わずか4室の離れだけ。ひとたびチェックインしたら、あとはほかの宿泊者と顔をあわせることなく、プライベートタイムを満喫できる「別邸やえ野」。ことに食事が美味しいと評判で、「ここに泊まって良かった」と、しみじみとした充実感で満たされます。
目 次
到着後は、すぐお部屋へ直行

谷川岳の麓、群馬の最北端にあるみなかみ町。「奥利根ゆけむり街道」と呼ばれる県道63号を奥利根スノーパーク方面へ向かうと「別邸やえ野」の落ち着いた佇まいが見えてきます。

玄関をくぐると、それまでの喧騒が嘘のような静かな空間に。客室は4室。しかもすべてが離れ形式。小さなラウンジ以外、フロントやロビーなどのパブリックスペースはあえて設けられていないので、ゲストはすぐに渡り廊下でつながった離れへ直行。

ほかの宿泊者と顔をあわせることはほとんどなく、自分たちだけの滞在を楽しみたい「おこもり派」にはぴったりの宿です。子連れもウエルカム! 他に気兼ねすることなく、快適な滞在が叶います。
テラスや半露天風呂を備えた、温もりあふれる離れ

部屋から一歩も出たくなくなる…。それほどの快適さを実現している一因に、離れの魅力があります。広さも設えもそれぞれに異なりますが、共通しているのはテラスやデッキを設け、ゆとりある空間を作っていること。

すべての離れに専用の半露天風呂が付いているので、のんびりゆったりした滞在が楽しめます。

なかでも段差が少ない「さくら」は小さなお子さん連れや高齢のご夫婦に最適。「はなもも」は広縁と続くベッドルームにロータイプのベッドを置いたお部屋。

「山ぼうし」と「くるみ」には専用ダイニングがあって、椅子とテーブルで食事をいただけるようになっています。
どの離れも間接照明を効果的に用いた和空間で、静かで落ち着ける雰囲気。心にすっと寄り添ってくるような温もりに満ちています。
小さな宿だからこそ、出来立て料理を提供

さまざまな温泉があることで知られる水上。この宿はその中の一つ、向山温泉で、泉質はアルカリ性単純泉。部屋で温泉三昧できるだけでも最高なのに、この宿は食事もうまい!

「どれを食べても手間暇かけていることがちゃんと分かる」「夕食だけでなく、朝食もおいしい」と評判で、ここの料理を味わいたくて、季節を変え訪れる常連さんも多いとか。
夕食は月替わりの懐石料理で、すべてお部屋に運ばれてきます。

モットーは、その季節いちばんの地元食材を活かして出来立ての料理を振る舞うこと。部屋数が少ないとはいえ、食べ手のスピードに合わせて出来立て料理を提供できるのは、調理場とサービスとの連携が取れているからこそ。料理長は金沢進氏。創意工夫にあふれた料理は器の上のアートのようです。
地元素材で季節を感じる

榛名山麓で育てられる「増田牛」。高級ニジマスとして知られる「銀ヒカリ」をはじめ、イワナやアユなどの川魚。きのこ名人が採るキノコ類。冬に向かうこれからは、とろけるような甘みを持つ下仁田ネギの季節に。水上を訪ねたことを実感できる料理の数々は、旅の最高のご馳走となるでしょう。

最寄駅はJR水上駅。車だと関越自動車道水上ICとなりますが、東京方面からなら意外と使い勝手が良いのが高速バス。11月からゴールデンウイークまでの期間限定となりますが、水上駅まで乗り換え無し! 雪道運転のストレスもありません。

これからはしんしんと降る雪が美しい季節。部屋に半露天風呂が付いたこの宿なら、雪見の風呂もなんなく楽しめるでしょう。












