せっかく素敵な宿に宿泊するのなら、お部屋から出ずにゆっくりと自分だけの時間を過ごしたい。そんな望みを叶えてくれるのが、部屋食ができる露天風呂付客室。のんびりと寛げる静かな宿のプライベート空間で、他人に気兼ねなく温泉と食事が楽しめます。今回は東北エリアから、露天風呂付客室で部屋食を楽しめる10室以下の宿をご紹介します。
目 次
1.全室半露天風呂付、秋田の風情ある温泉宿で部屋食を満喫
角館山荘 侘桜(秋田県/奥角館温泉)

“みちのくの小京都”と称される、秋田県の風情ある城下町・角館に位置する茅葺古民家の温泉宿「角館山荘 侘桜」。全10室の客室が源泉掛け流しの半露天風呂付です。

敷地内の源泉から引かれた湯は、肌触りがやわらかくきめ細やかな泉質の天然温泉。ph9.6、美肌効果があることでも知られるアルカリ性単純泉を、お部屋でゆっくりと何度でも楽しむことができます。

開放感のある広いデッキテラスに、リビングやダイニングを備える「ダイニング付和洋室」は、部屋食ができるお部屋。料理の企画演出は、東京・南麻布にある日本料理の名店「分とく山」の総料理長・野﨑洋光氏が行っています。秋田の四季折々の食材を組み合わせた月替わりの献立を、洗練された技と心のおもてなしに触れながらいただきましょう。
角館山荘 侘桜
秋田県/奥角館温泉
2.歴史ある赤湯温泉と部屋食に満たされる山形の温泉宿
櫻湯 山茱萸(山形県/赤湯温泉)

山形県南陽市にある赤湯温泉は、開湯920余年を誇る小さな温泉町。町の中心である赤湯駅から程近い「櫻湯 山茱萸」は、どこか懐かしさを感じる和みの宿です。

全7室の客室は、主室、寝室、リビングの三間からなる広々とした間取りで、すべてに個性の異なる専用露天風呂が付きます。古くから湯治場として人々に愛されてきた赤湯の湯を贅沢に堪能しましょう。異なる雰囲気が味わえる、宿の大浴場や露天風呂の「バイブラバス(泡風呂)」もおすすめです。

食事は夕朝ともにお部屋にて、食材の宝庫でもある山形の旬を楽しむ月替わりの懐石料理をどうぞ。米どころ、濃味の野菜や果物王国としても名高い山形。春の山菜、夏の川魚、秋のきのこに冬は海の幸といった、恵まれた風土が織りなす味わいに満たされることでしょう。
櫻湯 山茱萸
山形県/赤湯温泉
3.自然と静寂に包まれた宮城の旅館で部屋食と客室露天風呂に寛ぐ
四季の宿 みちのく庵(宮城県/鎌先温泉)

仙台空港から車で約1時間の「四季の宿 みちのく庵」は周囲に何もなく、森閑たる景色と静寂に包まれた場所に佇む全9室の宿。見渡す限りの自然の景観に心癒されるひとときを過ごせそうです。

客室は、木造りの温もりある落ち着いた雰囲気で、それぞれ趣があります。なかでもバリアフリー対応の和洋室「和すぃーと 曙庵」は、ティーカウンター付のダイニングや天候に左右されない十和田石の専用半露天風呂が用意された、寛ぎの空間。

滞在の楽しみのひとつである食事は、地元産の食材をたっぷり使った旬の懐石料理を、基本は部屋食で。契約農家でとれたお米の美味しさや、お膳に映る四季の彩りを目と舌で味わう至福のひとときを満喫しましょう。
四季の宿 みちのく庵
宮城県/鎌先温泉
4.福島のおこもり宿のお部屋で露天風呂と手作りの味に癒される
はるみや旅館(福島県/土湯温泉)

「はるみや旅館」は、福島駅から車で約40分の場所に位置する荒川の渓流を望む小さなおこもり宿。土湯の天然温泉掛け流しの湯を2つの貸切露天風呂や露天風呂客室で堪能することができます。

「あかしや館」「桜館」「本館」に分かれた全10室のうち、9室が露天風呂付客室。
「あかしや館」の和洋室は荒川に面した三間続きのゆったりとしたお部屋で、渓流を望む豊かな自然を感じながらの湯浴みが叶います。

食事は3名までお部屋でいただくことが可能。大切に育てられた上質な「福島牛」のすき焼きや鶏料理をメインに選ぶ、地元の食材をふんだんに活かした田舎料理です。福島の食文化を感じられる素朴な“手作りの味”が、じんわりと身体に沁み渡ることでしょう。
はるみや旅館
福島県/土湯温泉
今回は東北エリアから、露天風呂付客室で部屋食を楽しめる10室以下の宿をご紹介しました。観光やご当地グルメを巡るアクティブ旅も楽しいですが、次の旅行はお部屋から出ない“おこもり滞在”で、心身共にリラックスした時間を過ごしてみませんか。












