涼しくなるといよいよ温泉シーズン!爽やかな外の空気に包まれて入る温泉は、いつも以上に心地よく感じられるものです。今回ご紹介するのは、その温泉を露天や半露天のお風呂で、しかも離れの客室で楽しめる宿。東北エリアから5つの宿をピックアップしました。
目 次
1.源泉ミストサウナを備えた宿の、贅沢な専用展望露天風呂
おとぎの宿 米屋(福島県/須賀川)

おとぎ話の中に入り込んだようなストーリー性のある設えや料理が好評の「おとぎの宿 米屋」。郡山駅から車で40分程の田園地帯に佇んでおり、いちばんの自慢は、やはり温泉。
自家源泉のアルカリ性単純温泉は、まるで美容液のようにとろとろ。毎分550リットルもの湧出量を誇るとあって、大浴場や露天風呂のほか、足湯と飲泉でも活用しています。

「【離れ88】露天風呂・檜内風呂付プライベートスイート887」の露天風呂は、広いウッドデッキに繋がる造り。山の緑を見渡すような湯浴みが可能で、想像のはるか上を行く開放感です。

館内には日本では唯一という源泉ミストサウナも!2024年4月にリニューアルしたばかりの「自家源泉ミストサウナ+自家源泉掛け流し半露天風呂付『なずむ』」では、お部屋にもこの贅沢な源泉ミストサウナを備えています。
おとぎの宿 米屋
福島県/須賀川
2.各離れに東北エリア最大級の露天風呂を備えた湖畔の湯宿
絶景ヴィラリゾート 静寂の湯宿 別荘佳景(岩手県/つなぎ)

眼下に広がる広い御所湖。その向こうに岩手山。この雄大な景色を離れの露天風呂から飽くまで堪能できる「絶景ヴィラリゾート 静寂の湯宿 別荘佳景」。盛岡の奥座敷・つなぎ温泉に位置する宿です。

「露天岩風呂・展望内風呂付きスイートヴィラ【禁煙】」に代表される客室は6室あり、すべて完全独立の離れ。パブリックスペースに大浴場を設ける代わりに、各離れにそれに匹敵するような露天風呂と内風呂があって、客室から出ることなく温泉ステイが完結します。

この離れの露天風呂のスケール感の素晴らしいこと!大人8人が入れる広さで、部屋付の露天風呂としては東北随一と言われることが多いとか。湯は自家源泉のアルカリ性単純硫黄温泉。100%の源泉掛け流しです。黄金色に輝く夕景、星降る夜。緑に埋もれる夏、岩手山が冠雪する秋。常に変化する景色を目にできる湯浴みは、とっておきのひとときとなるでしょう。
絶景ヴィラリゾート 静寂の湯宿 別荘佳景
岩手県/つなぎ
3.880年近くにわたって愛される秘湯を離れでも堪能
蔦温泉旅館 ‐足元から源泉湧出の自噴温泉‐(青森県/八甲田)

奥入瀬渓流の近くにある蔦沼は、湖面を黄金色に染める素晴らしい紅葉が見られる所。その鑑賞の足がかりの宿にお勧めしたいのが「蔦温泉旅館 ‐足元から源泉湧出の自噴温泉‐」。湯船の底、床板の隙間から湯が湧く自噴温泉で知られ、確かに足元からぷくん、ぽこん。開湯は1147年(久安3年)。880年近くにわたって人々を癒してきた、まさに秘湯です。

2022年10月、建築家の松葉啓氏のプロデュースにより3つの離れが完成。もちろん全ての離れで、源泉を掛け流しできる半露天風呂を備えています。泉質はナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉。神経痛やリューマチ改善に効果が期待できるとか。

3室のうち、2室には高圧酸素ドームが、1室にはメディテーションルームを完備。心と体のメンテナンスにぜひ一度訪れてはいかが。
蔦温泉旅館 ‐足元から源泉湧出の自噴温泉‐
青森県/八甲田
4.十割源泉が注がれた和モダン室の露天風呂
山形座 瀧波(山形県/赤湯温泉)

堂々たる貫禄の薬医門。築350年の大庄屋の曲がり屋だった母屋。中に入ると、その空間の力強さに圧倒される「山形座 瀧波」。1915年(大正4年)、赤湯温泉に創業した老舗宿ですが、2017年に全館をリノベーション。和と洋が解け合い、独特の風情を醸しています。

19室すべてに、源泉掛け流しの露天風呂を設けているのも大きなポイント。蔵王石をくり抜いた岩風呂、香りのいいヒノキのお風呂。含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物温泉のほのかな硫黄臭が、温泉に来たことを実感させてくれます。タンクに溜めず、源泉からダイレクトに湯が届くシステムなので、まさに十割温泉!一度も空気に触れないピュアな湯が楽しめます。

母屋には北欧家具が、「YAMAGATA」の6室には地元の天童木工の家具が選ばれており、温泉好きだけでなく、デザイン好きにもおすすめ。
山形座 瀧波
山形県/赤湯温泉
5.林の中の湯浴みを、貸切露天で、離れの専用露天で
温泉山荘だいこんの花(宮城県/蔵王)

宮城蔵王の裾野に佇む「温泉山荘だいこんの花」の魅力は、なんと言っても野趣豊かな露天風呂。4か所ある貸切温泉はもちろん、18ある離れ全てにも風情あふれる露天風呂が備わっていて、湯浴み三昧!

さわさわと鳴る葉ずれ。時に虫の音が混じり、風が頬をなで、木の香を運ぶ。森に抱かれたそんな湯浴みが自室でも叶うのは、自分へのとっておきのご褒美となるでしょう。ちなみに、湯はナトリウム–塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉の掛け流し。開湯400年を誇る遠刈田温泉の美肌の湯です。

約1万坪の敷地の中には、ドリンク類を揃えた湯上り処「小とりサロン」や、熔岩浴(岩盤浴)とエステルームを備えた「どんぐりコテージ」などもあり、全てを制覇しようとするなら、連泊は必至。いえ、連泊して全湯処、全施設の制覇にぜひチャレンジを。
温泉山荘だいこんの花
宮城県/蔵王
離れの露天風呂で源泉を掛け流しできる湯宿は東北エリアにはほかにもたくさんあります。ぜひお気に入りの一軒を探してお出かけください。












