日本最古の湯として知られる有馬温泉。今もなお、多くの湯宿が立ち並びますが、その中でも有馬を代表する宿のひとつが「有馬温泉 欽山」。数寄屋造りの美しい佇まいを持つこの宿に、2024年11月、withコロナ時代にも対応する新基準客室がリニューアルオープンしました。
目 次
100年近くにわたって愛され続ける有馬の宿

神戸電鉄・有馬温泉駅の近くに立つ「有馬温泉 欽山」。緑に囲まれた有馬温泉ゆえ、交通至便の割には喧騒とは無縁で、静かなオフを満喫できる場所に位置しています。エントランスはしっとりとした和の風情。ロビーに足を踏み入れると、そこは一転して庭を見渡せる明るい洋空間。洗練されたピアノバーやエステなど、空間ごとに異なる風情を持つ施設も充実しています。

創業は1929年。以来幾たびかの改装を重ねており、時流のさらに上をいく宿へと大きな成長を遂げています。客室は東館と西館に分かれ、全31室。そのうち2022年に東館の全12室と西館の1室、2024年11月には、新たに西館の1室が「新基準客室」にリニューアル。より大きなグレードアップを果たしています。

この宿が唱える新基準客室とは、徹底した感染症対策を施したお部屋のこと。高機能の熱交換器型換気設備を導入し、客室内の空気をしっかり入れ替えつつ、玄関やトイレには手を触れずに開閉できる非接触型のドアを採用。清潔で、安心して滞在できる環境を整えています。
新基準客室となった西館の2つの貴賓室

新基準客室は、これらの突出した感染症対策ばかりでなく、間取りにも温泉にもたっぷりの工夫が施されています。たとえば、2022年にリニューアルした7階角部屋「【新基準客室】西館・銀泉半露天風呂貴賓室【吉兆】(禁煙)」は、眺めが抜群。寝室とリビング、ダイニングの三間構成で、広さは約200平米。

銀泉の半露天風呂とワーキングスペースも備えてあって、高級感あふれる造りです。

もうひとつ、2024年にリニューアルを果たした客室が、この宿のフラッグシップルームとも言える「【新基準室】西館・銀泉露天風呂貴賓室【貴舟】(占有喫煙室付)」。広さ約150平米。愛煙家に喜ばれそうなスモーキングシアタールームがあったり、寝室には次世代型電動リクライニングベッドを備えていたりと、至れり尽くせり。設備の充実ぶりには目を見張るものがあります。

しかもお風呂は銀泉の専用露天風呂!湯船も160センチ四方もある大きなもので、手足をぐーんと伸ばしてのんびり、ゆったり。銀泉は泉質で言えば単純放射能冷鉱泉なので、高血圧などに効果が期待できますよ。

鉄分を豊富に含む、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉の金泉にも浸かりたければ、大浴場へ。金泉は塩分濃度が高いため、ほかほかとよく温まります。なお、こちらの大浴場「つづみの湯」と「花の湯」は夕男女入替制。チェックイン当日と翌朝とで、2つの湯処で湯浴みができます。
料理長が心を込めて作る、京風創作懐石

期待の食事は京風の創作懐石料理。神戸牛はもちろんですが、瀬戸内にも日本海にも近い有馬は、新鮮な海産物も手に入る土地柄とあって、山の幸と海の幸があれこれと並びます。ただ、ひとつの抜きん出た食材に頼るのではなく、懐石料理という流れの中で楽しめるよう工夫されているそうで、次は何が出てくるか、よりワクワクした心地に。

しかも熱いものは熱く、冷たいものは冷たいままで供されるので、出来立ての美味しさが味わえます。

金泉と銀泉、2つの有馬の名湯に浸かれる喜びと、念には念を入れた感染対策が施された新基準客室に泊まれる安心感と。そして、常に心地よい環境を提供したいと進化を続けるもてなしの心。この3つが揃った「有馬温泉 欽山」なら、満足度の高い宿泊に。誰かを誘って再び泊まりに来ようという気にさせてくれる、名宿だと実感できるでしょう。
有馬温泉 欽山
兵庫県/有馬温泉












