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【取材】こだわりが詰まったアート作品の中に泊まる
クローズアップ

【取材】こだわりが詰まったアート作品の中に泊まる パークホテル東京(東京都/汐留)

こんにちは!編集部のItoです。
先日、東京・汐留にある「パークホテル東京」の31階、「アーティストフロア」の客室が全て完成したということで、内覧会に参加してきました。
「日本の美意識が体験できる時空間」をコンセプトに、アーティスト一人ひとりが様々な表現方法で作成したアーティストルーム。31人による31室の個性溢れる客室が集まるフロアは、まるで美術館のようでした。
そんな中でも、特におすすめしたい客室を厳選して3つご紹介します。

国技に倣った装飾と、隠れ力士を探す楽しみ

稀勢の里が19年ぶりに日本出身横綱になったことで、加速する相撲ブーム。相撲好きな女子を意味する「スー女」という言葉ができたりと、ますます盛り上がりを見せています。

そんな日本国技をテーマに作成された客室が、木村浩之氏が手掛けた『相撲』。彼の作品のテーマでもある「相撲」のモチーフが余すことなく表現されています。

一歩お部屋に入ると、大きな力士の画に圧倒されるダイナミックな空間が広がります。

窓際の足元には、まるで神棚のような置物。日本の風習に倣った演出が心憎いですね。

柱を見上げると、神社のような飾りが。よく目を凝らして見てみると、力士が祀られています。

客室を見下ろすように、しめ縄のモチーフも。

土俵に見立てた鏡の上には、四股を踏む力士の姿。身支度をする時間も楽しめますね。

窓枠の上には、歴代の力士の名前が書かれた木板がずらり。番付表を彷彿とさせます。

お風呂場にも面白い仕掛けが。シャワールームの上部には色々な力士が描かれています。カラフルな姿に思わず写真を撮りたくなりますね。

力士が土俵に上がる際、身を清めるために行う「力水」の儀式。それを再現するようにお風呂場には桶が置かれています。一時の力士気分を味わいましょう。

お部屋の至る所に潜む“隠れ力士”を探すのもこの客室の楽しみ方。カーテンをめくると、こんなところにも。

クローゼットの中にも抜け目なく。宿泊する時に探してみましょう。

ダイナミックな絵柄とモノトーンでまとめられた空間は、一見男性らしさを感じますが、細かく見ると可愛らしい仕掛けが盛りだくさん。
小さなこだわりにワクワクさせられる、日本らしい客室です。

楽しい仕掛けが詰まった、現代風「銭湯」

日本独自の文化であり、昔から多くの人々に親しまれてきた「銭湯」をテーマに、現代美術作家の右田啓子氏が手掛けた『銭湯』の客室。

「のんびりゆったりとした銭湯に囲まれて、身も心もゆるっとほどける部屋になれば」という願いが込められています。

ベッドボードには、銭湯の定番でもある富士山と松の画が。タイルのように見える格子も絵の具で描かれています。水玉模様が施された湯船は、女性心をくすぐる可愛らしいデザイン。

気持ちよさそうに湯船に浸かるのは、右田啓子氏の作品に登場するキャラクター「PONI」です。

壁面には窓に見立てた画も。窓の外には青空が広がり、まるで本物の銭湯のよう。

外からじっと中を覗いていますね。

窓にもPONIのPの文字が。

お風呂場にも楽しい仕掛けが目白押し。扉には温泉マークが描かれています。

テルマエトキオ(東京)「ぽにゆ」と名図けられたお風呂は、頭文字でもある“ぽ”の文字が鏡に。

シャワーブースでは、万歳をするPONIの姿も。富士山と日の丸で、日本らしさを表現しています。

さらにシャワーブースにはお風呂グッズが用意されています。

沢山のアヒルを湯船に浮かべれば、楽しいバスタイムの始まりです。

日本の文化でもある「銭湯」をポップに表現した客室。ここで過ごす一夜は、楽しくて寝られないかもしれませんね。

秋田の美を通じて日本の美を感じる空間

秋田を拠点に活動する美術家、大谷有花が作成した客室『秋田美人』はその名にふさわしく、秋田の美と、敬愛を込めた“秋田づくし”の作品です。

うっそうと茂る竹林をイメージした玄関を抜けると、ほんのり杉の香りが漂います。

その正体は、客室に散りばめられた秋田杉。デザインにある木の部分は、全て秋田杉を使うというこだわりように秋田への愛を感じずにはいられませんね。
ベッドボードに設けられた窓枠の外には、秋田県にある千秋公園を模した画。一面のハスの花とお堀が描かれています。

天井には陶磁器や和室の意匠に使用される氷割れの文様を秋田杉で表現。

壁面には秋田を北限とする大きな椿の画が華を添えます。

机周りには、百人一首を連想させる美人絵が。和を感じるとともに「秋田美人」という言葉も連想させられますね。

上の方を見てみると、天袋に見立てた窓枠が施されています。「西馬音内(にしもない)盆踊り」の踊り手が描かれ、秋田らしさを感じます。

隠れたところにも「秋田らしさ」は溢れています。秋田の伝統的なお祭り「秋田竿燈まつり」に登場する提灯が一面に描かれクローゼットは、身支度するのが楽しくなりますね。

和の趣と秋田の美が溢れた客室は、東京にいながらにして日本の美しさを再発見させてくれることでしょう。

「泊まる」というホテルの在り方を覆し、「鑑賞」する楽しみを提案するアーティストルーム。アート作品の中に泊まるという貴重な体験を、あなたもしてみませんか。

※アーティストルーム ダブルは全19種類です。上記お部屋は一部になりますので、別のお部屋をご案内する可能性もございます。ご了承くださいませ。
他にも個性豊かな作品が揃っておりますので、お楽しみください。

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