティ部門にて、ホテルのコンサルティングに従事し、2002年1月よりパーク ハイアット 東京のマーケティング・コミュニケーションズ部長を務め、2004年7月からは同ホテルのセールス&マーケティング支配人になり、2006年8月より、日本で初となるハイアットのリゾートホテル、ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパの総支配人として、ホテルを成功に導き、2017年9月11日、日本におけるハイアットの2つ目のリゾートホテル、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄の総支配人となる。

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄

沖縄県/恩納村

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