1300年間も受け継がれてきた伝統の鵜飼いや、ユネスコ無形文化遺産に登録された「犬山祭り」など、歴史が息づく愛知県犬山市。国宝・犬山城は、別名「白帝城」と呼ばれ、美しくも威風堂々とした佇まいで街を見守っています。

歴史深い地に大正8年に創業した「灯屋 迎帆楼」は、文人墨客から愛される文化香る宿として古くから敬愛されてきました。
その名旅館が、2017年7月に全室半露天風呂付きの宿として生まれ変わりました。犬山城の麓、木曽川の側に建ち、名城とたおやかな流れの双方が望める絶好の立地で、すでに多くの宿泊客を魅了しています。
贅沢な造りの客室で絶景と温泉三昧を

客室の数はわずか10室のみの、全スイート仕様の贅沢な造り。ゆったりした配置のインテリアと、大きな窓から見える絶景に開放的な気分が味わえます。テラスでそよ風に吹かれながら、雄大な景色を眺める…それだけでもこの宿に来た甲斐があると思わせてくれるに違いありません。

川の流れを感じられる「リバー・ラグジュアリースイート」は角部屋のため、国宝の城と木曽川の流れの双方を見ることができます。

最も城に近い特別室「キャッスル・ラグジュアリースイート」のテラスからは、間近に迫る犬山城と庭園を望むことができます。部屋のインテリアはウッドやラタン、い草などナチュラルな素材と色合いで統一。プレミアム感を漂わせながらも、ホッとくつろげる和の風情をたたえています。

「KISOエグゼクティブスイート」は、犬山城を望む展望ルームとキャッスルビューテラスがついたメゾネットの造り。

一方、「INUYAMAデラックススイート」は、2階に木曽川の流れと奥美濃の山々を眺められる展望テラスが備わっています。どの部屋からの眺めも甲乙つけがたいですが、お好みの景色で部屋を選ぶのも楽しい体験かもしれませんね。

部屋に備わる露天風呂を満たす湯は、名城にあやかった「白帝の湯」はアルカリ性で、お肌がスベスベになると特に女性客から好評なのだそう。冷え性や筋肉痛、慢性消化器病など、効能豊かな温泉です。朝な夕なにスケールの大きな眺望と美肌の湯を堪能するうち、いつしかいにしえの殿や姫君になったかのような気分を味わえるかも。
安らぎの空間でご自身らしさを取り戻す

重厚な梁がどっしりと構える「ラウンジ」は、ウッディーなインテリアがリラックスできる空間を作り上げています。天井から優しい光を放つ灯篭は、木曽川を行き交う船や街の人たちの灯り、道標になりたいという宿の真心の象徴です。

そんな柔らかな光に包まれながら、数種ある紅茶やコーヒーから好きな味を選び、レコードやCDの調べに耳を傾ける。ゆったりと過ごす時間は、日頃の心のこりをきっとほぐしてくれるでしょう。

貸切露天風呂「ひすずし(灯涼し)」の大きな湯船で、大切な人やご家族と気兼ねなく湯浴みするのもいいものです。幸運ならば早朝に霧に包まれた幻想的な犬山の景色が見られるそう。ぜひ早起きしてそこでしか味わえない貴重な体験を満喫してください。

お楽しみの夕食は食事処「色葉繧繝(いろはうげん)」でどうぞ。実は、宿名「げいはんろう」を組み替えたアナグラムなのだとか。食事処のテーマ「遊び心」を、その名で表現しているあたりがなんとも心憎いですね。

食卓には、土地の名産がふんだんに並べられます。たとえば、大豆の製法からこだわった「犬山のお豆腐」や青のりの香りが食欲をそそる「犬山の刺身こんにゃく」などは代表的な食材です。
ほかに、地元の尾張・美濃で育まれた鮮度抜群の野菜や、ブランド牛の飛騨牛といった逸品素材も目にも鮮やかな和食に。

器に盛られた刹那な芸術品のような料理を口に運ぶたび、食べることの喜びと幸せをしみじみと感じられることでしょう。

館内に流れるゆったりとした上品で贅沢な時間と空気は、きっと忙しさの中で忘れがちな、些細で大切な何かを思い出させてくれるはず。
柔らかな温泉と悠久の歴史を育む雄大な自然美、そして宿の温かなもてなしに触れ、ご自身らしい輝きを取り戻してみませんか。












